Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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堆
(
うずたか
)
き 入道雲を制する如く 飛行機は飛ぶ 一直線に
7
関空の凪いだ海は 泣けるよな灰青色で おかえりと揺れる
10
広大な畑にポツポツ
麦稈
(
ばっかん
)
ロール 十勝の夏を たんと吸い込め
8
帰らねば 帰りたくない これまでも 幾度も我を 責める葛藤
4
その時まで
娘
(
われ
)
ら健やかに暮らすことが 母の望みと 互い励まし
7
終焉の近付きたれば 生くるための ちから薄れて 延命無き 老い
6
面会で 母の頬撫で 手を握る ただひたすらに 平穏であれと
16
嫁ぎし地で 母を見守る妹に 神のご加護あらんことを
4
妹の出勤見送る 北国の朝 三十度 陽射しは南国
8
十勝平野と 遠き
山脈
(
やまなみ
)
一歳
(
ひととせ
)
経て やうやう見馴れくる 夏の夕
6
寝不足と 閉塞感で危うい時は エルレ聴いて バランス取ってる
3
観光客を 裏切るような 曇天は きっと私のせいです ごめん
5
バスの窓
郷
(
さと
)
へ導く日本海を 映すこと無く 東へ走る
4
好きだった着物 作務衣にリメイクし 着姿浮かべ 鞄に詰める
5
ひらはらと 点滅をする 言の葉を 留めてくれぬか 夏用シャンプー
5
身に覚え無き青アザの原因を 思い出すまでが 脳トレとなり
14
一階で降り 鍵かけた? 直前の記憶失くして 九階まで戻る
11
この一年の 家族の無事を 感謝して 去年の
粽
(
ちまき
)
を お返しする
7
人混み避け 涼しいうちに
後祭
(
あとまつり
)
近くて遠い
古
(
いにしえ
)
の都
7
お出かけ前 女子は時間がかかるもの 理解するまで三十余年
5
丘の
稜線
(
せん
)
に 名残の夕焼け
明日
(
あす
)
の晴れを 約束しつつ 薄れ暮れゆく
8
答案に 「相聞」を「相悶」と書いた 友はあながち間違ってない
9
現代の若者が詠む相聞歌 そんな日々もあったなと 遠い目
8
久々に エアコン切って 迎えた朝 家中に蝉時雨 満ちる
10
西の方 生駒山が霞んだら 雨降るサイン そういうのが好き
7
お天気も 季節も歴史も 感情も ベランダの窓が フレームになる
9
昨晩の 雨と雷 アスファルトの 熱持ち去りしか たんぽぽの笑み
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独り居て 幼な子の思い出ぐるぐると 抜け出したくも抜け出せぬ渦
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色鉛筆で描いたカタカナ絵本を 今でも好きだと言ってくれる
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子供部屋 楽しげに読み聞かせの絵本選ぶ 小さなあたま ふたつ
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