Utakata
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理郁母
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皆さんの歌を読ませて頂けてとても楽しいです。
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スズメバチ 早も飛び来て威嚇する 秋の唯一嫌いなところ
8
母背負い歩く夢から覚めた朝 寂しさよりも 逢えた嬉しさ
29
幼な子の澄んだ瞳と「バイバイ」が 頑張るおばちゃん達へのご褒美
21
朝夕の涼気は
何処
(
いずこ
)
汗を拭き 見上げる空に雨雲の湧く
12
気象予報
睨
(
ね
)
め付けながら選びしは 晴雨兼用傘とサンダル
8
突然の退職ありてシフト増え 新人採るまで 老体に鞭打つ
10
たまに開く自分のカルテ見て萎える 忖度無しの年齢表示
10
土地土地の暮らしと 愛 が生み育んだ お国言葉が 継がれますよう
12
晴れたかと 思えば降り出す
洗濯物
(
ほしもの
)
も 出たり
入
(
い
)
ったり
忙
(
せわ
)
しきことよと
16
雷鳴と土砂降りの隙間 微か鳴る 夕焼け小焼けに 耳すます窓辺
13
しゃくしゃくと可愛ゆし音たて梨食みし 幼な子も早や三十路となりぬ
15
枕カバー 父の匂いに似てきたと 嘆く息子に 吹き出す
父母
(
ちちはは
)
13
アディショナルタイム五分の決勝弾 諦めなかったサポの後押し
6
待合室 駄々をこねる子 抱っこでも お菓子でもなく 「ゆーちゅーぶ!」
13
涼し朝 揚々出勤 退勤の午後は真夏日 足取り重く
7
忘れてた エアコン切って 窓を開け 通る風が 心地良きこと
12
可愛らし 令和生まれの
患者
(
ひと
)
増えて こうして時代は移りゆくのね
13
腕時計 ベルトの穴ひとつ分の ダメージ残し 夏が去りゆく
10
雨去りて 秋を纏いし朝の空
涼風
(
すずかぜ
)
清かに 心をほぐす
10
病前は 自己にも家族にも厳しき人 病後は丸く 仏様のごと
7
午後十時 お風呂も済ませ テレビ前 好きな番組 五分で寝落ち
11
この先は ひと雨ごとに涼なるや まずは昨日までの 熱冷ましませ
8
ふるさとの一方言の 「あずましい」 微妙なニュアンス 訳すは難し
14
職場にて たまに出るらし 方言とイントネーション
可愛
(
かわ
)
いと言う
同僚
(
とも
)
11
息子
(
こ
)
からLINE 電話していい? 着信を待つ数秒が 長く思えて
12
夕暮れの空に惹かるは 美しく刹那に変わり消えゆく
彩
(
いろ
)
ゆえ
6
繕い物
(
つくろいもの
)
母想わせる
温
(
ぬく
)
い名が 付く家事もあると ほころび直し
11
恭仁
(
くに
)
京が 置かれし頃からの歴史 しかと学べと 睨む広目天
9
住む街の 寺でら仏像多きこと 博物館にて 初めて知りぬ
6
レモンの木 成長早きを 共に見て 「これ何?スイカ?」 せめてミカンで
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