Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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公園を闊歩す高齢ウォーカーの真っ赤なシューズに意気込みを見る
30
「捨てられぬ」
夫
(
つま
)
と「捨てたい」わたしとの攻防戦となる衣替え
34
秋晴れにマンション草引きほのぼのとご近所さんとのふれあいも良き
22
「母さんの煮物好きや」に
絆
(
ほだ
)
されて ひじきグツグツ夏日の夕餉
36
『ぐりとぐら』幾度読みしか吾も子らも あのカステラは
永遠
(
とわ
)
の憧れ /キロ様の
短歌
(
うた
)
に寄せて
15
衣替え遅々と進まぬ神無月 箪笥の秋服 退屈そうに /
29
度
25
月明かり照らす夜空のひつじ雲 秋の夜長を静かに飾り
20
海と空だけの景色を閉じ込めて胸いっぱいに青を満たして /旅の終わりに
22
坂登り
夫婦
(
ふたり
)
の母校
訪
(
おとな
)
いて あの日と同じ海見下ろせり /高校時代に戻って
24
十勝から日本海は運河の街へ 走れ走れ名古屋ナンバー
20
妹と楽し思い出語らいて
亡母
(
はは
)
への誕生プレゼントとす
30
船上の露天風呂にて語り合う一期一会も楽しからずや /私も入りましたココニャン様
19
満天の星 明くれば蒼き空と海 ゆるり流れる至福の時間
20
夜の海 フェリーの灯り煌々と照らし始まる 心待ちの旅 /長男の愛車も共に
22
今日もまだ半袖の
吾
(
あ
)
に妹の「朝はヒトケタ」警告LINE /帰省
25
秋の日に
刈田
(
かりた
)
一面ひこばえの
碧
(
あお
)
き
生命
(
いのち
)
の
漲
(
みなぎ
)
りてあり
24
秋なればこの一粒が食べたくてついつい買っちゃうミルキーチョコ
17
ゴール裏 汗滴らせ声を張る 楽しさ悔しさ胸で混沌 /負けた…
15
夕風に楚々と白き曼珠沙華しなりて思ふ秋のその先
23
難産のすえに我を産みし母に感謝を込めて手を合わす朝 /誕生日
24
実を
抱
(
いだ
)
き淡いうすべに染まりゆくミズキの葉にもやわらかな秋
21
後輩
(
とも
)
からの引っ越し葉書に綴られた文字の嬉しき
あの頃
(
高校
)
のまま
20
ちょっとずつ余った野菜で
具沢山
(
ぐだくさん
)
エコな味噌汁 ほほっと美味し
24
仕事終え疲れの滲む身も心も包み込むごと虫の音の降る /神社の
杜
(
もり
)
20
美しく刈り取られゆく田に集う白鷺の群れ秋を告げをり
26
野花の
上
(
え
)
ちろちろ巡るルリシジミ季節の
間
(
はざま
)
戸惑うように
21
夕散歩 手押し車のご主人に付き添う犬の誇らしげなる
30
日が落ちて部屋に吹き入る
涼風
(
すずかぜ
)
に靡く水琴 澄みし秋の
音
(
ね
)
/風の水琴
17
思い込みで失敗重ね自覚する 記憶頼みはそろそろ危うい /確認は大事
22
いつぶりか窓開け放ち虫の音の
清明
(
さやけ
)
さ満ちる秋分の夜に
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