天国か地獄にいるかも分からない父への手紙に切手を貼った
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スーパーの果物売り場の品揃え葡萄が増えて秋の足音
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ひまわりの畑にそっと咲いていた秋桜の色濃い赤になる
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じいちゃんは「好きなだけでは働けん」と回言い、僕に笑った
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小四の 孫が描きし四コマの 漫画の出来に爺(じじ)舌を巻く 
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時々は金魚も夢を見ていたか 大海注ぐ黄河のほとり
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まだいない人を思って小さい小さい服を二人で選ぶ
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ひと回り 大きくなって 帰って来い 海外へ発つ 孫にエールを
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朧夜に 月の明かりも 濁りては 言えぬままにて 過ぎしあの日を
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木の役のあの子が自我を主張してそこから劇がおもしろくなった
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AIに自分の気持ちを聞いてもらい夫の前で笑顔で居られる
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はいはいを始めた君の足首に一人前にくるぶしできる
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奥美濃の郡上八幡秋つばめ 雲井はるかに影も消へゆく
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もうそんな 季節なんだと 思わせる 雑貨屋さんの ハロウィングッズ
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タイチームの日本人コーチに文句言う日本の監督トルコの人じゃん
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天つ月 雲居はるかに 眺むれば 三笠の山に 出でし月かも
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割れるように 頭が痛い🤕 眠剤と ロキソニンを 流し込んで寝る
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大根の芽が出ぬうちに生えてくる名も無き草の雑草魂/抜いたけど
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天国へ人を送ったこの俺が地獄行きとは納得できん/社会派ヒューマン短歌
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とくべつにつらいわけではないけれどきょうはそぉっとほおっておいて
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炎天下 手押し車に日傘無く 冥府魔道を媼は生きる
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仕事など 終わる気配も ないままに 玉ねぎのよう 目元が痛む
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ひだりから差す朝日にて何年か隠し通した恋溶けており
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壁際の猫の毛並みをじっと見る隣の家に拾われた猫
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地震の日野分け得意日新学期心細げな曇天の空/防災の日 二百十日
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万智さんが教えてくれた『滑走路』「生きる言葉」に載りし歌集よ
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畑にて寛永通宝出土せり どのご先祖の落とし物やら
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膝寄せて 線香花火 散る川辺 遥か彼方に 遠のいて夏
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赤本に向かひ向かはれ三日四日 月月火水木金金と
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落ちちゃった 思いをのせた あの短歌 どこまで落ちたか 下を見てみる、                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   若き日に 君へと綴る 蜜の文 逢えぬ日々さえ 甘く儚く
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