三杯の味噌汁つくる喜びを 土に埋めて今日で幾日
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ばあちゃんを姥捨山に運んだら「ごみ捨て禁止」の立看(たてかん)がある/ほのぼのファミリー短歌
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大規模なサイバー攻撃「事故」と聞き違う気がして引く国語辞書 /記者会見にて
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抜け殻になってもいいとは言ったけど、すぐに元通りになる前提
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教科書に アンダーラインを 引き過ぎて 何が大事か わからなくなる
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この街のどこかでいつか果てるのを覚悟というか冷めて肯(うべな)う
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伯父さんの部屋は異世界 レコードで南沙織を聴かせてくれる
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悲しいなママと結婚できなくて三歳(息子)の言葉録音したい
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中吊りの ブランコゆれる どこまでも あと三駅で キミにサヨナラ
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夕暮れの 伸びる影すら 逃げ出して ここに僕だけ 置いていくのか 『海岸』
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幸せにできなかった兄妹の分まで三毛猫(きみ)を愛すと誓う。
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寝に落ちた私を待ったお布団のずっしりと冷たい芳(かぐわ)しさ
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セーターについた香りはパンプキンあなたが遠くなった瞬間
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夜半より 降り続く雨しとしとと 季節は移ろふ冬へプロローグ 
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秋の庭コスモスのあとパンジーに季節巡りて色を変えゆく
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スーパーの床に描かるケンケンパ 幼き子の背へママの手が添い
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花束の脇に切り花延命剤 造花に見える生花だと知る
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色付いた銀杏並木を歩く時遅延行為でイエローカード
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文化の日、流星電波観測の難儀のすゑに欣快の至り
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母さんの声懐かしく幼気にイーハトーブの夜に降る星
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かもめ鳥迎ふる声のさわがしき小木の泊まりにわが船着きぬ
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目に清か旬は過ぎれど冬紅葉 朝の散歩に楽しみひとつ
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暗がりに目が慣れぬままなのは君がずっと光を見つめてるから
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日の名残り翅にたたみて秋茜 染まりゆく宙身にまとふごと
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声に出し短歌を詠めばこだまする湯呑ひとつの小さき部屋に
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果て知らぬ大地と山とその風は 一瞬だけれど慰撫してくれた
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祝日の 街に繰り出し 昼呑みし 昨日の失言 深く反省
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高架下 電車の音で かき消して あなたの体温 だけを感じて
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何もかも 知っているわけ ないでしょう それでも人は 他人を裁く
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とんがらし冷奴にもかけた父 棺に入れたのまだ残ってる?
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