Utakata
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いつもなら 琴線触るる
短歌
(
うた
)
を詠む 投稿無かばutakata寂し
18
澄ます身にそそぐ蒼さとなつのこえ うなじの風をみおくるおとめ
14
ブルーベリー朝の暑さでもたれ合う「甘い実になろう」ささやきあって
22
雲越ゆる
外山
(
とやま
)
の空に鳴神の音はしながら晴るる夕立
26
明月や
団扇
(
うちわ
)
片手に手酌酒
霰
(
あられ
)
豆腐に
蛸
(
たこ
)
のぶつ切り
12
何事も 無には戻らぬ 世の常を 憂ひ抱きつつ 日々を営む
11
捨ておきしBSアンテナの再利用にわが電波少年のよみがへりたり
11
ひなどりが 夏の夕暮れ 駐輪場で ペトリコールに 追い立てられて
16
放課後の市民プールに集まりし 学童の声椋鳥のごと
21
制服の揺れるスカート追い越して 軽く感じる買い物袋
11
行ったことあるとこテレビに出ていると なんか嬉しく笑ってしまう
10
蝉の羽化宝のように持ち帰る 子の手のひらで命が瞑る
19
雷鳴は荒々しくも束の間に去りて残るは蝉の鳴く音
9
何もかもうまくいかない、日々辛い。せめて涙が出ればいいのに。
16
俄雨
(
にわかあめ
)
後の夕風涼しくて夏の空気を大きく吸って
12
曇天に 今のうちだと チャリ漕いで 猛暑の備え アイス購入
19
孫の日課 空の写真を 撮ることに 離れていても 空で繋がる
14
カフェインとウヰスキーと想ひ出が ナイトメアへと澱みて沈む
14
タコの目の胡麻さえ苦辛す我からは キャラ弁職人神の領域
13
謎多き 貴女のことを 知り行けば 心惹かれて なお解けぬまま
9
ひたむきに生きるあなたにとおり雨 濡れたまんまでいさせないから
7
嫌々に出掛けた散歩雨が降りこれ幸いと千歩で帰る
7
ジャガビーを欲すも値段にとまどいてここも選ぶはジェネリック品
7
梅雨が明け祭の前にこの暑さ 世の中どこも危険がいっぱい
16
再現を試みている 閃光が脳と指先を満たす瞬間
14
会う度に痩せてきている義姉さんの夏でも冷たい手を握りしむ
22
深夜歩いて生ぬるい風に栓を差せば時空歪みて夏来たり
7
設備士の 試験また落ち 心折れ テキスト捨てて 諦める夏
7
決めしこと人は信じずかかわらず忘れずいたいは感謝と優しさ
6
木漏れ日は予約して行く午後三時病院内のとこやの名前
6
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