系統図、途絶えた先のバス停は案山子のように影伸ばしをり
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レジ前で トングの向きを 変えながら お願いします と会釈するひと
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謝罪して理屈にこころ追いつかず溜め息ほどでない息を吐く
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「うたかた」を始めて以来二年過ぎいいね支えに三年めへと(いつもありがとうございます)
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大賀蓮おおがはす 早朝「ぽんっ」と咲くといふ 妖精来たりて杖を振る如
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自分からわくにハマりに行くくせとらわれ今日は1日不貞寝ふてね
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浮き沈みしても焦らず「日常」をひたすらに生き 時を重ねる
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ピストルの音で目覚める朝もあり 青空透けるクラスの旗よ
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トンネルにルージュがひとつ転がってイヌサフランはしずかに咲いた/折句・トルコ石
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「ねえパパはどこへ行ったのママ」「庭にいるわよいつか掘ってみなさい」
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看板は出してませんの路地ですし 白いダチュラが目印ですわ
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嵐くる 不穏な空気 それさえも 味方にできる 大きさ持ちたし
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これホントに 捨てていいのと 聞かれても 思い出さえも 要らぬ世となり
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いつか来る別れを箱に仕舞い込み また明日ねと祈り伝えて
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切り立った歌は詠めない。もう君の頬のまろさを知る私には。
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家中に追熟梅の香は満ちて昼間通過の台風を待つ
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くしゃみしてうるささ咎める人は居ず咳に労りくれるもおらず
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ぼんやりと 思い出すのは 淡い君 風が揺らした 群青の夏
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キーパーのいないゴールにシュートする やっぱり無理か みんなは塾だし
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岡山の暑さをみやげに妻もどり今日の津軽は三十一度
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寒いとか 暖かいとか 言うけれど ちょうど良いとき すぐ気付けない
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農機具の 手入れを怠り立ち尽くす 俄農夫は反省仕切り 
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迫りくる嵐に備え客減りて人気の店に行く好機かな
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五月雨さみだれの 初夏の野辺に 散りぬるを 青葉のかげを いま思いけり
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風に乗りいづくへ失せし黒き鳶ふたたび舞へと雲間をぞ見る
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爛漫なあなたに愛を届けたく不在通知を入れる毎日
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おふくろの問診票を代筆す おんぶした背の…なるほど、縮み
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アパートのガラスの向こう坂のうえ温室猫にまた会いに行く
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きみがいた期間分だけ忘年をするさとふるの蟹半分食う
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ミニチュアの潜水艦に乗り込んで空想の中を深く深く
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