Utakata
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難しい手術でしたが成功です こちらが摘出した信念です
14
子らからの宅急便のあひつぎて冷凍庫うめる博多や出雲が
12
手入れなき 庭に雑草蔓延りて 無精な倅と亡き父母笑ふ
13
五月雨の雲の幾重に閉ざしても
明
(
開
)
くるは早き夏の
天
(
あま
)
の戸
13
ぬばたまの夜に夢路のあめふらし 黒の
深山
(
みやま
)
にたどる きみが香
12
自らの テキトウ ズボラな性質を 呪う日もあり祝う日もあり/今日は呪う日(反省)
14
食卓の芍薬落ちてコーヒーへ 幸か不幸か決めかねる朝
11
ランドセル背負った子たちの行進をただ眺めてる東京の春
14
大雨の去りてそろりと梅雨入りす 更待ち月は待ちくたびれて
14
始まった第二の私未熟なまま すべてを許す小さな神様
9
暮れなずむ飯森の野辺提灯の明かりかすかに葬列は行く
9
梅雨寒に「寒いね」といふ
相方
(
あいかた
)
の無きに慣れたる
程々
(
ほどほど
)
の日々
15
雨降るを十分前に言われても傘ないんだよ天気予報よ
8
虹色に染まる渋谷をねり歩く今年も生きるあなたとともに
8
わだかまる胸の中には黒々と憎しみに似た何かが澱む
8
雨季近し木ノ下闇の腐葉土に 夏の虫らの蛹脈打つ
15
そよ風の Shall we dance? で手をとって ふわりと揺れるレースカーテン
7
ツバメはね パスワードはね もってない もってないけど きみとはあえる
7
渦巻く雨の去りて
朝
(
あした
)
濁る溜まりに
蛙
(
かはづ
)
一疋空仰ぐ
6
何もかも大忙しの朝時間ホットサンドに挟んで消化
8
朝晩の冷えは
束
(
つか
)
の
間
(
ま
)
ものぐさの着てる七分に日除け腕カバー
18
夕暮れどき
しんしつ
(
寝室
)
・かーてん ちょいと開け おそとみるのが チビ猫ルーティン
20
月つとめ
(
月経の隠語
)
冷房の風険しくて吾を癒やすは窓越しの風
5
早く終われと永遠に続けが交差する子育ての難しさよ
5
愛すれば 悩みはいつか 消え去りて 喜び満ちて 愛に染まりて
5
コンコン失礼します地獄の門をあけてくださいな
5
なんという 便利になれば なっただけ 不便なものも たまに恋しい
5
ダンボールの 敷地に脱いだ 厚底のブーツ 家なき女性の前に
8
一人時間 七日分のパックして 終わる日に 貴方に会えて 二人の時間
5
愛猫のチロルの方が私よりバランスの良い食事をしてる
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