休日の 午後は座椅子にもたれつつ ゆるりと涼む秋風ぞ吹く 
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VISAカードの解約すませ安堵する老いの心に終活の文字
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火葬場で 親父が灰に なるまでに 家族で話す 親父の愚行
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「また明日」ペダルを踏んだ夕暮れに君とおんなじ瑞雲を見た
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九九ならひ七の段より手こずりし二年の吾子は中学へゆく
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もう一度ちゃんと青春してみたい 鎌倉高校 駅前は海/江ノ電、いいなぁ
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盆の時期娑婆は地獄の暑さだよ季節変えなきゃもう行かないよ
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『好き』という言葉 以外の全語彙ごいで、君に好きだと伝えているのに。
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ダイソーで学校雑巾買う人と同年代の吾は菓子買い
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マウスでは 効果あるらし ミントティー 人体実験 我が身で試す/認知症予防
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本好きの意地を感じる絶やすまいと本屋のあとに本屋が出来て
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お前今日誕生日なの? 早く言え 片手で投げるハーゲンダッツ
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要するに 他人の欠点 赦せれば 自分も少し 赦されるかも
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熱量とともに減りたる靴底を磨きつつ見る 日曜の夕
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国道の向日葵ゆっくり見たいのにいつも信号青なんだよね
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占いで やめときなさいと 言われても わたしの人生 すきに生きるの
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夜明けなど来な来な来なと願へども昇る朝日を疎ましく思ふ
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学校に向かう途中で猫ちゃんがぬくぬく寝てた 一緒に寝たい
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ネトフリでホラー映画を観たはずが 視聴履歴に「未配信」と出る
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午前五時暑さ避けての農作業 まだ薄暗し秋の気配や
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地震明け ダイヤ乱れた 休日の 満員電車に 戸惑う親子
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母ごころひそかに疼く秋鴉 巣立ちしあとの夕闇の濃し
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精神を病むまで打ち込むミュージシャンの作った歌を片手間に聴く
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スマホ見る 手に顔付け ゴロゴロと 餌をおねだり 三毛のあざとさ
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暖かい ひかりが灯る ひと窓の 今日も迎える 日曜日の夜
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もうひとつあると嬉しいお茶請けの信州銘菓雷鳥の里
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十円の違いしかない納豆も食えば違いはわかるんだろか
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過去よりも今のあなたがいとしくて両手でそっとつなぐこれから
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始祖鳥が騒ぐ月夜に寝返りを打てば一億五千年経つ
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ミンミンの声コオロギの声鳥の声トンボ行き過ぐ緑は深し/ああ豊かだ
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