僕らみな花火みたいに見えるかな 違う時空のどこかで見れば
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大声で威嚇しながら歩くやつ 何が見えてる何に怯える
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五分にて 出来る素を使い 「うまい」と言う 褒められうれし これからも使うぞ
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肌寒い ついこのあいだ まではまだ 暑かったのに 寂しいじゃんか 
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新米の 豊かに実る秋なれど 場当たり農政無策なるかな 
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堂々としておりました 堂々としていなければ泣きそうだから
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「久しぶり、お元気ですか」だけだから 同窓会は遅れて行きたい
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ひと夏で一生分の恋をした 繋がりトンボを視界の端へ
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宅配が門扉閉めずに帰ってく今度やったら許さないから
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手のひらに熱さが残る喧嘩して返す言葉がなくなったあと/題『返』
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瓜食めば子を思ひたる憶良ゐて 「ひとり」の文字や宝に見ゆる
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日々変わる子どもの好きに引きずられ変化を怖れなくなる不惑
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雨に泣きこうべをたれる秋桜や明日はきっと小春日和ぞ
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水飲んで寝て夜厠に起きるなら汗かいてなくやっぱり秋だ
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なぜだろう 娘が握った おにぎりは パクパク食える 抵抗もなく
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エアコンをぴいっと止めてこの音が夏の終わりの合図なのかな
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呼吸法 吐くのが先と教わりて 与えなければ得られぬものと
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夏空の キャンバスに今えがく 大志抱きて 明日へと歩む
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夕闇に舞うあの影を待ちわびて雨のしづくに心濡れつつ
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酔い覚まし 味噌汁飲んで千鳥足 明日も仕事 と念じつつ
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花びらを降らそうといる此岸からきみにこころは届いてますか
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帰省中の長女の分もと水たしてコーヒー豆の数ふやしけり
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まっすぐに初秋の空へ欠伸して吐息の音に宇宙が揺れた
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眠そうな ねこの視線を 感じつつ ゆるり目を閉づ 午睡の時間
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教会へ向かふ喪服の揚羽蝶 祈りの窓に影を落として
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秋雨で一人こもり続けて靑海原のひと舟のよう
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憂鬱の 雲覆う空 白色が 滲み差し込み 水玉踊る
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父親にふれた火傷でザラついた舌にはつばをつけときゃなおる?
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死の端を舐めて吐き出すだけの日々 夜は落ちてくためだけの場所
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名を呼ばれ 振り向き君の 浴衣見て なびく袖髪 心奪われ
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