植え替えて 枯れたかに見えたアロエ株 見事復活 底力見る
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パンという 幸せ香る 誘惑に 負けて来週 健康診断
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冬を越し 丸々太る新玉を 両手に抱え笑みこぼれけり 
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川縁かわべりのひとり歩きのひとごと過去と未来が交差する午後
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前もって子を諭したら「歯医者しゃんで泣くかどうかはオレが決める」と
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雨の日に野良猫ひとつ生垣へ 頭隠して尻は濡れおり
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病院に行かなくていい土日には児童のように心がはしゃ
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この浜の岬の先の灯台の光の先の夜の水平
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菓子作り 何が一番イヤかって 砂糖の多さを思い知る事
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ハイデガーもキルケゴールもサルトルも 焼き鳥を塩で食うのでしょうか
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いつか来る別れを告げる五時の鐘 風で動きつづけてブランコ
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振り返り 特別なこと 何もない 平穏な今日 それも特別
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人の手は春巻きよりもホロホロで握るとすぐ砕けてしまうの
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ひとこえのやさしさ触れて花心 完成された地に長い雨
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窓開けて駐車場にて時つぶし 少し居眠り次のアポまで
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逢えたなら また来る夏と あの夏を 一つの長い 夏にしようよ
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台風の次の次の日曇り空野良仕事には良い日和なり
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失態に 腹をも切らぬ 政治家の 武士道語る 笑止なるかな
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がらがらの電車であなた足そろえ リュックを膝に抱えてた午後
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不安感 迷い 停滞 孤独感 ぼくたちは今踊り場にいる
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雨晴れの石畳行く下駄の音 八坂の塔に青もみじ映え
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潰された左目澱む人影が愛し愛しと濁らす意識
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校庭を逃げるあの子に追いつけずチャイムを聞いて泥棒は笑ふ
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「失敗」と名のつく母は「成功」を愛した?花瓶はがらんどうのまま
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成功の途中だと言う君が焼く崩れたタコ焼きは背筋伸ばす
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高校の 制服見せに やってきた 生徒の顔の その誇らしさ
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犬をまだ わんわんと言ひし 幼な日は 人のこころも 近かりしかな
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アスパラや稲にたむろう生きものに虫も殺さぬ我天仰ぐ
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生温い豆乳飲んで耐え凌ぐ蜂蜜混ぜた生姜湯も飲む
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明け方に 寝相の悪い 子どもらを 元のカタチに 戻してまた寝る
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