Utakata
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レンチンの レトルトカレー置きゆきて 妻はいそいそ女子会へ行く
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サザエさんの笑顔のあとに押し寄せる月曜という名の怪物
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暑い中申し訳ないと思いつつ 今日も宅配頼る還暦
13
炎天下 夏草茂る 土手道を 肩をすぼめて 自転車で行く
19
びうびうと涼風の鳴る大暑の候。ねぷたばやしもかすかにまじる
10
ヤーヤードー弘前ねぷたはしずしずと 青森ねぶたはラッセラ跳ねる
21
年齢のエスカレーター下らない 屋上までの階を楽しむ
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歓声を 上げたり涙 溢れたり 夏の花火は ドラマのようで
9
今だってココロの底では思ってる 入道雲にはきっと乗れると
9
錠剤を飲んだつもりが床の上 転がりており ふたつみつよつ
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ポラロイド夏の日差しにすぐ褪せて 眩しい日々は残りにくくて
8
どうせなら 悪いところの 話より おもしろそうな 話をしよう
8
背伸びして 酒のジョッキを 取り出して 中に注ぐ オレンジジュース
8
荒天を衝きて渡らむ幾千里とうぞくかもめ逆境に立つ
8
大の字で寝てる主人の左肩近くで丸く寝てるバカ犬
8
しののめの 涼しき刻の ありがたさ 季節過ぎれば 忘るるものを
8
ローソンのサラダチキンになる前は庭でミミズをつついてました
9
鉄黒の瓦にポツリ雨雫乾く合間に雷雨となりて
9
大福を落として転がるその先に すごい顔して犬が待ってる
9
木が倒れ百数年の切り株に 僕が座っておにぎり食べる
7
散歩する鞄に金を入れてなく充電切れは水も飲めずで
6
思い出を 重ねることが 望みなら 二人の路は あたたかく灯る
8
写真には 映らぬ陰を 見ていたら クリオネみたいな 声が聞こえた
8
室内の 気温三十一度 涼しくも 感ずるわれは 慣れという魔か
9
薄い味 三年過ぎて 慣れし舌 甘辛人生 卒業近し
12
君の名を 唱える夏の夜 消えたいと思えなくなる ほんの刹那に
11
ゆらゆらと風に吹かるる黒揚羽 蜜も赤いか彼岸花のうへ
8
ラブレター代わりに一首作ろうと指折り数えるあぁ字余りだ
7
明日には止む雨らしい 全員と仲良くしなくても良いらしい
6
痛くともただ食うことに困るだけ情けなきかな口角炎よ
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