私だけ真っ赤な夕焼け魅せられて キミの住んでる関東は雨☂
19
食堂で 魚をきれいに 食べるひと 自分の好きな 僕になっていく
13
扇風機まだ仕舞わずの活躍は部屋干しされた洗濯物に
13
真っ白に花びら開く曼殊沙華凛々しく立てり鉢に一輪
13
川の中深くまで行く釣り人をみなで見守る瀬田の夕暮れ
13
この夏の花火大会屋上で音で感じる見えない花火
14
「また明日」笑顔で別れ際言える 君と過ごせる日々はわずかで
12
今までも これからずっと 掃除して また掃除して
12
睡眠と永眠を嗅ぎ分けられず夜にあやされ赤ちゃんは泣く
11
七月の僕から届いた朝顔を 母の時間が花にしてゆく
11
校門で 「また明日ね」と 何度目の 保証書のない 未来を契る
13
秋風に 金木犀の香り立ち オレンジ色の絵具を纏い 
14
今生は銀河の旅の途中下車 ひととき愛づる青きこの星
14
花となり生まれ変はるや彼岸花血潮吹きしく古戦場跡
10
階段の昇り降りにて手すりに手添えだしてから半年たった
11
「出身はここ」とあの子が指さしたGoogle Earthに孤城がゆらめく
9
あなたとの記憶は全部あの夏に預けて僕は日々に帰るよ
10
手の甲に脈が浮くときぼくたちはみんな生きててみんなさみしい
9
雨降りもポイント5倍のスーパーはいつもと同じくらい賑わい
10
土手を越え水かさ増して彼岸花 今が盛りで居場所なくして
9
あなたには スゴい才能 感じるの わたしをイライラ させる才能…
8
折角の 連休けて 雨の所為 湿った部屋に 落ちてる私
8
本当はとても簡単なのだろう 貴方に好きや嫌いを言うのは
8
ありがとう そんな些細な一言で関係性が曲がってしまう
8
帯締めて 引き締まる気や 留袖に 古人いにしえびとの 朝を思えり
10
ねえ姉やお里の便りいつ絶えた5時を知らせる防災無線/赤とんぼ
19
死にたくてたまらない夜の散歩道 このままきみを殺してみたい
7
本を読め 好奇心持て 自信持て 説教したいは 青かった私
7
猫カフェにいつか行きたい駅前の 先日できた、あれ!?潰れてる
18
善人の無神経さに傷つけば立ち往生して悪人になる
9