Utakata
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焼きたての厚焼玉子だし汁がこぼれぬように抱えて帰る
20
はやぶさは百三十年の時を超え花巻の町アメニモマケズ
14
雀二羽水たまりにて羽バシャリ順番まちか?枝の雀よ
13
前髪の乱れをいくら気にしてもどうせあいつは見てやしないわ
16
ビリなのにカメラに向けてVサイン出すわが息子先が心配
15
丸々と 太った牡鹿 木の陰で 脚折り畳み 香箱座り
12
風邪ひいた君に淹れるはミルクティー。はちみつしょうがにちょっとの愛情
11
雨降らば 足元寒し冷え冷えと 温もり恋し長月の夜
13
なんか今日、 靴紐がよく
解
(
ほど
)
ける日、次
解
(
ほど
)
けたら無視するからね
21
ほっちゃれと呼ばれ末路の鮭あはれ 白き光となりて流るる
10
カラスがね やたら鳴いてる 季節来た 親離れする 子への応援
10
傘させば 雨は僕には降らないが 傘をさせども 濡れる想いが
9
自分こそ普通、常識、標準だ そういう人はとっても苦手
10
言いかけて やめたふりして やっぱ言う 織り込み済みの いつものカード
10
お迎えのガラス越しには喧騒が また泣いてるわやはりうちの子
10
雨予報目覚まし遅くしたはずが早く起こされ震度四とは
10
神々は出雲ツアーのご準備で 忙しいのか
止
(
や
)
まぬ長雨
19
この秋はあまり虫の音聞いてなく雨音ばかり聞き飽きており
8
陽の稀な空をみつめた夏ゆけど干されしままの私のこりぬ
7
ちま猫ちゃん おひざにのるの だいすきよ ちゃみちかったよ おかえりおかえり
21
傘さして雨靴はいてカートにはビニール今日も雨の出で立ち
18
「メレンゲ」が喉まで出かかり「マシュマロ」と言ってしまった老人の舌/『ふわふわ』の脳内変換
15
羊去り縒れた辞書に西日射す午睡といふらしタイムワープ
7
日曜日あなたとのじゃんけんに勝っても負けても1週間のおわり
8
意味もなく速さを求め疾走すバイク少年あの頃の夢
7
雨降りが吾の買いだめ邪魔をする酒税変更あと二日也
8
かけがえのない出逢いとか いうけれど 逢わなきゃよかったことも多いよ
7
孤独なるうさぎは己が毛を食みて
主
(
あるじ
)
の帰りただ待ちたらん
7
落胆とため息ばかりの雨の朝骨の髄まで落ち込んでやる
14
あの人も癌この人も癌恐れつつ今日も呑み会
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