日本酒と煮干しで愛でる秋の月 涼しさ覚え寄りかかる肩
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真剣に話したいのにぼくたちは デカすぎるナンに笑いあってる
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かたちないものを取ることうまくなりあなたは数歩先で振りむく
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酒断ちて じっと我慢の二週間 組織検査の結果を待てり 
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星屑のもとで僕らは一人だと星座になれない 光を抱いて
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運動会フリーズしてる孫を見てあなたのパパもおんなじだった
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文字打つに整えた爪色気なし誰かに触れる予定もないが
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今年あと ハロウィンがきて クリスマス そして年末 ほんとに早い
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推敲をせよというのは違うでしょ出来上がってる短歌ですもの
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十四さいだから全てが未知数で多分ポケット空まで入る
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左膝のいたみばかりが本物でなれぬ齢(よわい)をひとつかさねる
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刈り終えたうちの田んぼはいいけれどまたも雨とは友を思いて
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秋の香を風が運んで来てくれた離れた家に銀杏が実る
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今日もまた 人と生きるの疲れてる わたしはきっと ねこなのね
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老医われ青きスニーカー履き大股で! 階段だけは手すりにすがるも
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これいいね コート見ながら キミが言う ちょっと見てみる? 秋の街角
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朝五時に 暑くて熱い 目が覚めた  三寒四温 どうすりゃいいの
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こんな日も雀変わらず道に居り我が通れば チュンと飛び立つ
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晴れ続き白菜の苗買いにいく土日の後じゃ売り切れていて
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衣替えすべきか否かの空模様 定まりきらぬ袖の長さ
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外遊び 子供らはしゃぐ 姿見て 仕事も忘れ 童心になり
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ピーピーと洗濯機から泣かれてもソファの磁力は振り切れません
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随分とサボるのが上手になった 茶トラ猫には逃げられるけど
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冷たくて 固い床に 身を預け ごめんなベッド 今日は浮気だ
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記念日にダイヤの指環は要らないの 買えない時間をもっと下さい
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向日葵の夜の素顔を誰か知る 項を垂れて月を仰がず
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きみになら何度ナイフで刺されても赦せるように愛してみます
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長き夏生き抜く力試される 修羅の果てに紅葉眺むる
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「先輩」と 恋物語を綴りつつ その本は今 古本屋に
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俺はもう飼い慣らされることのない老犬なのだ 職場で居眠り
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