Utakata
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Utakataには二〇二四年三月から参加。十六歳の愛犬がいます。 皆さまの短歌に日々励まされております。
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雨の日もレインコートで歩いたね ひたすら眠る老犬愛し
13
風呂場から聞こえる口笛鼻歌が 寡黙な息子も陽気な今宵
25
古希祝い 孫もローソク吹き消して どっちが主役? にんまり二人
21
コンクリの隙間を割って首もたげ 咲いたタンポポ 春よ春よと
40
ああまたか 「丁寧」「真摯」の繰り返し 何も変わらぬ日本の政治
27
ようやくに返信届き胸を撫でスマホを閉じる 長い一日
31
結婚記念日
(
きねんび
)
に夫がくれたシクラメン 最後の一輪 可憐に開花
29
窓開けた瞬時に聞こえたホーホケキョ 散歩うながす雨上がりの朝
30
泣き出すと走って駆け寄りナデナデす 愛を振り撒く兄ちゃん二歳
26
愛犬と歩いたこの道この階段 思いを馳せる 戻らぬ日々に
40
抱きしめて頬ずりをして 兄ちゃんら 奪い合いです 妹誕生
36
支えられゆっくりゆっくり散歩する 懸命に生きる
犬
(
キミ
)
は励みだ
43
昼も夜もひたすら眠る
十六歳
(
(愛犬)
)
「散歩行くよ」とそっと抱き上げ
32
「チャッチャッチャッ」もう聞かれない足の音 歳老いて
犬
(
キミ
)
はひたすら眠る /ののの様へ
24
我を越え三児の母となった
娘
(
こ
)
よ 出産終えて
貴女
(
あなた
)
はまぶしい
33
何にしよ? やっぱりカレーね 好物の 夫退院「うまい!」と
頬張
(
ほおば
)
る
32
やっぱりね夫の存在恋しいわ 今日は
五日
(
いつか
)
目 一人の朝食
30
手を繋ぎ病院を出る老夫婦 病めるは妻らし 我が身が重なる
33
布団剥ぎカーテン開けて皆起こす 朝から全開 もうすぐ二歳
24
園庭に歓声上がる お餅つき 杵持つ子らの真剣な顔
38
「うごいたね!」一歳にっこりママを見る キミももうすぐ兄ちゃんになる
35
元旦は祖父の
一
(
ひと
)
声勢揃い 張り詰めた空気 お
屠蘇
(
とそ
)
をいただく \昔の思い出
32
寡黙な
息子
(
こ
)
居間でくつろぐ大晦日 久しぶりの家族のひととき
37
幼き日大ご馳走の大晦日 懐かしみつつスキヤキ囲む
28
ハッとする店の鏡に映る我 何時からだろう見て見ぬふりは
38
そろそろに終活思う歳かなと いやいやその前 捨て活やるか \こんな言葉があるのですね
23
今さらに断捨離しかないランドセル 三十年が昨日のようで
33
納戸には 昔のままのランドセル 背負わせてみたい三十の
息子
(
こ
)
に
32
本当のクリスマスって静かなの
園児の劇
(
降誕劇
)
に心温もり
26
朝日受け川面に遊ぶ
白鷺
(
しらさぎ
)
の優美な姿 似つかぬダミ声
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