Utakata
登録
Login
澄
フォロー
12
フォロワー
13
投稿数
90
いつぞや歌会に参加していたことがありました。以来、すっかりご無沙汰していましたが、歳を重ねた今、また日常を詠んでみます。
« 最初
‹ 前
1
2
3
次 ›
最後 »
長旅はいかばかりか 「ただいま」のひと言残して眠りこける
息子
(
こ
)
13
朝一番テーブルの上にはバラの花 静かな善き日 古希を迎える
21
仲良しの兄弟は風邪のキャッチボール 全てキャンセル今年の連休
12
いよいよに古希となりたる今朝もまたヨガでスタートいつもと同じに
18
このところ会わないご夫婦元気かな 知らず知らずに目が行くベランダ
11
ふるさとの氏神の祭り思い出す 今日の夕餉は たけのこご飯
16
脳裏から家のあれこれ拭い去り 今日は孫守り 集中集中
11
敬老パスなるもの届く いよいよに 嬉しさ寂しさ しばし見つめる
12
亡き友が焼いた茶碗 温もりに 包まれて飲む 朝の一杯
16
毎日を和ませてくれた十五年 金魚死にゆく 淋しいリビング
18
朝八時だあれもいない公園をひとりじめする小さな兄弟
13
復帰日は突然の熱で延期なり「ママ行かないで!」と言うかのように
13
若き日の爽やかな目覚めは望まねど眠れた朝は笑顔でスタート
12
「豪華船一度は乗ってみたいなあ」何気に息子につぶやいてみる
11
川の辺でトランペットを吹く学生 澄んだ音色が空に溶け込む
12
育休が明けて娘は復帰する これから増えるぞエス・オー・エスが
11
亡き友の回顧展から帰る道 遺品の茶碗に残る温もり
13
散歩道いつも会う
女性
(
ひと
)
サングラス外して現わる優しい笑顔
10
愛犬のトリミングはもうお手のもの 夫の散髪鍛えた腕で
9
すごいよね!知らない人とも会話する 日課の散歩よろける犬と
9
「行ってきます」いつもの声で出て行く
息子
(
こ
)
昨夜のもつれ少しほどけて
13
「腕前はもうプロ並みよ!」いよいよに
白髪
(
しらが
)
が増えた夫の髪切る
11
吊り上げて寝室と居間を行き来する 老犬の世界はここしか無くて
9
いち早く鯉のぼりさまのお出ましだ「わっー」と上がった園児の歓声
14
雷にあんなに怯えた愛犬はひたすら眠る何にも動じず
10
日焼け顔麦わら帽子がよく似合う亡き父想う命日の春
15
保存水賞味期限が近づいて感謝して飲む事なき五年に
13
久々にぐっすり眠れた日曜日窓開け放ちヨガでスタート
12
しゃべらない息子が居ればうっとうしい 居なきゃ淋しく部屋覗いたり
12
老眼鏡かけても読めず虫めがねサプリのちらし「ご注意事項」
13
« 最初
‹ 前
1
2
3
次 ›
最後 »