たぬ吉
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犠牲もて 人に知らせる 役目など 捨てよ カナリア 生きよ 歌えよ
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精米所 扉の前で 常連の 土鳩3羽と 新米を待つ
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大時化の 言葉の海で 溺れかけ 何も言わない 君に救われ
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その歌の放つ かすかな 寂しさが Wi-Fiとして 私を拾う
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土用明け プランタの土 天日干し いのちの布団 ふかふかにする
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君と見る 夜空の花火 もうここで 世界の火薬 使いはたして
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善玉と 悪玉 日和見 みんな居て ギリギリ平和な 私のおなか (2026/8/15改)
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GPS 持たされている 義父さんの 居場所と 居たい場所の差 辿り
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探しても 今日は見えない 星空の また輝くを 願う 曇天
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やさしさを 着込む 冷たい無関心 はだかの怒りの あたたかさ 知る
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権力の 津波を 甘く見る者が 知恵の堤防 内から壊す
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もて余す 怒りを 歌にできなくて 哀しみになる まで待ってしまう
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憂き世こそ なおさら生きる 言の葉は 無力に見えて やまとうた なり
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面識は ないけど 歌は 知っている 遠くて近き うたかたの人
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いた ということのすごさは 果てしなく あの子のいない身体を 包む
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その先で 追いつめられる 子は見えず 嬉々とし茶化す おとなの無茶苦茶
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無愛想な 近所の人が お隣の 紫陽花の世話 引き受けている
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茶化してる 人の内なる想い見る お茶目でありたし 畳にごろり
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やかましく 思える時は一瞬で 親とカナリア 生きてるうちに
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その人の 歌ぽっかりと消えてから 知る うたかたの 刹那きご縁
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神様が どうしてこの星 作ったか 知らないままで 朝 ありがたし
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新しい アルゴリズムの 軽やかに 出逢える歌と 順 環の妙
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戦争が 作られている 国会の 傍聴席へ 今 出来ること
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血 うすくて 献血できずに 帰されて 早めのお昼はレバニラ炒め
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締切が 明けましておめでとう今日 風と緑とご近所 詣で
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オメラスを 去りて彷徨う道半ば 自由という字の 檻に似ており
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勧誘に 問われて 光覇明宗です と真顔で答える 君に合わせる
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居た場所に もう居ないこと 追いかける 言葉はゆっくり 植物に似て
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メイドイン ジャパンの武器で あの子らが ころされる前に やめてください
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父に似た人 二度見して すれちがい 背中見送り 春 ひとめぐり
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