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てっぺんを今日も迎えて終わらせる 刺し子の魔法が解けないでいる
25
空見上げ あの日のことを 思い出す 祖父が残した 夢の続きを
15
病人の肩をさするその温さ気の毒なのに羨ましいのだ
10
昴の空 飛行機一機飛び立った 思い出すのは神格化した君
10
君のこと特別な人と勘違い 結局周りとおんなじ他人
A
7
文字なぞり普通の世界に喰らいつく 私はいつまでも利口になれない
7
山を行けば幹に苔生す桜ありて少し咲く花に風は冷たし
23
人生は重き荷を負う旅と言う人にはキャリーバッグを勧める
12
振り向いた名前で呼んで餌をやる昨日はヒロシだった野良猫
19
出会いはきっと偶然 別れさえ必然だった、そう願いたい
10
彩りも鮮やかな嘘も隠したいドレッシングの底に沈めよ
15
大丈夫 もう大丈夫 と繰り返す 魔法が呪いに変わらぬように
11
指先で心を吐いて傷を縫う 明日が怖い仲間にエールを
17
夏と冬 苦手な君が息を吸うように呟く 「猫になりたい」
10
ページ繰る音を葉擦れの音として聴いてる初夏の図書館は森
18
レジ(アイス+ロック+スチル)×3 麻雀で言えば役満
4
花言葉「追想の愛」咲き乱れ 放棄畑に
春紫苑
(
ハルジオン
)
揺る
32
火葬前 孫の
嗚咽
(
おえつ
)
に
皆涙
(
みななみだ
)
夏場所観てる
宙
(
そら
)
の枡席 /父葬儀終了
30
ゼンマイは 巻き過ぎちゃうと 切れますよ 心も同じ ほどほどが良し
33
どくだみの花咲き初むる朝の雨心は道に惑ひぬるかな
27
菊の脇 黒縁写真に 語る母 震える背中 我は見守る
24
19
%
(
パー
)
残り少しの充電を 満たすために夢を喰らう
6
もし君がまだあの場所にいるのならどんな言葉をかけてあげよう
12
通学路行く手を阻む水溜まりどんな海より広く大きく
8
青空にたなびく雲が知らぬ間に僕ら二人を追い抜いていく
18
見事なり! すっぽり実だけを食べてった 庭は一面ビワの皮、皮
46
あの夏の 全てを映す カセットは 君の心に 置いてきたまま
12
鞄から出てきた古いレシートにひっそり宿る旅の思い出
13
大雲は 真白に夏を 思わせる あの子の腕もまた 白かった
11
へこんでる心の凹みにすっぽりと収まりそうな野良猫を抱く
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