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雨の中 挨拶回り 君が来る 再会喜び 話止まらず
27
企画書で 熱く商談 若手社員 今月退職 素振りも見せず
30
雨打たれ 散った桜は 悲しげも 隣に咲いた 藤は輝き
35
微睡
(
まどろ
)
みて
隣席
(
りんせき
)
の人に 触れぬやう 眠気覚ましに 歌を
推敲
(
すいこう
)
33
その姿 酌量の余地非ずして 厭われし者 朱色の
百足
(
ムカデ
)
14
人間の 春を見続け 人間の 醜さなんか 知りたくなかった
9
我が部屋に干したシーツの洗剤の香りの満ちて雨の音優し
25
パソコンはグーグル先生付き添いで牛歩の学び焦ること無く
33
痩せないといけないのかな?寝る前にとりあえずやるストレッチだけ
28
残雪に うさぎの姿浮かび出で 雪解け水が田に満ち光る
25
雨の日に雨を歌ひし曲聞かば ひととき昭和がワープし戻り来
39
入学を祝う鶯うららかに 揃いし蕾ら春風纏ひ/蕾のような新入生を祝って
25
週末のアイロン作業は捗りぬ 「ながら曲」にはボサノバが良し
22
暑くなる予感の朝や紅ツツジ 花見の風邪の癒える間もなく
27
汝が心鈍き我さへ絆しけり満てぬ思ひを独り見つめぬ
14
毛布
出
(
い
)
で 吾の枕に長々と 寝そべり
毛繕
(
けづくろ
)
い 初夏と紛う朝
20
冷凍庫の ねこみにタルトと 目が合って 土曜の朝食 これで決まりと
23
お願いです 難しい
漢字
(
じ
)
にルビ振って🙏 歌の全容みえないんです
29
猫さんが隙見て狙う母さんの介護食椀攻防の
昼食
(
ひる
)
25
書くことも 読むことすらも 遠ざかり 私の文字は 未だ汚い
21
昼休み ウキウキ見るも今は無き 猫の鳴き声 響く新宿
9
今も今 桜前線 北上中 例年よりも 気が早いらし
14
「若さ」といふ通知はこなくて気づいたら「老い」のフォルダに分類されて
24
クワガタを 捕獲にいって 穴見つけ 指で手繰れば ゴキブリだった
14
クワガタの 幼虫いるか 木の穴に 取り出したるは 芋虫だった
18
パンツルック
流行
(
はや
)
りて 街に結果あり 背きて揺らげ スカートの花
24
あしひきの山切れるところ古屋連なり 日入る海に雪崩れん如し
12
ひと言の「言葉はチカラ」それだけで今も歌える師へ馳せる愛
18
散文と辞典に載るが告ぐる詩へ夢を抱けて生きる人在り
19
昔から 映画を作り 行く旅の 我が尊師なりイーストウッド 「様」
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