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枝葉なし刈り込み過ぎたミニ盆栽 春の楽しみまたひとつ増え
19
このところ 学生時代の 友らとの 距離の取り方 わからずにいる
13
新年は迎えねば来ない さながら2025第二シーズン
4
道端に雪だるまふたつ 勘違いしてもいいの? 君が来たって
14
壊したい明け方四時に鳴き出した鶏どものスヌーズ機能
27
初雪に錯覚ごとき起こりつつ木々に花々咲かせおるなり
16
神様がどこかにおりて松の内 星の光も一際清く
52
ご立派でご長寿なのに幸福か皇居で暮らす盆栽に聴く
35
御佛
(
みほとけ
)
と 笑いあう夢 この年は 何があっても 乗り越えられる
31
蜂蜜を紅茶に垂らす一年が穏やかなれと出初めの朝に
61
二つ三つ心配事が吹きだまる 風に任せよ 亡父なら言うだろ
41
珈琲とトーストの香の日常が厨に戻り睦月寿ぐ
25
日常が戻りし今朝は味噌汁と漬物並ぶいつもの食卓
32
蟲が沸く 新年早々脳腐り アイツの性器切り落としたい
9
いよいよに小さなアパート二人だけ 新婚生活戻ったようで
45
ポタージュの缶の底にぞ残りたる つぶつぶコーンはいかにして喰む
24
愛犬の骨壷を抱く 嗚呼キミもここに一緒に来たかったよね \ 新居に移りました
54
雪の紋 貼りつけ走る 車窓から
大雪山
(
だいせつざん
)
の 気高き稜線
41
ただ焦がれ貴方に会えたそれなのに 遠く掴めぬきみの手のひら
15
絶滅危惧種のうさぎとそうじゃないうさぎが並んで月面走る
10
「あなたには無理」の呪文を噛み砕く 塩味強め母のおにぎり
30
この上なく 遠いお空に 下弦の月 むせび泣くよう
寒夜
(
かんや
)
に揺れて
40
ストーブに一番遠い季節呼ぶ窓の雪見つガリガリ君を
29
喜寿の吾を「若くていいね」と米寿の姉が そうは言っても歳のみのこと
26
針金をねぶったときの味がする 牡蠣の亜鉛で舌をしびらせ
21
楽しいと思えるうちが華ですね 爪の手入れや日々のお化粧
33
ぽっかりと 心の内を
空
(
から
)
にして 海見ていたき 日がな一日
27
推しが
嫁
(
い
)
く また裏切るの?糞女が いいよ。シェリルは永遠だから
17
闇にいる あなたの気持ちわかります、いつまで経てど終わらぬ吐き気
19
「いいね」より温かいのは三十一文字スマホの中に咲く花の雨
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