ヤオコーの店内曲が脳内に ループしている止めたいけれど
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まだ恋を知らぬ吾子つれ万智は西へ 3.11 早十五年
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妻となる人を知らずにひと部屋のアパートにゐた男がよぎる
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原発の処理は進まずまたけふもだれかがつくる灯りをともす
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「出したくねぇ、あんたの都合は聞かないよ」 腸が手を組む自律神経
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飛ぶことを忘れたカラス慣らされていくんだ知らず知らずのうちに
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どうしてもささくれる日は淡々たんたんとこなしてんで早く寝ちまえ
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つち振れば割れてひらける石のなか祖父の面影化石に映り
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一番に「唐揚げ入れてくれ」と云うきみも茶色の弁当好きか
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銀行用事済み ご褒美は はら屋のカスタード キミと食べよう お茶を淹れよう
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この色を言葉にできぬもどかしさ黄昏時の空の蒼さよ
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ことさらに人恋しくてこの夜は朔の月さえ空になくらし
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脆きひと 見てもいられぬ傷のひと 避けど寄せ付け、此れは天性?
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「雨水」だと気付いただけでホッとした雨が降るから春が来るから/明日雨水
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毎日の中川記者の賞受けし写真のパンダギター弾くがに/毎日新聞社中川祐一記者「報道写真の力」受講
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月面のゴルフボールが見えたとて人のこころの襞は見えない
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懸案の債権回収成功し やれやれやれとロング缶呑む
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フロジンを一月分はもらえない悩み過ぎては髪また抜ける
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まどろめば 携帯電話の ベルの音 鈴虫のごとく 飛び交う車窓
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春近し 古木の白梅咲きそむる 若草色のメジロが二匹
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戒名に「牛」と「肉」の字入れ込めばジュッと成仏しそうだ祖母は/祖母百歳。大往生
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ふた探す 隠した場所が 分からない? 昨夜ゆうべだんは 豆炭あんか(久々使用) /中編
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空青く風ばかり強く吹いている雨の待たれる雨水朝かな
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針穴が従来よりも四倍と触れこむ裁縫セット吾も欲し
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付き合いが苦手で海の大好きな祖父は夢見た灯台守を
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氷雨ゆき軒の下こそ暖めつ 虹の青いろ冴へ冴へと見ゆ
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3時半おやつ食べたら病みつきにでもゲームはねすぐに飽きぬる
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細い月 光の筋に 見えるほど 寒い夜空を 優しく照らす
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幸せな短歌うたを見るたび辛くなる 人と比べる自分が嫌い
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後悔はしないで最期迎えたい 私の人生私のものだ
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