われの政治に沈みゆく午後の選挙車へ冷たき瞥を送る
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パンまつり 白いお皿が もう何枚 我が家はしばらく パン祭り
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喧嘩して、仲直りして、ご飯食べ。家族という名の終わらない恋
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「親」という役を降りない母と飲むクラフトビールの苦い延長
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「ですね」から 「だよね」になった 瞬間も 気付かないふり 気付かれぬよう
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甘言に迷わされずに一票を思うが誰がなっても一緒
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カサついた くちびるから出る 言の葉よ 日が変わるまで 止まないように
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奥さんと 冷戦中の 日曜に 空から雪の 仲介者
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一人勝ちサナエパワーの恐ろしさ 驕らず笑顔絶やさず前へ
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雪国の春雪原せつげんの凍み渡り これに勝る愉しみは無し/異論は認める
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昼の月 凍らせあおく 吹く風の ふくら雀の 胸毛返せり
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流麗な詩文のような女性ヒトがいて微かに香る花の色香が
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一年の辛苦に耐えし老い梅の蕾つけしがヒヨドリの
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着信の 画面を伏せて 深呼吸 愛していると 逃げたいは、似る
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ピーと鳴り炊飯ジャーを空けた後卵一個で地上の奇跡
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山茶花の花びら積もる坂道をのぼりつつ聞く鳥の囀り
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りゅうこつ座 古き時代の 英雄に 想いを馳せる 深夜二十五時
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花屋にも春の色合い並ぶ時期少しお洒落をして出かけよう
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食欲が戻り口にすトーストの小麦の香りが幸せだったり
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終日を静かな雪を窓に見て春はどこまで来てるだろうか
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春色の陽射しに背中押され行くリハビリ散歩で気持ちもほぐ
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白湯啜り いっぱしの風邪 なりおれば 家の静寂が わたしを包む
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おじいさんとおばあさんが手をつなぎゆっくりイオンを後にする。ほろっ
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下敷きに推しの切り抜きはさみこみ昭和の子らは恋をしている
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満開の山茶花並木はべに燦燦 冬のフィナーレ飾る如くに
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ふるふると揺らされ具合いを伺ってカラメル伝う小皿にスプーン
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つちの戸をたたき春告ぐきぬの雨 うんと伸びする草の子の朝
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切りたての君がショートの襟足よ 春空仰ぎ吾頬赤め
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賑やかなる足跡語る姿見ぬ生き物たちの訪問経路/積雪
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鮮烈な 甘みは喉を 焼き焦がす わたしの恋は チョコより甘い
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