二日間 メールを開けず 仕事して 週明け未読 百件超えて
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夜桜が 風にさざめく 根もとには 美しき魔が ひそみ誘う
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隅っこの花梨の花はひそやかにそっと春呼ぶ桜の陰に
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生まれ落つ憂しと云ひつつ泡沫の浮世に生まれ返る愚かさ
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次年度の 事業計画 練りながら 部下のクレーム 溜息混じる
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面会の十五分ほどちぐはぐな義姉の話題は帰宅に尽きる
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にぎにぎと はなのもとにて 宴持たむ 花も人世ひとよも はかなくあれば
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水清き媼が捏ねし草もちに籠れし富士の霊気を食めり (忍野村)
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花ながれ枝たゆたえば古の栄華ぞ散りぬ楼門の風
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春の雨つぼみを濡らし花濡らし 風を誘いて花吹雪へと
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冬越して スナップエンドウ 収穫す ささやかながら 春の楽しみ
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ほほつたひ 涙を隠す 春雨は 在りし日思ふ 弥生のしらべ
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目をやれば地味に咲きたるタンポポの綿毛は揺れて季節移ろふ
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木瓜の花 塀の陰から顔出して「おは」とささやく青空の朝
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一歩ずつ踏み出す足にいのち載せ幼な子笑むや 春のきざはし
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ため池の堤防で詠む春の歌「鳥はさえずりたんぽぽ笑う」
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吸わないで買っては欲しいたばこかな防衛費まで虫が良すぎる/増税計5回で
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冬ごもり春日を待たずにけるを惜しと云はぬが華の枯人かれびと
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富士の嶺にかかる浮雲かくせしを払わざらなむわれならなくに
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温室に滴る苺の甘さほど想う気持ちは夏を待てずに
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トランプジョーカーの脚に重りを括り付けホルムズ海峡沈めてみよう
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空近き 稜線へ立つ童子を照らす小鉢の碧い竜胆 「りんどう」
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ぼた雪の 椿枝垂れる 春の朝 雪の間に落つ くれない滲む
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ひさびさに ちま猫ちゃんの「おきてニャーン」 起きるよ食べるよ チーズ蒸しケーキ/アップルパイ売り切れ
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一年ひととせに一度の福運なる日には列をなしたり来ぬを求め
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亡父ちち遺す『原野』に春は訪れて山桜咲く 些末を知らず
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モクレン 白さ映えるや 春の碧 白陽浴び 花咲き満ちて 心うららなり    
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変はりゆく 街並みの中 桜咲く 古戦場のみ 置き去りにして
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仕事での 桜の名所 視察には 誘惑多く 空腹続く
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友とランチ 応援めしと 決めて行く 聴くだけでよし 頷くだけでも
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