ジャガイモもトマトもタバコも唐辛子もナス科 親戚多くて良いね
15
大粒の 雨も冷たくないんだよ ヤニ食ってれば 肺は暖か
6
嬰児虐殺に残りたる頭の割れて受難人形劇の耶蘇置く
23
一九三一年九月画を画き戰端を開きぬ旧宗主の名を日本 といふ
39
複数の国語辞典を見比べて幸せを定義するナカムラ
7
椿散るさよなら冬が好きなひと あとに残るは春と桜と
15
夕方はすみれ色してまほろばの如く優しく染まる街角
55
イスからの立ち上がり時に膝激痛 行くのためらう映画「スペシャルズ」/観たいけど(泣)
28
あの日から 15年が経つ 今想う 変わらないのは ふるさとへの愛
26
向日葵ひまわりの笑顔のような貴女きみだから 黄金色こがねいろした糸で進める/刺し子
36
待ち合わせ8時の電車の先頭ね スマホなくてもちゃんと会えたし/昭和時代青春の頃
45
「また会える?」「うーんどうかな、わからない」 きっと次回も 僕から誘う
9
はい!と言い 卒業証書を 受け取って 毅然と礼した 涙腺崩壊
10
一言じゃとても足りないだとしても 贈る言葉は「おめでとう」
9
すすり泣く 生徒父兄に 感化され こんなん泣くわ答辞の言葉
9
いい嫁を 演じるつもり ないけれど 遣う気の分 魂抜ける
27
コンテンポラリーダンスと言い張って失敗すらも恐れず進め
10
花束と共に帰る日少しだけ君のことばを想ったりする
9
前を向け愛しているから前を向け 泣かないでほしい知らないでほしい
9
たけのこの里よりアルフォートを好む ナカムラってのはそういう人です
9
売り込みを競う軍用産業は反戦歌聴く暇もないのか
30
忘れない、どんな地獄に墜ちようと 大好きだから君は置いてく
20
木瓜の花 塀の陰から顔出して「おは」とささやく青空の朝
45
ゆっくりと胸がつぶれる音がするさよならさよなら春が来たから
25
蕎麦屋まで道々芽吹く木々あれど 相方のなく ただ此処に春
20
突然に春の季節の底が抜け咲くや咲くやの祭りとなった
29
恨めしい 天気予報の 雨マーク 菓子器の中に 桜を見つけ
12
在りし日の 君が遺せし 言の葉に 生きるよすがを 見出で安らぐ
17
岩肌に 沁むる霧雨 走り去りて 薫る草花そうかの 色新しき
13
飛ぶ鷹へ爪を隠せと言わねども 平和を告げる鳩でありたい🕊️
22