ソンナコトナイヨ を多めに持参して 思春期の父のご機嫌直し
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放課後の 声がきこえる 夕涼み タイム・スリップ 夏至の夕暮れ
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降りてきて あちらは今は こうなってて もう行かなくちゃと 云ったらしい
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「もう少し 寝ててもいいよ」 雨音の 優しい言葉は 悪魔のささや
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文字にする 言霊様が きいている できればポジティブ 星に願いを
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男だとか 女だとかに とらわれず 君だけが好き パンセクあわ
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ポケモンと寝たい僕を止めるのは起動すらもさせない睡魔
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朝起きて ポケモンスリープ 起動して カビゴンの寝顔 誘われ眠る
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2年ぶり2日ふつか酔いだよ徒歩2分外呑み愉しシルバー2人ふうふ
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無くなれば 満たしてくれた おやつ缶 空っぽにして まだかな と待つ
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戦争を知る祖父が言う 麻雀で平和ピンフは最も基本の役と
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夏雲のような埃を食べたまま掃除機だけはあの日のままで
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夏にしか食べない雪見だいふくを分けあう夏の青春たちよ
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ふとんしかない部屋だからわたくしと壁と枕と川の字で寝る
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優しさがだんだん小さくなることを どうして大人になると呼ぶのか
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「暑いから」で蒸発させていい理由になるか わたしの涙を返せ
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もう少し 少しでいいから 思い出の 中でこのまま まっていたい
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結婚式場で半袖半ズボン 新婦の意向で勝俣スタイル
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月なんて 雲隠れなど 日常で 雲の裏では 常に照るんだろ
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うたをよむことにいぎがあるのです
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埋まらない予定 今年の冬は何だかいつもより寒く感じる
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それだけで過失の一つ もしあの日素直だったら 過去手繰ること
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楽しくて 笑い転げる 時もあり それで十分 今日も生きてる
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「君が好き」 そんな言葉を 飲み込んで 海底に沈む 貝になりたい
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眠り猫 尻つかまれて持ち上げてチュウをされてもまだ眠たくて
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短歌を 詠み始めた 君の影きっかけが 今では少し ぼんやりしてる
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他愛ない 普段の会話を 少しずつ 重ねることに 意味があったとは
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今日もまた 新たな病が 顔を出し モグラ叩きの 闘病生活
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「昨日より 今日が良いね」は 若い頃 【今日が最高!!】 老いて身に
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クリスマス? スーパーで知る 歳になり 今宵も 変わらず 味噌汁すする
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