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安納芋 蒸して焼き目を 付けたなら 甘くてホッコリ 優しい味に
32
満開の
桜
(
はな
)
のもとにて 我もまた 息絶えてみたし 望月の頃
29
待ち侘びし桜チラホラ咲き初むる徒歩三分の
小
(
ち
)
さき公園
42
解
(
ほど
)
く糸何も無いからもう編めぬ代わりのビーズにワイヤーも無い
34
他人
(
ひと
)
のこと心が小さい人と言う君の大きな口だけ見える
35
春先は カイロと湿布の重ね貼り 腰のご機嫌伺うゴルフ
25
地に落つぬ 紅き椿は 天仰ぎ 道を飾りぬ コサージュの如
32
今はもうコロナ禍思うは
稀
(
まれ
)
となり定点報告いまだ「0」無し/都道府県 新聞にて
23
うっすらと
紅粉
(
べに
)
をぼかして微笑めば枝垂桜の妖艶なるかな
18
思い出す「さぞ重かろうお前さん」肩書を見る祖母のつぶやき
12
この世には限りがあると諭されて今満開で咲き誇る
10
寛解の医師は「患者の心境が分かったかも」としみじみ言えり
30
花見へと一三八タワー駐車場どこもかしこも満車満車
24
弱者かつ女ひとりの生活は堀埋められた城も同然
35
毒親の歪んだ愛に育つ子は一生愛に不自由するんだ
29
整頓の手を止め 近場にて花見
澱
(
よど
)
みぬ心を
解
(
ほぐ
)
す桜
29
春雷
(
しゅんらい
)
が
二夜
(
ふたや
)
続けて 耳を刺す 花
愛
(
め
)
でる国
弾
(
たま
)
に泣く国
38
花曇りの散歩は
夫婦
(
ふたり
)
のんびりと色とりどりの野花愛でつつ
29
近距離に在りしが触れず紅白の無数の桃の花よ悲しき
22
花前線 桜前線 恋前線 開花の時は 待つ恋に似て
30
移ろいの四季の描写に飽きは無く自転車辞めぬ理由の一つ
25
婚姻を誓う2人よ記念樹の桜神父といつでも会おう
16
轟々と 白煙吐いて田起こしの 西山見れば雪うさぎ出づ
30
私より辛い人がいるかもしれぬ バックレないで働く理由
9
春風を切り走行す 気持ち良さげな自転車と すれ違ふ道
33
真実は人の数ほどありますが事実はひとつしかないのです
19
君が代も無くふつり閉ずさまを聴き今朝は閉じたと案内も聴く/ラジオR2終了に
20
ネットでの投句勧めてみたけれど祖父は杖つきポストに向かう
31
こんちはに こんにちはって1秒の会話が温い見知らぬ人や
30
朝採れの 菜花、スナップエンドウの たっぷりパスタ 春きらめきて
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