Utakata
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青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。
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午後に聞くオルゴールの曲優しけり尖りし吾を撫でるが如し
19
半月でコキアの色は赤み増し季節の進み確かむ秋の日
31
風を避け駅の待ち合ひ来し人は寒っと二回くぐもる声で
37
忙しくもペットに和んだ子育て期 亀の名コナン楽し昔日
32
彩
(
いろ
)
寂し晩秋に向かふ庭先の 椅子に乗せ置くサンタのオブジェ
40
豊作の冬瓜欲しがる人わずか所在なさげに小屋の隅っこ
39
足の指グーパグーパさせながら良き
短歌
(
うた
)
出ぬかと明けを待ちをり
49
友からの枯野に雪舞ふ画像くる 冬を覚悟の文言添へて
50
未来予想 オールドメディアは煽りつつ紙面の片すみ 干支の運勢
37
仮装して長過ぎシッポを笑ひ合ふ何と平和よこの国ニッポン
30
野辺にあり青きツユ草そそと咲く名前愛らし姿に合ふて
52
遠征の舞台終わらば星月夜 三つ増へたりパワーの目盛り
41
車窓には
短歌
(
うた
)
の題材散らばりて少し残さる稲穂の意味など
34
流れゆく時間を止めて風になり人情深き縁者召さるる
32
日の暮れの西側座席の眩しさが不意に懐かし午後の踏み切り
47
転ばぬよう自転車ノロノロ走らせて特売品と帰る秋の日
56
霜月の賀状じまいの挨拶文 人の断捨離したよなされたよな
41
無心にて この叙景
短歌
(
うた
)
に詠みたれば そよよの風も心に吹きぬ
41
雨続き秋は静かに深まりぬハロウィンを待つかぼちゃのランタン
42
山里の土産真白き濁り酒 一人手酌す秋の宵闇
49
老人は皆が同じに見へるらし本当にそうかと見てみる待ち合い
43
音楽の神
(
ビートルズ
)
足跡辿りてリバプール
四十年
(
よそとせ
)
経てども港町
眼裏
(
まなうら
)
に
37
ようやくに今年の夏も終わり告げ片手に足りる思ひ出仕舞ふ
50
森に入り リースとなるよな
蔓
(
つる
)
探す 松ぼっくりも此処にいるよと
33
ボート池 舟は浮かべど人居らず冬鴨来ぬかとアメンボ遊び
36
朝だけは おはようさんと起きてくる夫が手に持つ農業手帳
38
友語る韓国ドラマのあるあるを見てない友まで笑ふ飲み会
47
寝転びて窓より四角の空眺む高き青空秋を語りぬ
48
初霜月 里も華やぐ秋祭り 襷の
漢
(
おとこ
)
飾り馬引く
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人生はメリーゴーランドの羽根の馬 駆けては戻りまた空駆ける
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