Utakata
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青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。
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クーラーの風苦手なり肘痛む 好み度外視七分袖の夏
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空咳は困りし時の合図なり平静装ふ儀式の前の
31
下期来て気持ち新たな早朝に採るを延ばしたトマト深紅に
32
空撮が追ふ単行列車は海沿いを 待つ人居らぬ駅舎も映り
32
真っ直ぐに行かば正解知りつつも右に行きたき たまにそんな日
35
エアファンを友にも向けし女子高生 夏より熱く
BTS
語りぬ
31
文月が来らば飾らる七夕の笹を揺らすは青田の風なり
32
東雲に鳩鳴く朝の平和なり音せぬ町並み静かに歩く
47
反戦を唱うる口で菓子を食み文字だけ拾う平和の国で
39
夕の空
短歌
(
うた
)
の神様降りて来ず 早よ帰れよと ただ吾を急かす
37
週の明け律儀に梅雨は戻り来てしとしと細く音なく降りけり
40
人住まぬ坪庭の木に絡みつく昼顔の花侘し夕暮れ
47
草刈りて青野の匂ひに安堵する梅雨の晴れ間の百草手強し
35
緑陰を一人出づらば一人来て同じ挨拶猛暑日六月
37
ぽつり立つ清流の岸の釣り人に幾年経てども亡兄が重なり
41
二時間余二つ県超へ湯に入らば湯煙り向こふの方言温し
38
朝市を覗き歩かば懐かしき老人会で編みし伯母の籐かご
38
梅雨晴れ間しばし賑わふ公園に赤児はじっと遊ぶ鳩見る
44
暑くとも日射しが欲しや今日の日は干し物揺らす少しの風と
38
まあいっか どうにかなるを呟けば心や緩み
吾
(
あ
)
を楽にする
33
夫
(
つま
)
の趣味 畑と映画とバイク乗り 雨音続かば家シネマの日
39
浮かび来た 気に入りフレーズもふ忘る 五七
連
(
つら
)
なり空に彷徨ふ
38
あっさりが心守れる距離と云う 見出しに同意す休日の朝
46
朝の陽も赤き夕陽も
各々
(
おのおの
)
の背中照らすや
労
(
いたわ
)
りを込め
36
出入り口蚊よけグッズをぶら下げし これにて夏の始まり覚悟す
30
平日の朝に聞こゆる生活音
一日
(
ひとひ
)
の始まる合図となりて
31
緑分けラリーするごと道行かばポツンと家ありテレビで見る様な
32
夏そばの花の白きや初夏の色 新蕎麦味わふ 村の七月
38
断捨離で幾度謝っただろ亡き父母に 想ひ出そっと絹に包みぬ
34
念願の断捨離、庭活ほぼ終わり
足
(
たる
)
を知る意味心に刻む
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