青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。

船乗らば直ぐに近づく小さき島 猫五匹来るウェルカムの如
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若き頃 花がらを摘む意味さへも 知らずも今はその手間愛し
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回線が やる気と裏腹繋がらず 詠めぬ一首にアオバトの鳴く
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早々に夫はサンダル履きたがり ごつい足指グーパさせをり
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この時世 経済回すか節約か何処につながる大河の一滴
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武器を持つ荒ぶる男も家族いて戦ふ意味を神に問ひたり
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短歌うたを詠む普通の我等も ものがたり それぞれあると思う夜なり
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雨の日に雨を歌ひし曲聞かば ひととき昭和がワープし戻り来
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池回り一、五キロの遊歩道 風のランナー吾を三回抜きさり
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絹の雨 菩薩の如に優しけれ 花の命を慈しむかに
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術もなくニュース見つめる白鳩の口に咥へし反戦ポスター
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庭の花小さき花びんに投げ入れて春を招けり卯月の風と
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野良猫をとんと見かけぬ町となり駅前開発ついぞ始まる
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くうと云う変化の法則ありがたし時は過ぎ行く固まること無く
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心配のタネを流しに川の道 何度もそうして過ぎし歳月
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六段の石垣見事な山城で どれ程鳥声聞きしか城主は
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四月来て店内明るく賑わふもウソも混じらぬ値上げのリアル
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気がつかば優しき亡兄あにがそこにいてスッと消へたりあけぼのの夢
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思ふままソロ花見する楽しさよ日常離れて右手に酎ハイ
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聞こへ来るエンジン音さへ春の音 冷気ほどけし朝の向こふの
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車座で何を語るや若き人 花ぼんぼりに明かりを取りて
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住職が花守らしき山門に 薄墨桜離し植へらる
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テーブルに麦が生けらるランチ会 初にて噛みしむウクライナの味
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目をやれば地味に咲きたるタンポポの綿毛は揺れて季節移ろふ
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岸壁の風に傾く舟宿のすすけし看板生業なりわいの後
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散歩中 津軽じょんから 聞こへ来る 旅のガイドの十八番おはこ懐かし
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嬉しきは鳥の囀ずり聞く朝と狭庭に開く花を見し午後
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麗しく花鳥風月詠みたくも春のおぼろに霞む言の葉
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だだくさ適当に一日過ぎれど良き日なり今日に感謝の刻印ひとつ
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謎解きの様な短歌に出会ふ時 脳内サプリの効き目は未だ
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