Utakata
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青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。
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順風に海風吹いたか島国は 中波小波に動かじ大船
18
そろそろに膨らみ始む冬木の芽 畑の土は未だ眠りし
31
優雅舞ふシラサギ冬田に降りたれば鶴と
見紛
(
みまご
)
ふ美し一こま
33
時々に頭もたげるモヤモヤも チャリを飛ばして剥がして落とす
35
太陽も星もコンパスなるらしき 春待つ
白鳥
(
はくちょう
)
シベリア思ふ
33
月一度四季にて色変ふ山走り村里に湧く清水汲み来し
40
いつもなら隠さず物言う賢人の言わぬ本音に優しさを見る
48
葉の奥に過日降りたる雪残り単色ビオラに一色足したり
48
アルバムを
捲
(
めく
)
りて若き吾に問ふ 夢見た未来獲得出来たか
42
冬の夜は甘酒ミルクに和みたり良く眠れるの魔法信じつ
37
天上の空を陣取る黒雲を店主と見上ぐ公園マルシェ
43
遠出して昔の赴任地通りなば 思ひ出
手繰
(
たぐ
)
りて多弁となる
夫
(
つま
)
49
与野党で丁々発止の大勝負 サイコロ振るも雪に埋もるる
38
連綿と続くや月の満ち欠けは 幾人詠みたり今宵の月を
44
冬枯れの色無き森を記憶しつ 歩きて待てり山笑ふ春
37
最前で胸に子を抱く若き
男性
(
ちち
)
車窓見せつつ楽しげ語る
49
畑より
夫
(
つま
)
持ち帰る冬の菜を鍋に煮込みて
一日
(
ひとひ
)
に感謝す
51
木の枝の何処に潜みし寒すずめ一斉飛び立ち空色変へし
46
大寒を過ぎらば直に春の立つ暦めくりて早に春待つ
39
正当な断る権利二つ言ふ されど長老すかして笑ふ
32
時おりに伊吹おろしの吹く川辺 カモ数え往く小春日の日は
44
手拭いのユーモア格言
可笑
(
おか
)
しくてフレーム探しに自転車で百均
36
やっと来た群れ作らずも良き時代 至福となりや一人の時間
41
珍しく雪予報出た眠れぬ夜 何度も確かむ五センチ窓明け
36
初冬より空き家の庭の寒桜 満開近しと主待ちをり
42
安心は見慣れた景色感動は見知らぬ景色 靴ひも結ぼう
42
風に乗り空より落つる風花を飽きずに掴む子は小さき手で
45
うた友の日々の思いを詠む
短歌
(
うた
)
に共感ありてエールをここに
42
オールディーズ聴かば
捗
(
はかど
)
る
夕支度 湯気に隠るるバブルの昔日
41
時雨来る予感のあたる冬夕焼け 着膨れて行く五分のポスト
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