Utakata
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青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。
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この時期の二割引なるぼた餅をかごに入れるも迷ひて戻す
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さんざめく都会の夕に身を置かば往時の日々の妙に懐かし
33
痩せすずめ 吾に近づきて首
傾
(
かし
)
ぐ 大雨予報ぞ ねぐら帰れよ
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作りたり 笑好会なる 同好会 早も手こずるグループライン
29
遠き日の山の辺歩く三人が同時に仰ぐ霧ケ峰の空
33
梅雨晴れ間 陽射しを受けし干し物を見らば安堵の日和となりて
35
おちゃらけたトランプ人形首を振る縦横揺れて定まりを見ず / 米国土産
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大雨の図書館通りは煙りけり 誰も歩かぬ歩道の広さよ
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ネイルなど縁無き吾も憧れるシニアマダムのオシャレな指先
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またたく間 上半期過ぐ六月尽 波打つ時世に横たふ気掛かり
31
姉妹とて性格見事に真逆なり吾と姉しかり吾の
娘等
(
こら
)
しかり
37
無造作に自転車二台停め置きて濃き片影に話のはずむ
33
投げ売りの小さき観葉吾の窓辺 竹ぐし組みてそっと応援
33
歳
(
とし
)
増へど気質さほどの変化なく飛んでた友は今も飛んでる
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毎朝に薬とサプリで十四錠
一日
(
ひとひ
)
の安心交換する如
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気持ち良き風の入り来る小窓より夏至の近きを確かむる朝
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あぁ今日は中間テストか中学生 汗ふきタオルはサムライブルー
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チューハイが三本袋に透けている ワンルームの青年定時に帰りぬ
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隔週で開かるマルシェのよもぎ餅 深き緑の香りも旨し
35
熱いぞと たった一言息子言ひ
老母
(
はは
)
首で合図す コメダのほのぼの
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東雲の淡き光りに安らぎて今日を始むる予定無きとて
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郊外の程よき入りのスタバにて向夏の空飛ぶヘリを見てをり
38
能登の地の気丈な男の目に涙 キリコ祭りの誘ひの声に
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行きたいが行きたかったに変わるのか 遥かに霞む天門山は
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気づかぬも守りに入る吾の世代 らしくないねと笑ふ飲み会
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惚けぬよにシルバーカレッジ行く朝に鳥声聞かばやる気の満つる
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道端の手入れもされぬ矢車草 野分にも耐へ咲く花
愛
(
いと
)
し
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日に一首 せめて一首は詠みたくも
閃
(
ひらめ
)
き
上手に隠れ出て来ぬ
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信念と言う程で無しとボランティア 作業に揺れをり腰の線香
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眠剤は使わぬ方がと言ふ医師の 優し言葉も処方箋欲しき日
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