青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。

この時期の二割引なるぼた餅をかごに入れるも迷ひて戻す
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さんざめく都会の夕に身を置かば往時の日々の妙に懐かし
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痩せすずめ 吾に近づきて首かしぐ 大雨予報ぞ ねぐら帰れよ
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作りたり 笑好会なる 同好会 早も手こずるグループライン
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遠き日の山の辺歩く三人が同時に仰ぐ霧ケ峰の空
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梅雨晴れ間 陽射しを受けし干し物を見らば安堵の日和となりて
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おちゃらけたトランプ人形首を振る縦横揺れて定まりを見ず / 米国土産
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大雨の図書館通りは煙りけり 誰も歩かぬ歩道の広さよ
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ネイルなど縁無き吾も憧れるシニアマダムのオシャレな指先
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またたく間 上半期過ぐ六月尽 波打つ時世に横たふ気掛かり
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姉妹とて性格見事に真逆なり吾と姉しかり吾の娘等こらしかり
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無造作に自転車二台停め置きて濃き片影に話のはずむ
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投げ売りの小さき観葉吾の窓辺 竹ぐし組みてそっと応援
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とし増へど気質さほどの変化なく飛んでた友は今も飛んでる
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毎朝に薬とサプリで十四錠 一日ひとひの安心交換する如
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気持ち良き風の入り来る小窓より夏至の近きを確かむる朝
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あぁ今日は中間テストか中学生 汗ふきタオルはサムライブルー
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チューハイが三本袋に透けている ワンルームの青年定時に帰りぬ
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隔週で開かるマルシェのよもぎ餅 深き緑の香りも旨し
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熱いぞと たった一言息子言ひ 老母はは首で合図す コメダのほのぼの
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東雲の淡き光りに安らぎて今日を始むる予定無きとて
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郊外の程よき入りのスタバにて向夏の空飛ぶヘリを見てをり
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能登の地の気丈な男の目に涙 キリコ祭りの誘ひの声に
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行きたいが行きたかったに変わるのか 遥かに霞む天門山は
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気づかぬも守りに入る吾の世代 らしくないねと笑ふ飲み会
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惚けぬよにシルバーカレッジ行く朝に鳥声聞かばやる気の満つる
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道端の手入れもされぬ矢車草 野分にも耐へ咲く花いと
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日に一首 せめて一首は詠みたくも ひらめ上手に隠れ出て来ぬ
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信念と言う程で無しとボランティア 作業に揺れをり腰の線香
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眠剤は使わぬ方がと言ふ医師の 優し言葉も処方箋欲しき日
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