青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。

わずかなる立秋の気配漂ひて癒すが如く金風の吹く
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青の色溶け合ふ海と空ありて岬の向こふ白雲湧き出ず
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あの時の顔の赤らむ失敗も若さと言ひ訳出来しよわい
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女子会で高級フラッペ談義する意見一致す上限一二八〇円なり
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早々と売らる盆花 店の隅 フェイクの鬼灯ほおずき朱色の寂し
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懐かしや夏を遊びし十歳とおの頃ふやけるほどに小魚追ひて
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夕の刻 陽の落ちきらぬ川縁をハットとキャップで並び往くなり
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公園のスプリンクラーの水しぶき芝生しばに落つるや朝の陽の中
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病院の待合室は皆黙り隆起す地面のニュース見てをり
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力抜き柔らか頭がらくらしき なれど譲れぬパーツも有りて
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火の国に長き夜が明け朝の来る 鎮もり祈るや畏怖なる大地の
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うた友の顔も住処すみかもわからねど繋がる気する短歌うた詠み合へば
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一雨を待ちて見上ぐる黒雲に花の水やり任せし夕暮れ
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名古屋場所 地元力士のタオル買ふ 恰幅よろしやレジの親方 /親方売店
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今風いまふうな朱色の帯は蝶の柄 浴衣の似合ふ手足の長さよ
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陽の翳る夕の時待ち外出らば の色灯る待宵草の
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一年ひととせはたちまちの間に過ぎれども 炎暑の一日永遠にも思へり
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やれるうち行けるうちにと気を張りぬ とし一つ増す盛夏の月に
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戦争で海に沈みし叔父達に慰霊の花火届くだろうか
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留守すらば茄子やスイカの顔見たく 足早に行く朝風立つ畑
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青じそを畑よりどさり大バケツ 夫よレシピは二つか三つぞ
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ひまわりとハイビスカス咲く路地往かば 答え合わせの夏あちこちに
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台風で予定は未定の週末か上海経由の格安旅行
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短冊と てるてる坊主が対に揺る 園の軒場のきばの明るき未来
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この時期の二割引なるぼた餅をかごに入れるも迷ひて戻す
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さんざめく都会の夕に身を置かば往時の日々の妙に懐かし
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痩せすずめ 吾に近づきて首かしぐ 大雨予報ぞ ねぐら帰れよ
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作りたり 笑好会なる 同好会 早も手こずるグループライン
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遠き日の山の辺歩く三人が同時に仰ぐ霧ケ峰の空
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梅雨晴れ間 陽射しを受けし干し物を見らば安堵の日和となりて
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