Utakata
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青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。
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裏起毛 温きズボンでペダルこぐ 人来ぬ道で小声で歌う
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良く見らば水かさ少なき川の辺のヨシの隙間で何見る鴨よ
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近づかば ささっと飛んでこちら見る 嫌われカラスに遊ばる小春日
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整形とハリの先生真逆言ふ気持ち泳ぎて画像に目凝らす
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忘れ花 凍蝶とまりて動かずや 越冬できらば 春野飛びゆけ
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市民展 友の切り絵の見当たらず 老々介護の苦悩を見たり
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風に乗り学校チャイムの聞こへ来る
吾
(
あ
)
の一限目家庭科実習
40
喫茶店 落ち葉降り落つ
窓外
(
そうがい
)
を 見をれば冷めし舌焼くコーヒー
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晩秋に木の葉時雨は降り止まず園児のポケット落ち葉の入れ物
43
旅戻り早速干しいも作業する無事に感謝し日常始むる
38
早々に日射し陰りし晩秋は日暮れと競ひて晩酌待つ夫
47
引き寄せの法則ありは真実か新刊の見出しにふと思いたる
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秋日和 風無き庭にメジロ二羽 残りし花の狭間たわむる
52
曲流し我流のノリでリズムとる サザンのパワー部屋中満つる
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岬下り 浜を歩かば海の家 氷の文字見し 早も懐かし
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未だまだ苅田の草は青きまま木枯らし吹きて冬田となりけり
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段々に好きを諦む歳となる ならば詠みたし今出来ること
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雨上がる もみじの雨粒葉を遊び ポツリ落ちたり たまゆら光り
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鳥渡る 諏訪湖の水辺賑わかせ冬を遊べや春帰るまで
42
想
(
おも
)
浮かぶ そろばん塾より帰る吾を 頬被りの
亡母
(
はは
)
夜道に待ちをり
46
渋柿を干して安堵の秋の昼 色変はる頃冬は来るなり
50
友の如 感性似たる
短歌
(
うた
)
読まば 笑ひや迷いじわりと刺さる
44
秋の句に収まりの良き語彙探す時間かかりて雲流れ往く
41
午後に聞くオルゴールの曲優しけり尖りし吾を撫でるが如し
50
半月でコキアの色は赤み増し季節の進み確かむ秋の日
41
風を避け駅の待ち合ひ来し人は寒っと二回くぐもる声で
52
忙しくもペットに和んだ子育て期 亀の名コナン楽し昔日
39
彩
(
いろ
)
寂し晩秋に向かふ庭先の 椅子に乗せ置くサンタのオブジェ
46
豊作の冬瓜欲しがる人わずか所在なさげに小屋の隅っこ
45
足の指グーパグーパさせながら良き
短歌
(
うた
)
出ぬかと明けを待ちをり
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