Utakata
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青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。
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脳トレに
短歌
(
うた
)
詠み始め丸二年 組み立てゲームも日毎に難し
33
冬ざれの色無き山のふところに黄色に灯る八朔たわわに
47
二つ三つ心配事が吹きだまる 風に任せよ 亡父なら言うだろ
42
いにしへの街道歩かば寒菊の咲く庭ばかり吾の里に似て
41
トビは群れ滑空飛行す悠々と 目星つけたか降り立つ大地
36
倒れども傷から芽を出せ立ち上がれ 刺さる曲聞き始まる一年
28
元旦のワンルームの窓灯り無くパワーチャージすそれぞれの場所
45
正月も我れ関せずの浮寝鳥 水面に淡く初日差したり
52
期待値が上り過ぎたかプロ仕様 我が家の汚れプロ負かしたり
38
細
(
ささ
)
やかなお節と餅のある平和 来る年祈る有事なき事
44
来る日々を
忙
(
せわ
)
し暇だと呟きて矢の飛ぶ速さで
春夏秋冬
(
ひととせ
)
は過ぐ
54
庭活し落ち葉舞わぬは楽なれど 少しの未練将来見据へど
34
勝手口開けらば東雲色淡く かの日見たよな帯色のごと
38
冬川の細き流れや寒々し片足立ちの
鷺
(
さぎ
)
にも風吹く
47
隣人の綿入れはんてん久留米柄 年中作務衣の洒落たイケオジ
37
集まり後いまだ一人の反省会 損だと思ふこんな性格
48
笑顔にてイオンの午後をかっ歩する若さが武器のまぶし世代よ
44
会ふたびにズンと伸びたる孫背丈 爺と背比べ年の瀬待ちて
38
雨やみて半日静寂その後に連れて来るかや本物の冬
42
湯気たてた丸ストーブの大やかん 加湿器ミストに消へし吾の昭和
40
どの家も玄関明ければその家の安堵と云ふ名の匂ひのありて
53
横文字の洒落た料理は苦手らし冒険いらんと夫は言ふなり
36
一列にまとまるムクドリ鳴くを止め首傾げ見る駅向かふ人
39
寝つかれぬ
虎落笛
(
もがりぶえ
)
をも聞こえぬ夜三十一の糸編んではほどく
38
六十路なる吾の通信簿 理音四 国美社が三 数体下がり二
43
年六度 季節の行事を飾る棚 心ほんわり温き場所なり
37
滝の音聞こへ来そふな油絵の水霧飛び来て吾にかかるごと
42
新聞の暮らしの作文音読す五回つかへし自分の声聞く
40
娘
(
こ
)
の机使ひて思ふ引き出しの何処に悩みを仕舞っていただろ
60
五平餅売らる茶店の灯も落ちて紅葉祭りも日暮れて終わる
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