Utakata
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青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。
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ほどほどに石橋叩きて
歳月
(
とし
)
過ぐも地図捨てた日の欠片もありて
46
東雲の明けの早さは加速して眩し
陽光
(
ひかり
)
に力得る朝
49
一輪車押して
媼
(
おうな
)
は春の道 株に土付くほうれん草乗せ
43
ゆるるりと自分を満たす一人時間 気ままサプリが吾には効くらし
38
3月に報道ヘリ飛び伝へらる戦禍の如の被災地忘れぬ
43
塩漬けの二軍の服を断捨離す隙間に春風やっと吹き出す
48
写経ごと大人のぬり絵を黙々と
童
(
わらべ
)
の頃より陰影深くし
41
広告の 桜 旅立ち おめでとう 明るき文言弥生に踊る
43
言葉放つ嘘では無くも半分は好印象欲し本音もありて
34
言の葉の降りて来ぬ日の焦燥感 鈍き音にも探す歌種
43
現存の天守に続く急階段 戦の知恵を今に語らむ
49
寒し地の雪は溶けたか二月尽
雪洞
(
ぼんぼり
)
灯る春近付きぬ
41
樹々の間に小さく聞こゆはそら耳か優し調べは春の声やも
43
今朝の雨 百花開くを導きて 昼には細き春雨となり
43
令和の世 個性派クセ強 褒め言葉 悪事せぬなら己のままに
36
時経てど 旅と映画と音楽を 語り笑ひし
時代
(
とき
)
色褪せず
36
収集のヴィンテージデニムに一億円 芸能人らしぶっ飛ぶ価値観
39
春巡り辛口老舗の蔵開き 夫と
旧友
(
とも
)
行く 乗り継ぎ県越へ
35
口先に花弁
咥
(
くわ
)
へしヒヨドリの落とし拾ふを見る散歩道
52
公園のパンジー美し花の道 春は隣と五感に感ず
41
亡き母と二人旅などしたかった命日近づき今更に思ふ
42
それぞれの背負ふ荷物の重たさを触れずに終わる今日の女子会
71
風抜ける小高き丘に登り来て観光地となる農村眺むる
46
手放して出来た隙間を覗いたら見え隠れする大切なもの
48
絶景の桜に
被
(
かぶ
)
せしキャッチコピー駅構内で春につかまる
50
図書館であれこれ迷ふも手の 中に毎回似たよな健康本あり
42
池
畔
(
ほとり
)
じっと鳥待つカメラマン無音の時をひととき享受す
37
枯れ草の動き静かな小春日は鳥声聞きて歩かば楽し
43
木の芽月 陽射し日ごとに力付け グリーン吊るすや明るき窓辺
44
二月
(
にんがつ
)
の午後に歩かば聞こへ来る公民館より懐かし叙情歌
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