青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。

ほどほどに石橋叩きて歳月とし過ぐも地図捨てた日の欠片もありて
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東雲の明けの早さは加速して眩し陽光ひかりに力得る朝
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一輪車押しておうなは春の道 株に土付くほうれん草乗せ
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ゆるるりと自分を満たす一人時間 気ままサプリが吾には効くらし
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3月に報道ヘリ飛び伝へらる戦禍の如の被災地忘れぬ
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塩漬けの二軍の服を断捨離す隙間に春風やっと吹き出す
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写経ごと大人のぬり絵を黙々とわらべの頃より陰影深くし
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広告の 桜 旅立ち おめでとう 明るき文言弥生に踊る
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言葉放つ嘘では無くも半分は好印象欲し本音もありて
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言の葉の降りて来ぬ日の焦燥感 鈍き音にも探す歌種
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現存の天守に続く急階段 戦の知恵を今に語らむ
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寒し地の雪は溶けたか二月尽 雪洞ぼんぼり灯る春近付きぬ
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樹々の間に小さく聞こゆはそら耳か優し調べは春の声やも
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今朝の雨 百花開くを導きて 昼には細き春雨となり
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令和の世 個性派クセ強 褒め言葉 悪事せぬなら己のままに
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時経てど 旅と映画と音楽を 語り笑ひし時代とき色褪せず
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収集のヴィンテージデニムに一億円 芸能人らしぶっ飛ぶ価値観
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春巡り辛口老舗の蔵開き 夫と旧友とも行く 乗り継ぎ県越へ
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口先に花弁くわへしヒヨドリの落とし拾ふを見る散歩道
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公園のパンジー美し花の道 春は隣と五感に感ず
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亡き母と二人旅などしたかった命日近づき今更に思ふ
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それぞれの背負ふ荷物の重たさを触れずに終わる今日の女子会
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風抜ける小高き丘に登り来て観光地となる農村眺むる
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手放して出来た隙間を覗いたら見え隠れする大切なもの
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絶景の桜にかぶせしキャッチコピー駅構内で春につかまる
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図書館であれこれ迷ふも手の 中に毎回似たよな健康本あり
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ほとりじっと鳥待つカメラマン無音の時をひととき享受す
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枯れ草の動き静かな小春日は鳥声聞きて歩かば楽し
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木の芽月 陽射し日ごとに力付け グリーン吊るすや明るき窓辺
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二月にんがつの午後に歩かば聞こへ来る公民館より懐かし叙情歌
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