Utakata
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青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。
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時経てど 旅と映画と音楽を 語り笑ひし
時代
(
とき
)
色褪せず
38
収集のヴィンテージデニムに一億円 芸能人らしぶっ飛ぶ価値観
39
春巡り辛口老舗の蔵開き 夫と
旧友
(
とも
)
行く 乗り継ぎ県越へ
37
口先に花弁
咥
(
くわ
)
へしヒヨドリの落とし拾ふを見る散歩道
54
公園のパンジー美し花の道 春は隣と五感に感ず
43
亡き母と二人旅などしたかった命日近づき今更に思ふ
44
それぞれの背負ふ荷物の重たさを触れずに終わる今日の女子会
73
風抜ける小高き丘に登り来て観光地となる農村眺むる
48
手放して出来た隙間を覗いたら見え隠れする大切なもの
50
絶景の桜に
被
(
かぶ
)
せしキャッチコピー駅構内で春につかまる
52
図書館であれこれ迷ふも手の 中に毎回似たよな健康本あり
44
池
畔
(
ほとり
)
じっと鳥待つカメラマン無音の時をひととき享受す
38
枯れ草の動き静かな小春日は鳥声聞きて歩かば楽し
44
木の芽月 陽射し日ごとに力付け グリーン吊るすや明るき窓辺
46
二月
(
にんがつ
)
の午後に歩かば聞こへ来る公民館より懐かし叙情歌
36
順風に海風吹いたか島国は 中波小波に大船動かじ
35
そろそろに膨らみ始む冬木の芽 畑の土は未だ眠りし
42
優雅舞ふシラサギ冬田に降りたれば鶴と
見紛
(
みまご
)
ふ美し一こま
39
時々に頭もたげるモヤモヤも チャリを飛ばして剥がして落とす
43
太陽も星もコンパスなるらしき 春待つ
白鳥
(
はくちょう
)
シベリア思ふ
39
月一度四季にて色変ふ山走り村里に湧く清水汲み来し
41
いつもなら隠さず物言う賢人の言わぬ本音に優しさを見る
53
葉の奥に過日降りたる雪残り単色ビオラに一色足したり
50
アルバムを
捲
(
めく
)
りて若き吾に問ふ 夢見た未来獲得出来たか
46
冬の夜は甘酒ミルクに和みたり良く眠れるの魔法信じつ
38
天上の空を陣取る黒雲を店主と見上ぐ公園マルシェ
45
遠出して昔の赴任地通りなば 思ひ出
手繰
(
たぐ
)
りて多弁となる
夫
(
つま
)
51
与野党で丁々発止の大勝負 サイコロ振るも雪に埋もるる
39
連綿と続くや月の満ち欠けは 幾人詠みたり今宵の月を
46
冬枯れの色無き森を記憶しつ 歩きて待てり山笑ふ春
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