青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。

時経てど 旅と映画と音楽を 語り笑ひし時代とき色褪せず
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収集のヴィンテージデニムに一億円 芸能人らしぶっ飛ぶ価値観
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春巡り辛口老舗の蔵開き 夫と旧友とも行く 乗り継ぎ県越へ
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口先に花弁くわへしヒヨドリの落とし拾ふを見る散歩道
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公園のパンジー美し花の道 春は隣と五感に感ず
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亡き母と二人旅などしたかった命日近づき今更に思ふ
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それぞれの背負ふ荷物の重たさを触れずに終わる今日の女子会
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風抜ける小高き丘に登り来て観光地となる農村眺むる
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手放して出来た隙間を覗いたら見え隠れする大切なもの
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絶景の桜にかぶせしキャッチコピー駅構内で春につかまる
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図書館であれこれ迷ふも手の 中に毎回似たよな健康本あり
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ほとりじっと鳥待つカメラマン無音の時をひととき享受す
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枯れ草の動き静かな小春日は鳥声聞きて歩かば楽し
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木の芽月 陽射し日ごとに力付け グリーン吊るすや明るき窓辺
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二月にんがつの午後に歩かば聞こへ来る公民館より懐かし叙情歌
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順風に海風吹いたか島国は 中波小波に大船動かじ
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そろそろに膨らみ始む冬木の芽 畑の土は未だ眠りし
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優雅舞ふシラサギ冬田に降りたれば鶴と見紛みまごふ美し一こま
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時々に頭もたげるモヤモヤも チャリを飛ばして剥がして落とす
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太陽も星もコンパスなるらしき 春待つ白鳥はくちょうシベリア思ふ
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月一度四季にて色変ふ山走り村里に湧く清水汲み来し
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いつもなら隠さず物言う賢人の言わぬ本音に優しさを見る
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葉の奥に過日降りたる雪残り単色ビオラに一色足したり
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アルバムをめくりて若き吾に問ふ 夢見た未来獲得出来たか
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冬の夜は甘酒ミルクに和みたり良く眠れるの魔法信じつ
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天上の空を陣取る黒雲を店主と見上ぐ公園マルシェ
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遠出して昔の赴任地通りなば 思ひ出手繰たぐりて多弁となるつま
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与野党で丁々発止の大勝負 サイコロ振るも雪に埋もるる
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連綿と続くや月の満ち欠けは 幾人詠みたり今宵の月を
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冬枯れの色無き森を記憶しつ 歩きて待てり山笑ふ春
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