Utakata
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青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。
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勝手口開けらば東雲色淡く かの日見たよな帯色のごと
38
冬川の細き流れや寒々し片足立ちの
鷺
(
さぎ
)
にも風吹く
46
隣人の綿入れはんてん久留米柄 年中作務衣の洒落たイケオジ
36
集まり後いまだ一人の反省会 損だと思ふこんな性格
44
笑顔にてイオンの午後をかっ歩する若さが武器のまぶし世代よ
43
会ふたびにズンと伸びたる孫背丈 爺と背比べ年の瀬待ちて
38
雨やみて半日静寂その後に連れて来るかや本物の冬
41
湯気たてた丸ストーブの大やかん 加湿器ミストに消へし吾の昭和
39
どの家も玄関明ければその家の安堵と云ふ名の匂ひのありて
50
横文字の洒落た料理は苦手らし冒険いらんと夫は言ふなり
35
一列にまとまるムクドリ鳴くを止め首傾げ見る駅向かふ人
37
寝つかれぬ
虎落笛
(
もがりぶえ
)
をも聞こえぬ夜三十一の糸編んではほどく
37
六十路なる吾の通信簿 理音四 国美社が三 数体下がり二
40
年六度 季節の行事を飾る棚 心ほんわり温き場所なり
36
滝の音聞こへ来そふな油絵の水霧飛び来て吾にかかるごと
40
新聞の暮らしの作文音読す五回つかへし自分の声聞く
39
娘
(
こ
)
の机使ひて思ふ引き出しの何処に悩みを仕舞っていただろ
59
五平餅売らる茶店の灯も落ちて紅葉祭りも日暮れて終わる
40
同級の
縁
(
えにし
)
途切れし友の居て似た人見らば後悔募る
51
孤独こそ己を守る避難場所 長老の説く平易な言の葉
41
不揃いの里芋なれど届けたし母看る友へ干し柿添へて
40
友集い 顔だけ日除けて日向ぼこ 青き空よりヒヨドリ笑ふ
36
裏起毛 温きズボンでペダルこぐ 人来ぬ道で小声で歌う
47
良く見らば水かさ少なき川の辺のヨシの隙間で何見る鴨よ
32
近づかば ささっと飛んでこちら見る 嫌われカラスに遊ばる小春日
39
整形とハリの先生真逆言ふ気持ち泳ぎて画像に目凝らす
31
忘れ花 凍蝶とまりて動かずや 越冬できらば 春野飛びゆけ
39
市民展 友の切り絵の見当たらず 老々介護の苦悩を見たり
47
風に乗り学校チャイムの聞こへ来る
吾
(
あ
)
の一限目家庭科実習
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喫茶店 落ち葉降り落つ
窓外
(
そうがい
)
を 見をれば冷めし舌焼くコーヒー
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