青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。

倒れども傷から芽を出せ立ち上がれ 刺さる曲聞き始まる一年 
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元旦のワンルームの窓灯り無くパワーチャージすそれぞれの場所
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正月も我れ関せずの浮寝鳥 水面に淡く初日差したり
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期待値が上り過ぎたかプロ仕様 我が家の汚れプロ負かしたり
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ささやかなお節と餅のある平和 来る年祈る有事なき事
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来る日々をせわし暇だと呟きて矢の飛ぶ速さで春夏秋冬ひととせは過ぐ
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庭活し落ち葉舞わぬは楽なれど 少しの未練将来見据へど
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勝手口開けらば東雲色淡く かの日見たよな帯色のごと
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冬川の細き流れや寒々し片足立ちのさぎにも風吹く
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隣人の綿入れはんてん久留米柄 年中作務衣の洒落たイケオジ
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集まり後いまだ一人の反省会 損だと思ふこんな性格
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笑顔にてイオンの午後をかっ歩する若さが武器のまぶし世代よ
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会ふたびにズンと伸びたる孫背丈 爺と背比べ年の瀬待ちて
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雨やみて半日静寂その後に連れて来るかや本物の冬
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湯気たてた丸ストーブの大やかん 加湿器ミストに消へし吾の昭和
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どの家も玄関明ければその家の安堵と云ふ名の匂ひのありて
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横文字の洒落た料理は苦手らし冒険いらんと夫は言ふなり
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一列にまとまるムクドリ鳴くを止め首傾げ見る駅向かふ人
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寝つかれぬ虎落笛もがりぶえをも聞こえぬ夜三十一の糸編んではほどく
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六十路なる吾の通信簿 理音四 国美社が三 数体下がり二
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年六度 季節の行事を飾る棚 心ほんわり温き場所なり
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滝の音聞こへ来そふな油絵の水霧飛び来て吾にかかるごと
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新聞の暮らしの作文音読す五回つかへし自分の声聞く
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の机使ひて思ふ引き出しの何処に悩みを仕舞っていただろ
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五平餅売らる茶店の灯も落ちて紅葉祭りも日暮れて終わる
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同級のえにし途切れし友の居て似た人見らば後悔募る
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孤独こそ己を守る避難場所 長老の説く平易な言の葉
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不揃いの里芋なれど届けたし母看る友へ干し柿添へて
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友集い 顔だけ日除けて日向ぼこ 青き空よりヒヨドリ笑ふ
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裏起毛 温きズボンでペダルこぐ 人来ぬ道で小声で歌う
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