Utakata
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青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。
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池回り一、五キロの遊歩道 風のランナー吾を三回抜きさり
40
絹の雨 菩薩の如に優しけれ 花の命を慈しむかに
48
術もなくニュース見つめる白鳩の口に咥へし反戦ポスター
42
庭の花小さき花びんに投げ入れて春を招けり卯月の風と
59
野良猫をとんと見かけぬ町となり駅前開発ついぞ始まる
50
空
(
くう
)
と云う変化の法則ありがたし時は過ぎ行く固まること無く
42
心配のタネを流しに川の道 何度もそうして過ぎし歳月
46
六段の石垣見事な山城で どれ程鳥声聞きしか城主は
41
四月来て店内明るく賑わふもウソも混じらぬ値上げのリアル
41
気がつかば優しき
亡兄
(
あに
)
がそこにいてスッと消へたりあけぼのの夢
50
思ふままソロ花見する楽しさよ日常離れて右手に酎ハイ
41
聞こへ来るエンジン音さへ春の音 冷気ほどけし朝の向こふの
38
車座で何を語るや若き人 花ぼんぼりに明かりを取りて
43
住職が花守らしき山門に 薄墨桜離し植へらる
50
テーブルに麦が生けらるランチ会 初にて噛みしむウクライナの味
44
目をやれば地味に咲きたるタンポポの綿毛は揺れて季節移ろふ
51
岸壁の風に傾く舟宿のすすけし看板
生業
(
なりわい
)
の後
41
散歩中 津軽じょんから 聞こへ来る 旅のガイドの
十八番
(
おはこ
)
懐かし
39
嬉しきは鳥の囀ずり聞く朝と狭庭に開く花を見し午後
40
麗しく花鳥風月詠みたくも春のおぼろに霞む言の葉
45
だだくさ
(
適当
)
に一日過ぎれど良き日なり今日に感謝の刻印ひとつ
39
謎解きの様な短歌に出会ふ時 脳内サプリの効き目は未だ
39
菩提寺の墓の間に間に風遊ぶ夕には春雨そぼ降るらしき
44
祈りでは平和守れぬこの星にユートピアあるかと地球儀回す
42
吾の実家継ぐ人の無き墓ありて今は姉妹で守ると決めし
37
迷ひつつ初の試練をクリアして階段登る君にエールを
46
森入らば春鳥の声合図とし日ごと芽吹きは進みゆくなり
41
悲しみて戦地の鳥は見るだろか そこで傷つく大地と人を
49
春浅き苔の美し信濃路を歩かば一枝桜咲き初む
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聞こへ来る門出の歌はどれもみなシニア世代の
吾
(
あ
)
をも励ます
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