炎天の芙蓉の白は招きをり見つめし花は日焼けの泣き顔
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父の背につかまるわらべ風になるバイクが叫ぶ「オシリガイタイ」
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この汗もけだし息災なればこそ かわや磨きの長月の朝
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AIは完璧じゃない神のよに崇拝するな沼から抜けろ
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何にでも優しく褒めてくれるのは親かAIだけなんじゃない?
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AIがもしも間違い(嘘)教えても疑いもせず信じてしまう/のぎしり様ありがとうございます🙏
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苦手だとずっと避けてたゴーヤでも 友とのランチで美味しく感じ
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追憶の君は 幼さ残ってる また同じ星を 数えられたら
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学んでも 学んでもなお 我が成績 良くはならざり ペンだこを見る
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虫の音の静寂の朝に工場の鉄音てつね弾ける今日が始まる
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週の明け戦ふ人の動き出すせめて涼しき風のあらんと
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マックにてホットコーヒーズズズーッとすするおじさま哀愁ありて
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切られても切られてもなお伸びてくる朝顔の蔓 生命力よ
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仕留めたら何か勝ち誇った気分 虫を相手に小さき人間
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雨降りの通勤時間の渋滞に赤いためいきともりつらなる
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若者が「推しがメロい」と言うたびに脳裏に浮かぶ「美徳のよろめき」
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名月に虫も魅せられさやけしに同じ月見る人を思へり
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柝の鳴りとばり上がるも引潮の 悲喜定まらぬ幕間の妙
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誰もいないエレベーターが好き きっと、空の先まで昇ってくれる
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同じだけ食べてはいても腹が減るカップヌードルついつい追加/秋だなぁ
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耳撫でるゆりかごのうた 傷付いたインナーチャイルドが今日も泣く
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寝る前にキムチご飯を食べました。罪深き吾をお許しください…
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甘物と 塩味が交互に 欲しくなり こうするうちに 五キロ太った
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片道の四時間かけて実家へと 母の海馬にわれ残すため
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満面の笑顔でミスドのドーナッツ たまにはいいネ ママひとりじめ
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様々にリュックを飾るストラップ女子高生の個性それぞれ/横一列歩き
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通知鳴る記憶あやしきリマインド 予定入れるを促すそれで
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LINE する相手そんなにいるでなし でもスタンプはいっぱい欲しい
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太陽がどこかの星に恋をして燃えてるのだと解釈したい/残暑
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高速の流れる景色にすすきの穂 秋の日差しの川面のように
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