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散り桜 逝きし誰かれ そこ此処に蘇りしも言葉交わせず
14
春のよの あさき夢にし君が影 満ちゆく月にかかる薄雲
23
飛ぶ鷹へ爪を隠せと言わねども 平和を告げる鳩でありたい🕊️
21
中々にご立派でしょう うちの子のシール帳ですニ枚のふすま
42
山肌を 染むる
帳
(
とばり
)
の 残照に 君の面影 重ね映さむ
12
花弁
(
はなびら
)
が 妻 居た部屋に 舞い入りて 笑顔こぼれる「お帰りなさい」
44
雪解けて ほこり舞う道 おそるおそる アクセルを踏む 桜を乞うて
42
主軸たる 者が操る 刺さらない 言葉の本意を 知る由もなく
10
萎るるを知らず散りたき桜花散り敷くものは涙なりけり
13
曇天に見上ぐ桜で雨宿り奥の枝先ヒヨドリが来て
29
レンギョウの黄はまぶしき光となりうつの
脳
(
こころ
)
にまっすぐ刺さりぬ
33
日焼け止め 塗らんと外に 出てもうた 桜の花に 早く会いたくて
9
足るを知り 自然に合わせ 乗り切るか 学ぶことあり 昔日の知恵
24
雀去り地に花咲かす桜花 時折に吹く風に舞いけり
49
罪咎
(
つみとが
)
をしばし忘れし散り桜
何人
(
なんぴと
)
の上分け隔てなく
17
軽快なミシン作業で過ごす午後おもいがけずに時を忘れて
33
立ち止まり迷う私のかたはらに 黙して笑う春の陽の夫
39
なんとなく月を見ている特別に寂しいわけでも無いのだけれど
45
青々と 次々伸びゆく小松菜の 蕾膨らみ春を告げをり
27
技芸練り 澄み渡りし 鶯の 声はすれども 姿は見えず
11
月明かり部屋の中まで差し込んで今夜は春を纏って寝よう
32
花の
枝
(
え
)
を振り散らすよな北風に コート無しの身固く縮まり
23
唯
(
ただ
)
ひとり抱き締めたくて君のこと たぶん恋ってこんな感じだ
21
立ち寄り湯人のまばらな薬湯に知らぬ媼と桜を語る
32
漱石がかつて座った縁側にじっと佇み春風に酔う
17
パンパンな ボンボンドロップ シール帳 石油なのでは 有事なる今
33
すぐそばに桜の名所ありながら毎年スルーものぐさゆえに
29
成立って いてもなくても かまへんわ おばさま方の くっちゃべ祭り
9
欲しいもの挙げ連ねたら切りがなし 人の欲とはおそろしきかな
31
新生活 心と
身体
(
からだ
)
が 揺れる時 どうか
労
(
いたわ
)
り 過ぎて下さい
18
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