中々にご立派でしょう うちの子のシール帳ですニ枚のふすま
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山肌を 染むるとばりの 残照に 君の面影 重ね映さむ
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雪解けて ほこり舞う道 おそるおそる アクセルを踏む 桜を乞うて
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主軸たる 者が操る 刺さらない 言葉の本意を 知る由もなく
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萎るるを知らず散りたき桜花散り敷くものは涙なりけり
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レンギョウの黄はまぶしき光となりうつのこころにまっすぐ刺さりぬ
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日焼け止め  塗らんと外に  出てもうた  桜の花に 早く会いたくて 
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足るを知り 自然に合わせ 乗り切るか 学ぶことあり 昔日の知恵
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罪咎つみとがをしばし忘れし散り桜 何人なんぴとの上分け隔てなく
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軽快なミシン作業で過ごす午後おもいがけずに時を忘れて
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なんとなく月を見ている特別に寂しいわけでも無いのだけれど
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青々と 次々伸びゆく小松菜の 蕾膨らみ春を告げをり 
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技芸練り 澄み渡りし 鶯の 声はすれども 姿は見えず
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月明かり部屋の中まで差し込んで今夜は春を纏って寝よう
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花のを振り散らすよな北風に コート無しの身固く縮まり
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ただひとり抱き締めたくて君のこと たぶん恋ってこんな感じだ
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漱石がかつて座った縁側にじっと佇み春風に酔う
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パンパンな ボンボンドロップ シール帳 石油なのでは 有事なる今
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すぐそばに桜の名所ありながら毎年スルーものぐさゆえに
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成立って いてもなくても かまへんわ おばさま方の くっちゃべ祭り  
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欲しいもの挙げ連ねたら切りがなし 人の欲とはおそろしきかな
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バッグ抱えデイの窓辺貼り付く義母に くるり背を向け気づかぬ振りを
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二人してベランダで見る赤い星東の空はもうすぐ夜明け
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毎朝に とりの過酷を 思いやる 大きさよりも 殻の薄さに
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凛として  寒さ忍びて  花咲かせ  春の日告ぐる  深紅ふかくれないの花
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見栄はってコートを着ずに出歩いて 取り憑かれたかよこしまな風
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のど痛しこれから始まる展開に 暗澹とする来週多忙
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蒲公英たんぽぽの群れの目線で桜見て何とか撮りたいこのツーショット
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君まさば 妙なる和歌を 詠みなむを なくて淋しき 佐保川の花
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稲妻の 如き君らか 葦牙(あしかび)の 萌えいでし日の 過ぎて遥けし
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