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聴かれない副音声としてもなおあなたの歌を詠み続けたい
27
春の陽に浮かれし僕を恥ぢにけり遠き戦火の子らへ何せむ
38
窓開けてけぶる空見る 霧雨の木々の狭間の声は雀か
44
古都の夜の宿の池辺に鹿ぞ鳴く春の嵐を愁うがごとし
11
久々にサイト開けた喜びは
短歌
(
うた
)
への思いか
人
(
みなさま
)
への思慕か
26
うたかたの皆さまの短歌愛しくていいね押すのに忙しい夜
27
空
(
くう
)
と云う変化の法則ありがたし時は過ぎ行く固まること無く
44
寛解の揺れる想いは溶けぬまま医師は忙しく
二分
(
にふん
)
の診察
47
「天才」と気軽に言ってくれるなよ努力してるし見せないだけで
25
過信せず 予断許さず 生きるすべ 守り破りて
愛
(
いと
)
し人間
23
無人にて 朝採れ野菜に 手を伸ばす
本日
(
きょう
)
の健康 手に入れたり
24
葉桜に 新たな明日へ 導かれ 風に
攫
(
さら
)
われ 君にさよなら
16
兄弟がたくさんおって幸せと話す義姉の記憶は幻
30
逢えぬ日に抱く微熱の囁きを星ひとつ詠む夜の短さや
23
春雨を吸ひて
蕾
(
つぼみ
)
の膨らみぬ隣家の藤は 初夏への準備
38
ストーブを点けて観ている Tシャツの誰かの春と同じ国とは
32
白鳥に地図などなくて 僕にある真っ白すぎる進路希望書
31
卒業という出口へと続く坂 最後の春を履き潰しゆく/明日から四年生
27
歩道橋から見渡せるパノラマの街に桜の敷き詰められたり
33
道端に打ち捨てられた私さえ 煌めく君が巻き込んでいる
9
「逢いたい」と書けば光るね嘘という 名前をつけた僕の優しさ
26
病院の玄関までの上り坂 花吹雪舞い温い風吹く
37
身一つで 武器も持たずに 生きている
愛猫
(
きみ
)
は強いね そして優しい
37
誰よりも 優しききみの 未来には わたしと違う 姿ありけり
8
さよならと 世界に別れを 告げしとき またどこかで 世界始まる
7
ブレザーの凛とした背を見送ってどうかあなたはあなたのままで
23
雨が降り風も吹いての半月も入学式まで桜持ったな
26
トーストは人の生き方ふわふわでもちもちだけがいいわけじゃない
8
春雨と共に舞ひ散る
花弁
(
はなびら
)
は 新緑のはじまりを告げたし
30
降り止まぬ雨を味方にデイ拒む 義母を抱える私の胸にも雨
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