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中々にご立派でしょう うちの子のシール帳ですニ枚のふすま
42
山肌を 染むる
帳
(
とばり
)
の 残照に 君の面影 重ね映さむ
12
雪解けて ほこり舞う道 おそるおそる アクセルを踏む 桜を乞うて
42
主軸たる 者が操る 刺さらない 言葉の本意を 知る由もなく
10
萎るるを知らず散りたき桜花散り敷くものは涙なりけり
13
レンギョウの黄はまぶしき光となりうつの
脳
(
こころ
)
にまっすぐ刺さりぬ
33
日焼け止め 塗らんと外に 出てもうた 桜の花に 早く会いたくて
9
足るを知り 自然に合わせ 乗り切るか 学ぶことあり 昔日の知恵
24
罪咎
(
つみとが
)
をしばし忘れし散り桜
何人
(
なんぴと
)
の上分け隔てなく
17
軽快なミシン作業で過ごす午後おもいがけずに時を忘れて
33
なんとなく月を見ている特別に寂しいわけでも無いのだけれど
45
青々と 次々伸びゆく小松菜の 蕾膨らみ春を告げをり
27
技芸練り 澄み渡りし 鶯の 声はすれども 姿は見えず
11
月明かり部屋の中まで差し込んで今夜は春を纏って寝よう
32
花の
枝
(
え
)
を振り散らすよな北風に コート無しの身固く縮まり
23
唯
(
ただ
)
ひとり抱き締めたくて君のこと たぶん恋ってこんな感じだ
21
漱石がかつて座った縁側にじっと佇み春風に酔う
17
パンパンな ボンボンドロップ シール帳 石油なのでは 有事なる今
33
すぐそばに桜の名所ありながら毎年スルーものぐさゆえに
29
成立って いてもなくても かまへんわ おばさま方の くっちゃべ祭り
9
欲しいもの挙げ連ねたら切りがなし 人の欲とはおそろしきかな
31
バッグ抱えデイの窓辺貼り付く義母に くるり背を向け気づかぬ振りを
19
二人してベランダで見る赤い星東の空はもうすぐ夜明け
18
毎朝に
鶏
(
とり
)
の過酷を 思いやる 大きさよりも 殻の薄さに
42
凛として 寒さ忍びて 花咲かせ 春の日告ぐる
深紅
(
ふかくれない
)
の花
11
見栄はってコートを着ずに出歩いて 取り憑かれたか
邪
(
よこしま
)
な風
21
のど痛しこれから始まる展開に 暗澹とする来週多忙
21
蒲公英
(
たんぽぽ
)
の群れの目線で桜見て何とか撮りたいこのツーショット
31
君まさば 妙なる和歌を 詠みなむを なくて淋しき 佐保川の花
14
稲妻の 如き君らか 葦牙(あしかび)の 萌えいでし日の 過ぎて遥けし
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