ぼた雪の 椿枝垂れる 春の朝 雪の間に落つ くれない滲む
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ひさびさに ちま猫ちゃんの「おきてニャーン」 起きるよ食べるよ チーズ蒸しケーキ/アップルパイ売り切れ
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一年ひととせに一度の福運なる日には列をなしたり来ぬを求め
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亡父ちち遺す『原野』に春は訪れて山桜咲く 些末を知らず
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モクレン 白さ映えるや 春の碧 白陽浴び 花咲き満ちて 心うららなり    
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変はりゆく 街並みの中 桜咲く 古戦場のみ 置き去りにして
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仕事での 桜の名所 視察には 誘惑多く 空腹続く
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友とランチ 応援めしと 決めて行く 聴くだけでよし 頷くだけでも
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真ん中を射てしまうのは怖くて 少しズレてる自分を装う/其の一          
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出会わなければ 良かったなんて 思わない そんな別れが また一つ
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「ジャガイモの芽出た?」「三本な」楽しげな会話を聞きつエアロバイク漕ぐ
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蕎麦屋まで道々芽吹く木々あれど 相方のなく ただ此処に春
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足跡を波に消されて抱き寄せた君は海より深くはかなき
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雪解けの 春の鼓動を風に聴く 桜舞い散るせせらぎの路
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やっとこさ子らの進学準備終え次は自分の異動の準備
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青バナナ吊るし置くうち黄に熟し やがてあばたの天人五衰
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今週の五枚のシャツに火熨斗かけ いろいろなこと平らに均す
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青い首輪 セーフティロック安全装置で 行方不明 キジシロちゃんには 青も似合うよ
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がんばって大きくおなり 甥っ子よ ひなどりのようについばむおくち
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土に舞ふ花弁さへも溝口の定まるところを知るがごとくに
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炎症が どこか臓器に あるような けだるさ続く 花の咲く頃
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「おばさん」と いう語が物議 かもすなる 語彙の痩せたる 貧相な国
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下の句の 係り結びの 間違いも 敢えて言うまい 歌がよければ
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突然に春の季節の底が抜け咲くや咲くやの祭りとなった
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安納芋 蒸して焼き目を 付けたなら 甘くてホッコリ 優しい味に
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満開の はなのもとにて 我もまた 息絶えてみたし 望月の頃
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人生に今日がなくとも困らないやうな1日をする真面目さ
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愛されていた君ならん関取のようなる息子 泣き崩れさせ
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もうすぐに春が来るのも待てないとカタクリの咲く丘も見ないで
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暴君は 因果律など 空っぽで 「君が好きだよ」⇔「良きに計らえ」
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