ワクワクを強要される四月かな ヴァニラのアイスが早く溶けでて
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既読はね、まだ付けないでおくからさ 気が変わったら、そっと教えて
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早緑の山椒の若葉艶やかに葉陰にひそとさき花咲く
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外来の「ブログはじめました」の張り紙のQRコードにスマホの音なし
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葉桜や川辺をゆけば陽を浴びて水面みなもを飾る花筏かな
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ひい孫が零れ桜の通学路嬉々として行くのどかなる朝
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ひさかたの光散らしむ 忘れないよりも忘れるほうが優しく
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人の世の 常とはいへど無情なり 親しき友の鬼籍の報せ 
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ほろ酔いの花渦まいて桜みち春の嵐に蒲公英の咲く
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夜を裂く百足起こしの春雷よ何もせぬから刺すなと告げて
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花は散り 桜の珈琲淹れる朝 淡きにほいに 満たされていく
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「重たいか」心配そうに母の声 荷を持つための我が手なりしも
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鳥の歌いつしかやみて花寒に空の涙の音のみぞする
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玄関を出るたびひらく花がある「がんばれよ!」 と隣のじいちゃん
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新潟の事件出来事LINEにて送る子二十歳東京に居り
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山椒の新芽の相違 尋ぬれば 犬山椒いぬざんしょうなる憎めぬ騙し
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雨打たれ 散った桜は 悲しげも 隣に咲いた 藤は輝き
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好きだった彼女の声を聞きたくてまだ捨てきれず昔のガラケー
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その姿 酌量の余地非ずして 厭われし者 朱色の百足ムカデ
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門口に座布団積みて哄笑わらひと ズレた軸に手添えなきを悔ゆ
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わたくしの 椿のような 恋心 終わった時に 「落ちた」と呟く
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たまにはと昆布と鰹で出汁をとりうどんをすする春雷の宵
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聞き慣れた 値上げインフレ 少子化も 現時点では 序の口という
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痩せないといけないのかな?寝る前にとりあえずやるストレッチだけ
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残雪に うさぎの姿浮かび出で 雪解け水が田に満ち光る 
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悠久の歴史桜は吉野山薫り今でもみんなの故郷
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古希の六月十三日は初恋の記念日いいね夜明けコーヒー
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価値観で測れるものか人と人あなたとわたし心が遠い
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戻らばや花かんざしの童女わらはめの姿包みし春の夕暮れ
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どこでまだ咲いてるんだろ花びらが風に吹かれて路上を転がる
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