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パン、トマト、チーズ並べて新しい4月の朝は異国の如く
37
フォーク持つあなたの指の白魚の記憶たどれば遠い夏の日
11
出会いはきっと偶然 別れさえ必然だった、そう願いたい
9
丸いもの苦手なきみが切るトマト曲線はもう別の惑星
11
彩りも鮮やかな嘘も隠したいドレッシングの底に沈めよ
14
子の歩む速度で木々の
間
(
ま
)
を行けば卯月の枝に
早
(
はや
)
蝉の殻
46
気の早い初夏の風吹く通学路夏服のよなミズキの白よ
45
たおやかな夜風よ運べまごころの
グッドナイト
(
Good Night
)
を君へと運べ
33
喘息は例年通り三月の四週目ごろ和らぐでしょう
12
いつだって駆け出して行くわが子
哉
(
かな
)
カメラロールは背中ばかりで
44
指切った一人ほどいた段ボール傷跡付けた針の代わりに
6
桜夜風に揺れながら聞く君が知ったばかりの神の数式
13
合鍵を百本作り鳩百羽と飛ばすね どこ行ったのあなた
12
帰っても入れてはくれぬドアノブがガン、と伝える鍵の頑強
9
5時ちょうど 音の鳴らない秒針に合わせて閉めた家出するドア
9
埋め方がわからないから散らかしたままで寝ている 部屋も心も
17
髪なびく車掌の流るる横顔をページめくれぬ車窓から追ふ
19
溢れそうな雪解け水を眺めてたつい最近の日々遠くなる初夏
21
おひとりのフードコートで食べ終えたスプーン見つめ時間を止める
20
「あと千歩」まだ歩こうとする父の残りの数を僕も数える
22
明日こそポジティブ短歌詠いたい 灯りを消しておやすみなさい/もう明日でした❢
31
すれちがう バスの運転手さんたちの 挨拶 見たくて いつもこの席
59
ポロポロと涙が落ちる彼女には 言葉はいらないただ抱きしめる
31
神様もストレス溜まれば過呼吸になるかならぬか今は聞けねど
24
不成就日避けて先行抽選に賭ける日曜当たって欲しい
13
振り返るハードモードの先週の日々小休止してまた明日から
20
低気圧来ても去ってもやって来るもう何十年の頭痛歴かな
24
不器用な僕は恋文のかわりに、真っ赤なアンスリウムを君に。
11
馴染めずにはみ出していく人生のそのどこまでが個性だったか
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初夏日和 家へ歩く手に ちんすこう 「沖縄フェア」の ポップにつられ
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