サイゼリヤ鶏のステーキ消え去りて残り香舞いちる花時の昼
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新しき出会い求めて 目の前の扉開け 君は今飛び立たん /入学式の孫へ
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一夜明け 明るい陽射し 降り注ぐ 雲ひとつない 灌仏かんぶつの日
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「五分間」閉じ込めようか永遠にそう願うのは僕だけだった
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東京に負けた気がした帰り道何に負けたかわからないけど
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「見せ消ち」を 読むは楽しも 定家書写 御物本なる 『更級日記』 /影印本
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夜明け前 日の出を急かすかのように イソヒヨドリの笛の音響く
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悪夢みた うちにはねこはいるけれど 獏も飼いたくなる朝がある
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つんでれの春と出逢って三十年桜のようにいつも降られ、て
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新生活one styleを二人にてゴミ箱さえもひかり輝く
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ブロンソン脳裏に映るクラウディア風の平原スキャット渡る
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月もなく 夜空を過る 航空機 明日に向かう それに乗っかり
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春がいい 富士山がいい はながいい ゴルフなんかは そこそこでいい
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いまきみのラインがくる気配がした スマホを見る今日の幸せ
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春月に「綺麗なままで」いかないで「人は元から汚いんだよ」
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あの海の砂できらめくペットボトル純情だけで満たされている
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青かった春は帰ってこないけど夏秋冬がこれから来るよ
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あの返事プラットフォームに吹く風が夢じゃないって教えてくれた
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さくらんぼ さくさくらかな さくらさく さくらのにわの さくらやさくら
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外来の「ブログはじめました」の張り紙のQRコードにスマホの音なし
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不足する 原油供給 問題も 献血不足 前から言われ
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白昼の 雅な舞いに 相反す 月の宴で 魅するまなざし
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脳内で浮かんだモルヒネなんて曲はなかったし探して確かめる気もなかった
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トレモロの誤字だと気づいて「た」から打ち始めて半端で止まるミュージック
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背の低い タンポポの方を 手に持って 頑張れよって 息を吹きかけ
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サーティワン 新作おもろい なんか味、夏っぽくね?と言い合いするほど
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短歌って単価ゼロ円でも何故か啖呵切れない31文字
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今日もまた ウージンエイのドラマ見て 考察などをAIに聞く
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目も耳も 体中が 衰えて 悲しい気持ち これが人生
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子供らが 恐怖と怒号 抑圧に 耐えてる姿 戦前ですか
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