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貴女への想いの揺れに驚いて グラスの氷をカリッと噛んだ
11
夢の中だけでも誰かに好かれてたい 月を見上げる狼くらいに
7
東京にそろそろ、きっと慣れたよね?想いの揺らぎ止まりましたか?
13
エアコンのおやすみタイマー止まる
26時
(
にじ
)
苦しく醒める夢のあとさき
13
雨の日は貴女と傘に入るためだけにあるのと云った黒雲
13
穏やかな 午後に戻って 純粋な 涙出るかな
膿
(
うみ
)
が出るかな
7
あせも止め 吾子の体に塗る薬 小さな小さな背中を撫でる
46
ポロネーズ第六番の律動は波蘭の舞踊と言ひし母かな
10
「7月に家族で旅行に行くんだよ」片麻痺の
朋
(
とも
)
笑って泣いて
38
子カラスの 巣立ち終わりの 静けさよ 朝が来たのも 気付かぬまでに
35
十四の少年こそが血と柘榴について語れ神話の如く
6
濡るるごと深くなりける
早緑
(
さみどり
)
に縁どられゐし役所の灯
5
「バイバイ」とトイレに流す
ちっちー
(
おしっこ
)
に いつも手を振るもうすぐ2歳
41
君がもし月なら君を照らす太陽を僕は倒しに行くだろう
7
猛暑日のわたしの頑張り褒めるため コンビニで待つ白熊アイス
48
表情が豊かになる孫
薄
(
うす
)
る母 ああ、歳を取るってこういうことかな
26
今日もまた僕の心は曇り空 ヴェガほど君は遠くて近い
9
曇り空 河無き空を見上げつつ 貴女は織姫のヴェガになる
8
兄ちゃんのあのブルドーザーが欲しいんだ! ヨチヨチ歩きはあともう一歩
21
七月ののっそり沈む夕陽から種火盗んで夜通し語る
52
充分に生きたと思う伯母の死は手本となりて丹田にしまう
11
手を貸すと
いーよ
(
嫌よ
)
いーよ
(
嫌よ
)
と怒られる 吾子は一人でズボンが履ける
41
麦の穂を 自由自在に 遊ばせて 光をうつす 風のマエストロ
46
気に入りのクッキー缶に本年の七夕飾りしまい納涼
39
おびただしい 数のセミ鳴く 森の中 狂おしいほど 救い求めて
42
防犯の カメラに映る もののけは エゾリスの腹 手足ひろげて
29
音楽が鳴り止まないから寝たくない まぶたの向こう さらに向こうへ
8
気がつけば靴も鞄もTシャツも電車柄だね二歳のわが子
39
六時半 希望の朝が 流れきて 青空にのぶ 子らの手のひら
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君を見てなんだかポワンとしてしまう ネットじゃこれを恋というらしい
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