焼酎のソーダー割に柚子ザクザク「酔いどれ天国」一人気ままに
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落葉らくようや 一掃されど 道端に 積もり積もりて 秋をえがきぬ
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夜想曲弾かんとしてもその中に密かに宿る夜は逃げ出す
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柿の葉をかき集めては思い出すみなで集いて落ち葉焚きし日
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モーレツを装うスーツ纏っても毛玉だらけのパジャマがイチバン
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江ノ島は道半ばなるフルマラソン二万のランナー己が道行け / 私も湘南国際M7回程走り、今日も応援!
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孤独こそ己を守る避難場所 長老の説く平易な言の葉
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つり革に 初めて届き 喜びて 記念日だねと 言ふ吾子愛し
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電線に止まる寒鴉かんあの背景に 白き残月 朝の西空
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万葉の 人に詠まれた 同じ月 やがて令和も 昔と眺む
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寒風かんぷうに 耐え抜く蜘蛛へ 落葉らくようは お先に逝くねと その生を終え
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体温と 同じ温度の 鼻水が 気づかぬ間に 人中濡らす
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三十年住み慣れた家を後にする また新婚ね 小さなアパート
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君が2個歳上なのは分かるけど苗字にちゃん付けで呼ばないで
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雀との距離が縮まった気がして逃げる彼らの鳴きまねをする
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三十年ここで寝たんだ このベッド あるじ無き部屋 淋しさつのる \ ようやく独立!
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八本の腕に見惚れるくすの木に「エイタム」などと名付けてみたり (ヘブライ語で「隠れ家」)
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遺書にするつもりだったが内容がボカロ曲の歌詞みたいで萎えた
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白雪しらゆきの もる野山に 熊が立つ  銀世界にも 団栗どんぐりはなし
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シビヤだなぁ「待った」は認めてくれないの? 時は宇宙のタイムキーパー
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風吹かぬ 墨の夜空に しんしんと  軋む足音 ひとり楽しむ
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暖房が寒さに勝てぬ布団から 小一時間も出られずにいる
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律儀なり 気配かぎつけお出迎え 一人と三匹それも良きかな
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突然の手術の姉を見舞う午後思いがけない笑顔に出会う
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何もかも忘れて眠れ ひとときは 晩ご飯なんて 何かはできるさ
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死にたいと口から吐いた白い息 季節は巡ると答えた息
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昨日よりたしかな愛がほしいから日記に書いたあなたの名前
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純情可憐な私は今日も君に会うためパフェを食べるの
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丁寧に 珈琲淹れて ひと息す 冬の陽だまり スピッツを聴く
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あたしってなんてつまらぬ人間か そういう思考浮かんで消えて
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