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萬歳三唱の就任ぬけ出でて英靈とふ悉皆靈の惡も反故 か
17
雨曝し 寒空の下 一人行く イヤホンそっと 孤独を消して
15
境内で 走る子供に 重ね見る もう戻れない あの日々たちよ
18
椋鳥の大群賑やか大宴会 味をしめたか柿は食べごろ
55
揚げ油にキッチンペーパー被せたら泣き出すみたいに染み広がった
24
亡き祖母の干したシーツはふんわりとグーグルマップで過去を辿れば
29
私が今日 風邪で辛くて 休もうが 模試のある日は やって来るのだ
27
「光あれ。すると光があった。」マジ? お金あれ。「いや、そういうのじゃない。」
18
愛おしい寝顔を見つめて宵っぱり 夢を見るのも惜しいほどの
時間
(
とき
)
12
窓開けて 叫ぶ友共に 笑い合う 怒られるまで セットで青春
12
まだ遠く 会えないあなたもいつの日か 大丈夫。未来を信じてる
9
紅葉を眺めるベストな角度かな座る人なきベンチ微笑む
46
間違いか正解かとかいうよりも別の答えが出てくる人生
17
別にいいルービックキューブ インフルよ 感染ってもいい愛しています
9
分かり合うこと目標にしなくても励まし合ったり笑ってみたり
34
彼
(
か
)
の
岸
(
きし
)
のふたおやの声おもはする こはるひよりのやはらかな朝
25
流れ星を 喰らうように 強く健気に 泣きながら生きている
10
似た人を見かける度に目に染みる 燃え尽きてなお燻る煙
16
透明な砂がこぼれていくようなまだあたたかい夢をみている
23
初デート ママに内緒でいくからね ブタ公園で君を待つ僕
15
古めいた茶店も手伝う少年も 時代を紡げ 紅葉ひとひら
16
目薬を よく使うように なってから 泣かなくなった 泣けなくなった
12
無人駅 氷雨で濡れる単語帳 私は私を好きになれない
17
山芋も皮を
剥
(
む
)
かなくなりました 手抜き料理は
破竹
(
はちく
)
の勢い
37
そこでまず相手の登記を確認し まだこの話サウナでします?
10
神秘なる満月のもと進む帰路一寸先はホワイトアウト/濃霧
30
ひさかたの光しづけき
垣
(
かき
)
にふる雪は
山茶花
(
さざんか
)
大雪
(
たいせつ
)
の朝
24
万葉の 人に詠まれた 同じ月 やがて令和も 昔と眺む
54
冷たいな 冷たくしたのは僕だった 優しくないと優しくされない
14
三十年住み慣れた家を後にする また新婚ね 小さなアパート
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