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臆するな誰もが他人に興味無し だから背筋を伸ばし歩けよ
20
好きだから時間をかけてやわらかくふっくらくらと黒豆を煮る
19
大またを 開いて今年を のぞき込む 一年の兆し 大吉と見えたり
30
幾たびもゆきつもどりつした道をまたゆく春のあらたなる日に
21
昨年の暮れより引きずる動揺は急なる旅にて一時忘れて
27
金色の薄き花びら春まとい蝋梅の花静かに咲かむ
25
人知れず故郷離れた私にも 年賀の便りが一枚届く
20
初夢にゲスト出演してくれた 鷹よ今年をどうかよろしく / 二〇二六年元日
18
意味の無い 問いかけですら すり抜ける やけに風吹く 満月の朝
6
神様がどこかにおりて松の内 星の光も一際清く
51
「心配と 心遣いは 違うのよ」 この仕送りは 生存確認
38
蜂蜜を紅茶に垂らす一年が穏やかなれと出初めの朝に
61
「任せろ」と豪語したけど海賊が船酔いしてるような有り様
21
心より体の方が正直だ悲鳴をあげた肋間神経
20
今さらに夏らしいことしたくなり 凍てつく銀の六花を思う
14
朝ごはん 富士山望むリビングに ちょっと優雅な気分に浸りて
44
公園の敷地半分削られて なんとか残った遊具のパンダ
29
いちばん良いものを天国いちばん悪いものを地獄と生きてる人が
10
雑音を吸い込みながら降るけれど雪は白色静かに積もる
31
ひび割れた 吾の手のひらの ぬくもりで
癒
(
いや
)
せるものが 有るのだろうか?
34
初恋に再会したらばあちゃんの愛はしつこく「めちゃくちゃいいね」
16
名前負けしてる気がするこのメダカスーパーミユキわりと短命
26
養
(
やしな
)
ひし
温
(
ぬく
)
めたお粥「うんめえ」と 妻が遺した 最後の笑顔 /翌日介護終了
55
情熱
(
パッション
)
は人並み以上と自負してる ごめんあそばせ
丙午
(
ひのえうま
)
なの
37
風禿
(
かぜかむろ
)
けふは雪夜を触れ
往
(
ゆ
)
けど まろき
袂
(
たもと
)
に匂ふ梅の
香
(
か
)
27
不登校のぼくの心に軟膏が浸みてくような祖父の雑談
31
予感してカーテンさっと開けてみる 白い世界が広がっていた❄️
46
少しずつ 距離を置こうと してた事 わかっていたよ 今元気かな
12
人の世の 如何なる言葉 より君の たつた二文字ぞ いかに嬉しき
27
空洞のある老木なれどポツポツと白梅咲けりぬくき日差しに
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