新潟の事件出来事LINEにて送る子二十歳東京に居り
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山椒の新芽の相違 尋ぬれば 犬山椒いぬざんしょうなる憎めぬ騙し
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雨打たれ 散った桜は 悲しげも 隣に咲いた 藤は輝き
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好きだった彼女の声を聞きたくてまだ捨てきれず昔のガラケー
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その姿 酌量の余地非ずして 厭われし者 朱色の百足ムカデ
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門口に座布団積みて哄笑わらひと ズレた軸に手添えなきを悔ゆ
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わたくしの 椿のような 恋心 終わった時に 「落ちた」と呟く
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たまにはと昆布と鰹で出汁をとりうどんをすする春雷の宵
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聞き慣れた 値上げインフレ 少子化も 現時点では 序の口という
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痩せないといけないのかな?寝る前にとりあえずやるストレッチだけ
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残雪に うさぎの姿浮かび出で 雪解け水が田に満ち光る 
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悠久の歴史桜は吉野山薫り今でもみんなの故郷
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価値観で測れるものか人と人あなたとわたし心が遠い
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戻らばや花かんざしの童女わらはめの姿包みし春の夕暮れ
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どこでまだ咲いてるんだろ花びらが風に吹かれて路上を転がる
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杜若かきつばた 躑躅つつじ 蒲公英たんぽぽ 不条理の漢字あれども歌楽しけれ
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書くことも 読むことすらも 遠ざかり 私の文字は 未だ汚い
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春鬱はるうつ頓服くすりねむりにちてゆくそれでも まねばみずかとむら
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いつの間に肝っ玉母さんになったよ 三児の母は我が目にまぶしく
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今も今 桜前線 北上中 例年よりも 気が早いらし  
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催花雨を草木に注ぐ雷神ともう一度だけ誓いを交わす/折句・さくらもち
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青春のあわきを知らず老いという深き静寂に独り入りゆく
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青天に応える如く銀杏木のちっちゃな若葉 愛らしく萌ゆ
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夫の笑み思いつ供ふ桜餅 春茜見つお下がりを食む
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春雷の空に幹割れ雨に沁む 凛と芽吹く葉 若菜色して
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鮮やかな山吹咲いた畑の隅黄金こがねの塊輝いて見ゆ
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パンツルック 流行はやりて街に 活気あり そむきて揺らげ スカートの花
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やりとりがあったあかしの既読とはきっとまぼろしだったのだろう
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汽車を待つ あなたの肩に 舞ひ降りし 花びらに願ふ 無事の帰りを
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風となり卯月の君へ捧ぐのは散り急く白き菫の香こそ
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