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寒き朝 キャベツ畑に白き蝶 飛ばずにじっと羽を休めをリ
25
一隅を照らす灯りの
石蕗
(
つわぶき
)
は誇らず咲きて落ち葉を抱きぬ
35
公園のメリーゴーランド子供らを大人に変えて一人老いゆく
19
晴れ渡る 母の生まれし 日に思ふ 空襲逃れ 生き延び『ツナグ』
25
エンドウの 苗が日に日に 伸びており 秋の陽差しを 栄養にして
35
朝なさな胃腸を白湯で温めて「目覚めなさい」と呪文唱える
27
湯たんぽが温め続け待っていた布団の中は愛のある家
32
嫌いだよ好きでもあるよ人なんて完全無欠は息もできない
31
夜半過ぎ 木枯らしの音目覚むれば ポストに落つる新聞の音
27
未だまだ苅田の草は青きまま木枯らし吹きて冬田となりけり
45
厚揚げの 焼ける匂いで 目を覚ます 優しい朝食 一日始まる
26
あれよあれ… あれだってばさ… あれだって! 日に日に増える
夫婦
(
ふたり
)
の会話
35
不思議ねぇ夜空の月はぶれるのに青空の月はくっきりと白
24
ベタベタと嫌な思い出 手に付いたガムシロならば拭えるものを
22
雪遊び手足の凍る帰り道母待つ家のありしあの日々
33
秋風が思い出ばかり連れてきて私の心とばされそうだ
40
病院で 最期に我の 名を呼びし あの日の母が 忘れ得られず
23
遊び飽きおもちゃを容易く壊すより愛されずとも愛す尊さ
29
真夜中に するどく光る 二十三夜
17
才の 君に似ている
43
竈
(
かまど
)
から離れぬままの母せかす匂いに待てぬ腹鳴る夕餉 / 追憶 五人きょうだい
38
あらたまの茜さす空澄み渡り憂き世の
澱
(
おり
)
を染める
東雲
(
しののめ
)
43
岬下り 浜を歩かば海の家 氷の文字見し 早も懐かし
44
ガラス越し淡く舞い散ることもなく 変わらぬ私 置いてゆく秋
21
さりげなく餅の話題をはさむ母そうきたかって話題をそらす/介護
32
冷えやすい
脚
(
あし
)
と
背
(
せ
)
お店の暖房と乾燥着ぶくれ真冬の肌着と/さてさて···
20
当日券無いと知りつつ会場に来てみるほどの推しがいた秋
24
流れ星見えた瞬間テンパって愛犬の名を3回叫ぶ
53
幼日のご褒美なりしキャラメルを含めば甘く優しい記憶 /森永ミルクキャラメル
30
出かけ時 甘えて嫌がりウロウロと 流し目うるる 亡き猫ライラ
21
躊躇して筆の進まぬ母の遺影「美人に描いて」と幼げなこと
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