大晦日 暇持て余しブックオフ 行ってもやっぱセールまだだし
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「天国に忘れ物して取りに帰る」窓から消えたサッカーの子
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迎えたくなき晦の朝迎へ孤独恐れて布団に隠るる
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クリスマス 年末年始 独り身に 辛いイベント 続けざま止めて!
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君からの LINEライン届いて 心弾むけれど…君の本心ハートは どこにある?/ 表情も欲しい 欲張りな私
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無機質な スタンプだけの やり取りに 虚しさばかり 募りゆくなり/でも…止められない惨めさよ…
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年の瀬に 風邪の神さま ひょっこりと お蕎麦もお節も 無い年末年始としこし
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さいぼしを馬肉と知らず食べた今 競走馬のこと見る目変わるな
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商店街を抜ける間 僕たちが見れなかったクラッカーのような初雪 
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夏の日に熱吸いきった冷えぴたが 冬になったら貼るカイロになる
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期待値が上り過ぎたかプロ仕様 我が家の汚れプロ負かしたり
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お利口に早く寝ていた ナマハゲはどこでも来ると信じ込んでて
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硫黄風呂10まで数えて火照ったら 今年最後の空気が冷ます
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大またを 開いて今年を のぞき込む 一年の兆し 大吉と見えたり
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苦にいたみ 嘆きの雨はやまずとも ただきみの背に は傘を
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薄明かり 初日の出を待つ控え室 外で焚き火にふーと吹く音
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こんなキャンプしてみたかったとはしゃぐ父 おでんとあったまったどぶろく
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初だとか 早々だとか 考えず この毎日を 変わらずおくる
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このところ 学生時代の 友らとの  距離の取り方 わからずにいる
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新年は迎えねば来ない さながら2025第二シーズン
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独り身の寂しさ煮詰めたかのようなレトルトカレー食む寝正月
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音の無い世界 君の息遣いはまだ聞こえる、それに合わせた僕の鼓動も
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金色の薄き花びら春まとい蝋梅の花静かに咲かむ
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九時五時で 部下に残業 おしつける 課長に物申せば パワハラだとよ
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初雪に錯覚ごとき起こりつつ木々に花々咲かせおるなり
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神様がどこかにおりて松の内 星の光も一際清く
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27「キリがいい」って君が言ったから自分もそう思うようにしてる
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「心配と 心遣いは 違うのよ」 この仕送りは 生存確認
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夫婦喧嘩 年末年始も 変わりなく これが我が家の 通常運転
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我が妻の 悪口雑言 なかりせば 体調優れぬかと ひそかに心配
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