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霧雨の花はしとりと散りゆきて繋ぐ手解く「さよなら」もなく
30
三十一
(
みそひと
)
に込めれぬ想い溢れすぎ山に向かって相談してる
26
待ちわびて 薄着装う 乙女らの 姿まばゆく 春闌けてゆく
19
右手チョン 左手もチョン ねこベッド とてもかわいい 眺めであるよ
24
ラジオでの球場響く応援が沈んだ気持ちにじんわりと効く
25
戦争の足音がする日々増して 止められるのは私とあなたと?
13
交差点 信号脇にポツンと献花 消え去りしいのち そっと手を合わす
19
「殿様」
(
トランプ氏
)
の世界改革 理不尽な犠牲伴い
何処
(
どこ
)
ぞに落ちる
17
カラオケのなぜに歌えぬプロの如喉の力みにさよならはいつ
16
公園で駆けるおさな子 後を追うじいじの笑顔に 緑の風吹き
27
有り余る時間と切れる鎌あれば 嫌いじゃないよ草取りだって/あれば、ね
16
創作心 滲む作者のお人柄 磨いているのは己の心
20
あと何度観たい映画を見逃せば天への道が開かれますか?
10
しくじった! 君の魅力を 見くびった 結果 いつしか 超首ったけ
9
笑って、歩いてうんと喋って おんなじところに靴を並べよう
8
夢のようにおだやかで 劇的ではなくて だけどずっと ずっとそこに
8
あれやあれ なんやったかな でてこない しってるはずが ほんまわからん
7
検診の「異型上皮」の判定に印押す気持ちはアンビバレント
7
敵国の 友に浮かべし 微笑みは 気づかれぬまま 時の彼方へ
9
知恵弱き 父にてあれど 我をただ ひたすら愛す
汝
(
なんじ
)
こそ父
9
割り切った 関係なんだと 思ってた 子どもをあやす 俺に向かって
4
上京し お茶を入れた日 夕飯で カップラーメン お湯入れるだけ
8
ホステスがワカメはまだとパンチ蹴り一人こっそり重荷負う鹿(百人一首・四十一)
2
イチジクに辛子もそれと知らぬ顔鵺は悪さに何食わずとは(百人一首・四十二)
2
見合いする友の衣に忍ばせて孵化したものは主にザリガニ(百人一首・四十三)
2
アワビ五個隠ぺいをしたハモ肥えて身の至らぬを恥じるヘビさま(百人一首・四十五)
2
妬いた妻痺れるほどのマキビシをひと箱三重に買いに行きけり(百人一首・四十七)
2
風邪が癒えて祝うつがいのオレの蚤飢えて獲物を襲うころかな(百人一首・四十八)
2
キジのためモヒカン刈りのイモリさえ長くもがくとモロに蹴るカバ(百人一首・五十)
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檻の中オランウータンお前もな職業欄には無職と書かる
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