窓側で赤ベコのように揺れながら寝てる息子をインストール
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山頂に捧げしカフェの湯気へ乞う友との無事の劔の下山
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春霞立つ雪の辺の道しるべ来よと振る振る狐の尻尾
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満開の 桜愛でつつ 一休み アイスティ―には 花びら浮かび
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ひっそりと アイコンと名の アップデート 作風変わるか 初心者ン年目
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仕事終え 千鳥ヶ淵の 桜愛で お茶を一口 幸せ感じ
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あかつきに 寝覚めて 十首詠みて恋ふ 雲と見まごふ 白き花枝はなえだ
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トゲのない言葉を探す会話するへとへとになる今日も一日
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弥生末 ねこたちまだまだ 冬ベッド ふたりなかよく 暖を取りたる
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散り桜 逝きし誰かれ そこ此処に蘇りしも言葉交わせず
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菜の花は今茹で上がり厨には蒼き香りと春が拡がる
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中々にご立派でしょう うちの子のシール帳ですニ枚のふすま
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新年度気になる事は多々たた有れど雨風あめかぜあとの満開桜
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山肌を 染むるとばりの 残照に 君の面影 重ね映さむ
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離れない流氷こおりのせいか北風のやけに冷たい卯月朔日
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雨音が響く暗がりリビングで 君へのメール読み返してる
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息を止め箸で土筆を裏返す採取するのは緑の胞子
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主軸たる 者が操る 刺さらない 言葉の本意を 知る由もなく
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萎るるを知らず散りたき桜花散り敷くものは涙なりけり
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通院をメインディッシュに一日を盛りつけている老後のふたり
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曇天に見上ぐ桜で雨宿り奥の枝先ヒヨドリが来て
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足るを知り 自然に合わせ 乗り切るか 学ぶことあり 昔日の知恵
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らっきょうを 添えたカレーは 春の味 疲れも取れて ギア入れ直す
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ツンデレで 甘え上手で 気紛れで 愛されるという 特権を持つ  
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罪咎つみとがをしばし忘れし散り桜 何人なんぴとの上分け隔てなく
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雨の打つ小箱ひらいて子猫抱き寝息に胸の温む遠い夜 「チャー君」
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青々と 次々伸びゆく小松菜の 蕾膨らみ春を告げをり 
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先住の 2匹にビビる こともなく   番長面した  捨て猫子猫
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技芸練り 澄み渡りし 鶯の 声はすれども 姿は見えず
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帰路の宵 待受を閉づ漆黒のスマホ液晶に 映る月影
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