Utakata
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りんりん
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あまり上手く詠めませんが、いいね♥️が励みになります。ありがとう
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初に受く床上洗髪囲む
娘
(
こ
)
の 明るき声に 緩む冬の陽 (在宅療養より)
23
人の非を突き抜く刃巡りきて
己
(
おの
)
が非さえも貫かんとす
19
小さき手も あかぎれの手も 交じり合う 排球好きの 集える夜よ
24
学び舎へ行けぬ娘は
春隣
(
はるとなり
)
ゆるむ蕾に希望を
抱き
(
いだき
)
29
「鬼は外」かつての声は懐かしく 塾向かいたる吾子の背送る
27
いつの間に
厨
(
くりや
)
に立つ子の背は伸びて 注いでくれたる味噌の香膨らむ
26
1週
(
ひとよ
)
待つドラマのワクワク手放して 【
瞬間
(
いま
)
】の価値観暴落する
現代
(
いま
)
/見逃し配信
18
この苦悩いつか笑える日を待ちて すごろくのコマは 1回休み
29
さざんかの花弁ひとひら宙に舞い 北風の
纏う
(
まとう
)
衣となれり
27
曇天をかき分けてゆく白鷺の 羽毛の如き初雪ひらり
30
布団という安全地帯に包まれて 外の嵐も遠い響きに
31
静寂を破りて急ぐサイレンを 無事であれよと見守る
明星
(
みょうじょう
)
27
二十年前
(
はたとせ
)
の歌はあの日を連れて来ぬ 若気の至りふと苦笑い
24
ゆく人もこち来る人にも隔てなく うつむき微笑む水仙一輪
26
食道を熱して下る大根を ビールで追わん寒夜の
夕餉
(
ゆうげ
)
28
耳の底 残るあの嘘 消したくて ついやり過ぎる 耳かきの癖
21
落葉
(
らくよう
)
のごとく言の葉降ってこい
短歌
(
うた
)
の種なき 硬き頭に
29
寒風
(
かんぷう
)
に 耐え抜く蜘蛛へ
落葉
(
らくよう
)
は お先に逝くねと その生を終え
28
納豆に日頃の苛々ぶつけても健気に美味い ごめんね。納豆。
27
「納豆を高速回転させるとき 苛々してるの覚えて置いて」
20
かじかんだ
淡桃色
(
うすももいろ
)
の 吾子の手を 包むこの手で きみ守りたし
28
我のため
雑草
(
くさ
)
を摘んでは土産とす
認知症
(
やまい
)
の祖母の不変の愛情
29
濡れ鼻を ツンと当てくる 老犬は 言葉無き愛で 我を励ます
27
小春日の温もりは母を 木枯しの厳しさは父を想ふ初冬
24
果てしなく伸びる射陽の末端で私は今日も
細々
(
ほそぼそ
)
と暮らす
28
爪を切る。我の指からはらり落つ 大小十個の細き三日月
30
通行人Aにも帰る場所がある
皆足速
(
みな あしばや
)
な初冬のビル街
30
ようやっと布団からぬるり頭出す 肌寒き朝にカタツムリとなる
24
使用後に硬貨が戻るロッカーの百円のように無意味な
夫婦喧嘩
(
バトル
)
24
病ゆえ四角き景色のみぞ見る人にススキが 知らせる
爽籟
(
そうらい
)
(在宅療養)
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