Utakata
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りんりん
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あまり上手く詠めませんが、いいね♥️が励みになります。ありがとう
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音もなく車窓に積もる霧雨に 私も埋もれる宛もない
夜
(
よ
)
に
21
靴底に花弁を付けて帰る子は 春の便りを我が家に運び
28
旧友とお喋り尽きず二時間半 明日からの糧となりにけるかな
23
生きてきた証と思うしみ、しわも 鏡の前の薄化粧の春
28
ワイパーは手を振りサヨナラ暗示する 霧雨の中の無言の二人
21
木蓮はキャンパスの如き青空に真白き絵の具で描く早春
25
青空を白抜きにする木蓮は 無限の蒼にも混じることなく
25
子の熱に眠り削りて添う母に 豆電球の明かりやわらに
27
「新」のつく野菜の並ぶスーパーで 小さき春を見つける薄暮
26
初に受く床上洗髪囲む
娘
(
こ
)
の 明るき声に 緩む冬の陽 (在宅療養より)
25
人の非を突き抜く刃巡りきて
己
(
おの
)
が非さえも貫かんとす
19
小さき手も あかぎれの手も 交じり合う 排球好きの 集える夜よ
26
学び舎へ行けぬ娘は
春隣
(
はるとなり
)
ゆるむ蕾に希望を
抱き
(
いだき
)
27
〇「鬼は外」かつての声は懐かしく 塾向かいたる吾子の背送る
25
〇いつの間に
厨
(
くりや
)
に立つ子の背は伸びて 注いでくれたる味噌の香膨らむ
25
1週
(
ひとよ
)
待つドラマのワクワク手放して 【
瞬間
(
いま
)
】の価値観暴落する
現代
(
いま
)
/見逃し配信
17
この苦悩いつか笑える日を待ちて すごろくのコマは 1回休み
27
さざんかの花弁ひとひら宙に舞い 北風の
纏う
(
まとう
)
衣となれり
25
曇天をかき分けてゆく白鷺の 羽毛の如き初雪ひらり
27
布団という安全地帯に包まれて 外の嵐も遠い響きに
29
静寂を破りて急ぐサイレンを 無事であれよと見守る
明星
(
みょうじょう
)
26
二十年前
(
はたとせ
)
の歌はあの日を連れて来ぬ 若気の至りふと苦笑い
22
ゆく人もこち来る人にも隔てなく うつむき微笑む水仙一輪
24
食道を熱して下る大根を ビールで追わん寒夜の
夕餉
(
ゆうげ
)
26
耳の底 残るあの嘘 消したくて ついやり過ぎる 耳かきの癖
20
落葉
(
らくよう
)
のごとく言の葉降ってこい
短歌
(
うた
)
の種なき 硬き頭に
27
〇
寒風
(
かんぷう
)
に 耐え抜く蜘蛛へ
落葉
(
らくよう
)
は お先に逝くねと その生を終え
26
納豆に日頃の苛々ぶつけても健気に美味い ごめんね。納豆。
25
「納豆を高速回転させるとき 苛々してるの覚えて置いて」
19
かじかんだ
淡桃色
(
うすももいろ
)
の 吾子の手を 包むこの手で きみ守りたし
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