りんりん
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あまり上手く詠めませんが、いいね♥️が励みになります。ありがとう

ワイパーは手を振りサヨナラ暗示する 霧雨の中の無言の二人
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木蓮はキャンパスの如き青空に真白き絵の具で描く早春
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青空を白抜きにする木蓮は 無限の蒼にも混じることなく
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子の熱に眠り削りて添う母に 豆電球の明かりやわらに
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「新」のつく野菜の並ぶスーパーで 小さき春を見つける薄暮
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初に受く床上洗髪囲むの 明るき声に 緩む冬の陽 (在宅療養より)
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人の非を突き抜く刃巡りきて おのが非さえも貫かんとす
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​小さき手も あかぎれの手も 交じり合う 排球好きの 集える夜よ
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学び舎へ行けぬ娘は春隣はるとなり ゆるむ蕾に希望を抱きいだき
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〇「鬼は外」かつての声は懐かしく 塾向かいたる吾子の背送る
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〇いつの間にくりやに立つ子の背は伸びて 注いでくれたる味噌の香膨らむ
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1週ひとよ待つドラマのワクワク手放して 【瞬間いま】の価値観暴落する現代いま  /見逃し配信
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この苦悩いつか笑える日を待ちて すごろくのコマは 1回休み
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さざんかの花弁ひとひら宙に舞い 北風の纏うまとう衣となれり
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曇天をかき分けてゆく白鷺の 羽毛の如き初雪ひらり
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布団という安全地帯に包まれて 外の嵐も遠い響きに
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静寂を破りて急ぐサイレンを 無事であれよと見守る明星みょうじょう
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二十年前はたとせの歌はあの日を連れて来ぬ 若気の至りふと苦笑い
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ゆく人もこち来る人にも隔てなく うつむき微笑む水仙一輪
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食道を熱して下る大根を ビールで追わん寒夜の夕餉ゆうげ
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耳の底 残るあの嘘 消したくて ついやり過ぎる 耳かきの癖
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落葉らくようのごとく言の葉降ってこい 短歌うたの種なき 硬き頭に
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寒風かんぷうに 耐え抜く蜘蛛へ 落葉らくようは お先に逝くねと その生を終え
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納豆に日頃の苛々ぶつけても健気に美味い ごめんね。納豆。
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「納豆を高速回転させるとき 苛々してるの覚えて置いて」
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​かじかんだ 淡桃色うすももいろの 吾子の手を 包むこの手で きみ守りたし
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我のため雑草くさを摘んでは土産とす 認知症やまいの祖母の不変の愛情
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濡れ鼻を ツンと当てくる 老犬は 言葉無き愛で 我を励ます
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小春日の温もりは母を 木枯しの厳しさは父を想ふ初冬
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果てしなく伸びる射陽の末端で私は今日も細々ほそぼそと暮らす
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