Utakata
登録
Login
りんりん
フォロー
25
フォロワー
54
投稿数
317
いろいろ凹む……
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »
黄昏の川面を撫ぜる秋風が染みるか 鷺は首をすくめて
19
久方の短歌に触るるこの頭 熱さを帯びてフル回転して
13
「幸」せも一字取ったら「辛」くなる 貴方が抜けると辛くなるんよ /そはの様の歌に感化されて 〜或る仲間へ〜
14
トレンディドラマのような歌読みて 憧れしかない田舎の主婦は
16
正面に半月の見ゆ登り坂 アクセル踏めば
宇宙
(
そら
)
へ飛べそう
18
スーパーの閉店時間より早く 主婦の家出はフィナーレ迎えて
16
「まだ居ろよ…」甘い誘惑 布団から囁かれている 肌寒き朝 /なかなか起きれない
17
「ツイてない。どうせ神など居るものか!」「そうさ居ないよ、神無月だもの」
14
落葉
(
らくよう
)
にイガ栗の罠仕組まれて 触れる指先 赤き血の球
17
あんなにも消費していた麦茶パック 厨の隅に追いやられ、秋。
17
皇后と同病持つ吾子 ご公務のお姿何より良薬となる
15
葉も持たず 真っ直ぐな茎で凛と立つ 彼岸花たちに自律を学び
18
鼻は父 目は母に似た我の顔 在りし日の記憶 鏡みるたび
18
はみ出さず平々凡々生きてきた 字余り気にする短歌のように
35
食堂の 器の窯元 見る癖は 陶器の街で 育った証ね
20
「うちの嫁」「奥さん」「妻」と 使い分け
夫
(
きみ
)
はそんなに器用だったか
27
飽き性の 我が続けて早一年 三百の歌は日記の代わりに
21
曼珠沙華 稲穂の波間に 赤あかと 灯台の如 目立ち咲きをり
18
叶うなら かもめに伝言 託したし 私は元気と ただ一言を
18
幼き日母がちふれの化粧水はたく横顔憧れていた
20
連日に熱にうなされたる
地球
(
ほし
)
がようやく平熱の風を吹かす
16
くるくると表情変わる幼子の お天気予報は難しくって
18
渋滞のテールランプの数だけに帰り着く家あるんだろうな
22
人生の旅人開いた傷口もそのままにして歩まねばならぬ
13
この月は眠らぬ
摩天楼
(
まてん
)
の住民にも優しい光を届けるだろうか
15
満月に甲羅照らされシオマネキ おいでおいでと満潮を待つ
19
MJもこの満月のステージで魅せてるだろうかムーンウォークを /マイケルジャクソン
10
道端の小鳥の亡き骸涙さえ誘わずひっそり土へと還る
18
遠くには屋久島も見ゆこの岬に立てば悩みも果てに消えゆく
13
あの秘密墓場まで連れるつもりだが 白状しそうな
坊ノ岬
(
ぼうみさき
)
にて
18
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »