りんりん
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あまり上手く詠めませんが、いいね♥️が励みになります。ありがとう

珈琲に深きため息染みていく 黒に混じりて悩みも溶けて
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低空の飛行機の腹に手を伸ばし くすぐりたくなる皐月晴れの日に
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音もなく車窓に積もる霧雨に 私も埋もれる宛もない夜(よ)に
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靴底に花弁を付けて帰る子は 春の便りを我が家に運び
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旧友とお喋り尽きず二時間半 明日からの糧となりにけるかな
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生きてきた証と思うしみ、しわも 鏡の前の薄化粧の春
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ワイパーは手を振りサヨナラ暗示する 霧雨の中の無言の二人
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木蓮はキャンパスの如き青空に真白き絵の具で描く早春
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青空を白抜きにする木蓮は 無限の蒼にも混じることなく
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子の熱に眠り削りて添う母に 豆電球の明かりやわらに
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「新」のつく野菜の並ぶスーパーで 小さき春を見つける薄暮
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初に受く床上洗髪囲む娘(こ)の 明るき声に 緩む冬の陽 (在宅療養より)
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人の非を突き抜く刃巡りきて 己(おの)が非さえも貫かんとす
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​小さき手も あかぎれの手も 交じり合う 排球好きの 集える夜よ
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学び舎へ行けぬ娘は春隣(はるとなり) ゆるむ蕾に希望を抱き(いだき)
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〇「鬼は外」かつての声は懐かしく 塾向かいたる吾子の背送る
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〇いつの間に厨(くりや)に立つ子の背は伸びて 注いでくれたる味噌の香膨らむ
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1週(ひとよ)待つドラマのワクワク手放して 【瞬間(いま)】の価値観暴落する現代(いま)  /見逃し配信
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この苦悩いつか笑える日を待ちて すごろくのコマは 1回休み
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さざんかの花弁ひとひら宙に舞い 北風の纏う(まとう)衣となれり
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曇天をかき分けてゆく白鷺の 羽毛の如き初雪ひらり
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布団という安全地帯に包まれて 外の嵐も遠い響きに
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静寂を破りて急ぐサイレンを 無事であれよと見守る明星(みょうじょう)
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二十年前(はたとせ)の歌はあの日を連れて来ぬ 若気の至りふと苦笑い
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ゆく人もこち来る人にも隔てなく うつむき微笑む水仙一輪
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食道を熱して下る大根を ビールで追わん寒夜の夕餉(ゆうげ)
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耳の底 残るあの嘘 消したくて ついやり過ぎる 耳かきの癖
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落葉(らくよう)のごとく言の葉降ってこい 短歌(うた)の種なき 硬き頭に
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〇寒風(かんぷう)に 耐え抜く蜘蛛へ 落葉(らくよう)は お先に逝くねと その生を終え
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納豆に日頃の苛々ぶつけても健気に美味い ごめんね。納豆。
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