Utakata
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りんりん
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いろいろ凹む……
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苦しいとわかってくれる人がいる それだけで
当事者
(
ひと
)
は救われている
20
データーを詰め込み過ぎたクラウドか 入道雲はみるみる肥えゆく /⛅️
15
太陽に 中指立てて みたくなる 暑さの盛り 午後の外勤
16
受診後の 食堂で食む 月見うどん 決まった味を 今年も啜れた
18
フォークからポロンと逃げたミニトマト「刺されてなるか!」と意志あるようで
15
鳴り止まぬ山揺らすほどのアブラゼミ 七日の命を 燃やし尽くせよ
16
数年の 時越え地上に 這い出して 空を知る前死んだ蝉の子
12
その土に 応じた色に染まりゆく 紫陽花のよに 貴方に染まる
12
無機質の 水も揺るがぬ水槽に メダカの幼魚今朝生まれ出づ
12
通販で買うのか迷う深夜二時 扇風機は〝NO!〟と首を振ってる
18
夜半過ぎ 鼾響かぬ 寝室に 寂しき気のする
夫
(
つま
)
は入院
16
新雪に 犬は肉球 押してゆく LINEスタンプ連打するよに
16
凍てついた川面に立った白鷺は 寒さに動じぬ 姿凜凜しく
14
二胡の音は 溥儀の波乱の生涯を 馳せて届ける 『ラストエンペラー』
11
底の見ゆ 乾いた池に 繋がれし 白鳥ボートの 瞳寂しく
13
utakata
(
この中
)
に 被災地の人も
お座す
(
おわす
)
のか 詠により 君が救われむことを
14
「乳がん」と 姉の告白 受く我には 使い古しの 励まししかなく
16
受話器から 姉の「乳がん」 知らせ受け 我は思わず
乳房
(
ちぶさ
)
を触るる
13
人の詠む 断乳のうた 目に止まり 幼子と見た 朝の
光
(
ひ
)
まぶたに
9
反抗期の 吾子の頬っぺと ストーブの 餅が膨らむ 大晦日の朝
14
年賀状 師走の速さを 言い訳に まだ着手せぬ 筆不精の我は
9
ニワトリにとったら
聖夜
(
こよい
)
はXデイ そうは思いつ 揚げ鶏を喰む
14
「クリスマス」幸せの呪文 誰も言う 浮かれた街に 引き締めの雨
8
老いた医師 血圧計り◯つけて あくびをひとつ 献血室にて
11
「寒かろ」と幼き我の手を包む 祖母の両の手 温もりの記憶
18
「新しい治療をするか迷ってる…」痩せた背中で気持ちを吐露する
14
名も知らぬ 人のセンスに 感動し 感性磨かる utakataの時
19
この年は 谷あり谷あり 沈む年 それでも いつもの 朝迎えてる (感謝)
16
絞り出す 最後まで最後の クリームを。 主婦が得られる 小さき優越
15
名を呼べば 振り向き 走り寄る犬に 幼き吾子の 面影の見ゆ
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