Utakata
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りんりん
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いろいろ凹む……
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振る舞いの豚汁沁みる寒い中 ちびっこ力士土俵で四股踏み
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黒いとか苦いとかいうことさえも魅力に変えてる珈琲が好き
13
介護士を目指す異国の
娘
(
こ
)
の手から言葉を超える真心伝ふ
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あなたとのご飯はラーメン屋さんがいい 曇ったメガネで〝好き〟隠せるから
14
注射をし 食事も食べさせ 便も拭く 訪問看護師 魔法の手を持つ
18
「空気とは読むものでなく吸うものさ。」「そんな事すら忘れていたよ。」
22
小さき手に マメを沢山 こしらえて 逆上がり目指し 夕焼けを蹴る
31
おにぎりよ 不登校経て行く
修学旅行
(
旅
)
を 私の代わりに見守っていてね
17
野菜庫をリセットする日に食材のるつぼの様なお好み焼き焼く
19
鮟鱇の甘い誘いに酔ったまま喰われてもいいどうせ死ぬなら
9
明るさとふざける事をはき違えた 青春時代の写真は、苦い
14
白菜の値段に驚き振り向けば豆苗さんが慈悲の手招き
16
金曜の朝はタウリン
3000mg
(
さんぜん
)
を胃の奥に流し
職場
(
戦地
)
へ向かう
14
名のごとく あの
猛暑
(
なつ
)
超えても咲き続く 永年勤続賞 千日紅
9
我が娘 自身の壁を 打開して 校門くぐる姿は眩しく(不登校からの第一歩)
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黄昏れに シルエットとなる 稜線は 心電図のよな 波形を刻む
13
昼と夜の 境界線を 作るよに 飛行機雲は 空を横切る
16
身を燃やし 灰の轍を残し逝く蚊取り線香と人の一生
10
秋風に 揺れる稲穂の波の間に 雀のお宿か 賑やかな
囀
(
こえ
)
14
入学式母ちゃんこの服着てたっけ……思い出浸るナフタレンの
香
(
か
)
13
帰り道いつも偉そに“止まれ”って命令口調の一旦停止
12
こうべ垂るススキに稲穂 猫じゃらし 孤を
描く
(
かく
)
姿に秋を感じて
14
豪速球120キロのアタックは選手の汗と涙がエンジン
7
亡き父を嫌ってたけど月日経て同じ短歌の趣味を持つとは
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ゴディバでも5円チョコでも同じだと言う
夫
(
きみ
)
の横で発泡酒で酔う
12
旅人に標をしめす北極星のよに 優しく導く教官
7
夜道ではリアル案山子に驚いてイノシシに悲鳴 田舎のホラー
12
君の名は人とのご縁に恵まれるようにつけたの だから大丈夫
10
この血などくれてやるから真夜中に不快な羽音で起こすなよ蚊め!
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蚊の羽音 痒みで目覚める丑三つの窓辺明るき満月の夜
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