Utakata
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りんりん
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いろいろ凹む……
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枠内にハマらなければ外されて 椅子取りゲームみたいな教育
24
モテ期とは三度くるらし それならば老人ホームのマドンナになろう /まだモテ期が来ない
21
扇風機前には必ず現れる 宇宙人は今も昔も /ワレワレハウチュウジンダ
23
アイス屋の屋号も短歌モードでは
三十一文字
(
ミソヒトモジ
)
と読む我が居て /31アイスクリームにて
21
二学期のトビラを開けることはない 吾子の上履ききれいなままで /不登校
36
夫
(
かれ
)
と我の 郷土高校対戦し 熱き声援 ビールも汗かく /高校野球⚾️
14
遠雷と爆竹響く長崎の 精霊流しの船にぎやかに
19
海割りてモーセの如く進む船 白波立てて異国へ向かう
15
民宿のブーゲンビリアたなびいて肌湿らせる潮風の町
17
肉ダネにキャベツを包み逆さまの ロールキャベツもアリだと言う
夫
(
つま
)
14
川底にキラリと光った小魚は流れに逆らい上へ上へと
17
君くれし多々の思い出秘めている 恋に悩まぬ年となれども
14
「母ちゃんはもう何も言わん!」決めたのに気になる宿題
進捗
(
しんちょく
)
具合い
20
障子から入る朝日が柔らかく ふと母思ふお盆は近し
20
着飾った語彙力よりも普段着の 言葉に宿る共感のチカラ
21
冷房と汗で奪われし
温
(
オン
)
と
塩
(
エン
)
味噌汁により急速チャージ
18
原爆の語り部の目に涙あり
彼
(
か
)
の戦争はまだ終わっていない
17
立秋を境に営業開始する虫は
人間
(
ひと
)
より
暦
(
こよみ
)
を把握
20
街頭の ない畦道で 吾子と聴く 虫の
音
(
ね
)
知らす 秋はもうすぐ
15
青空の清い青さえ奪う核 あの日の空も青だったはず
17
熱中症喚起が防災無線から。アブラゼミもまた負けずに共鳴
13
“燃える”とか“煮える”の漢字見るだけで じわり汗かく宿題監視中
13
月のない夜に
星星
(
ほしぼし
)
囁
(
ささや
)
いて 主役居ぬ間に秘密の会合
14
熱帯夜の黒きキャンバス燃やすごと
蠍座
(
さそり
)
の心臓赤く妖しく /蠍座アレンタス
12
utakataにDM機能あったなら 短歌の趣味友作ってみたい
17
絶食で待つ外来のテレビには 美味そな焼きそば 我慢の試練
19
待ち長き外来 廊下の長椅子に 皆のため息鉛の空気
16
今朝抜けた乳歯とモロコシひと粒が 似てると知った吾子の発見
16
病む人に希望を届けたバタフライ 悔し涙も金以上の価値 /池江選手
17
銅製のコップにあたる氷の
音
(
ね
)
耳から涼が広がってゆく
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