Barnowl
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大学生になりました よろしくお願いします

毒舌で人と関わることが嫌いこんな自分は捨ててしまおう
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川沿いに隠れるように落ちていた恋の欠片は夕暮れの色
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紫のメガネをかけるとほんの少し世界が明るく見えた気がした
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寝転んで天気予報を眺めては家は良いなと瞼を落とす
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思い出のページを一つめくる音「帰りたいよ」と滲んだ涙
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春の陽に草木踊らす風一つ海から潮の音が聴こえる
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たくさんの「はじめまして」に出会う春きみが桜に見えた気がした
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もう一歩あと一歩だけ踏み出せばわかってるのに涙こぼれる
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こんなにもみんなで帰る道のりが愛しいことを最後に知った
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水たまり光って晴れた日に君と目が合ったって思っていいかな
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初夢は終わったころにやってきてほんの少しの勇気をくれる
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ただ二日前に過ごした大晦日とても昔と思ってしまう
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年の瀬の慌ただしさをよそにしてひとひらだけの初雪が降る
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天頂に取り残されたあの光私が捨てた二人極星
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「内緒だよ」教えてくれた公園で不意の初雪芝を覆った
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目を閉じてたった2秒の表情が私のアタマの待ち受け画面
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目が合ってすぐにそらしてはにかむと自信を持っていいって合図
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この街を自分の街と思えても別れは来ると今日が囁く
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いつまでも君に会えない淋しさは僕と会わない君にわかるの
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近づけば消えてしまうのわかってる雪より脆い凛とした君
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星空の下に浮かんだあの小舟漂う先に家路を探す
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すれ違うことがあってもお互いを気遣い合って笑顔でいよう
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覗き込み「何読んでるの?教えてよ」君の笑顔が口を塞いだ
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あの時の涙知るのは私だけ笑顔はじける光の最中
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君はもう「コミュ障」なんかじゃなくなって私はずっと好きだったのに
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見つめ合う二人の下を先取って空の色咲く蘭が爆ぜゆく
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別れては過去に縋った花は今未来を見てる色鮮やかに
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雲を追う鳥を見つめた道のりに勇者は誓う「僕が守るさ」
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冷たいよ寒くないのと触れた手にぽっと微かな夢が灯った
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僕がすぐそばにいるよと遠くから想いを送る夕焼けの空
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