Utakata
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ユニシロ
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鉄黒の瓦にポツリ雨雫乾く合間に雷雨となりて
9
山並みの向こうの街は見えないが入道雲の頭が見える
14
「お魚ととうもろこしのジュースです」お店ごっこの君と乾杯 /吾子三歳
16
真っ白な百日紅だけ揺れている真夏の真昼陽炎の中
19
残光を風が静かにしまってく十九時空に余韻を残し
11
プールから小さな虹を眺めてる今日という夏永遠であれ
22
俄雨
(
にわかあめ
)
後の夕風涼しくて夏の空気を大きく吸って
13
コスモス
(
〝宇宙等〟
)
は
何処
(
どこ
)
にでもあり陽炎の跨線橋から見る隣町
10
水盆の中にトマトの転がって今日の生活始まっていく
16
どこからかレモングラスの漂いて庭の小径に夏への扉
37
ヨイトマケ言葉知らずも
歌詞
(
うたことば
)
胸に迫りて逝く星ひとつ
33
熟しゆく
碧
(
あお
)
き葡萄の密やかに蔓の
庇
(
ひさし
)
に夏至を祝えり
19
さくらんぼ夏至の味して子と父と種の出し方練習してる
21
水底
(
みなそこ
)
の魚みたいに六月の雨を聴いてる静かな雨を
27
足元の赤い長靴鮮やかに雨も吾子には遊びの朝で
12
現在と過去と束の間交差する真白き花の香りの中で
9
霧雨に香る
梔子
(
クチナシ
)
在りし日の祖母が過ごした庭の思い出
23
梅雨空の天使の如く真っ白な夏の衣で君
人群
(
ひとむ
)
れに
13
この浜の岬の先の灯台の光の先の夜の水平
16
颱風の日だけ一人で歌うのは風が歌声掻き消すからさ
15
新しい舗装道路は匂い立ち今年初めて蚊に喰われてる
14
グミの実を久方ぶりに口にしてノスタルジアは初夏の赤い実
14
光増す毎に緑陰濃くなりて葡萄畑の
蔓
(
つる
)
伸びてゆく
24
ムクノキの陰に園児らやすらぎて五月はこんなにも美しい
17
五月からビニルプールで遊んでる環境適応するのが僕ら
11
ヘビいちご探して歩く原っぱの思い出ずっと忘れていたね
10
一枚の
襖
(
ふすま
)
わが子のエレベーター
想像
(
imagination
)
こそが天使の翼
14
歌うこと好きなんだって
U
t
a
k
a
t
a
のルール変わっても一度思う
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鯉のぼりぐっと掴めば僕だって五月の風になれるのだろか
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徒長したモンステラ切る徒長なる人が勝手に作った言葉
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