ユニシロ
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ステップを踏んだ数だけ幸せになれる訳ではないけど踊ろ
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僕の持つ時のすべてが尽きる日のためにあなたの笑顔をそっと
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僕らみな花火みたいに見えるかな 違う時空のどこかで見れば
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すれ違う浴衣の袖に揺るる花過ぎゆく夏のなごりの光
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向日葵のこうべを垂れて夏送り今年はどんな景色を見たの
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青蜜柑あおみかん鈴なりなって真夏日の白い光と葉叢の陰と
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束の間の帰省の後のねこじゃらしママにお土産ぎゅっと握って /吾子四歳
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特別な魔法だったとありし日の祖母と作りしお盆のおはぎ
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漂白の白いTシャツ帆の如く僕は何処にも行かないけれど
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薄羽の黒い蜻蛉とんぼが夕風をふわりと降りて余熱の路上
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鉄黒の瓦にポツリ雨雫乾く合間に雷雨となりて
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山並みの向こうの街は見えないが入道雲の頭が見える
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「お魚ととうもろこしのジュースです」お店ごっこの君と乾杯 /吾子三歳
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真っ白な百日紅だけ揺れている真夏の真昼陽炎の中
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残光を風が静かにしまってく十九時空に余韻を残し
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プールから小さな虹を眺めてる今日という夏永遠であれ
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俄雨にわかあめ後の夕風涼しくて夏の空気を大きく吸って
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コスモス〝宇宙等〟何処どこにでもあり陽炎の跨線橋から見る隣町
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水盆の中にトマトの転がって今日の生活始まっていく
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どこからかレモングラスの漂いて庭の小径に夏への扉
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ヨイトマケ言葉知らずも歌詞うたことば 胸に迫りて逝く星ひとつ
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熟しゆくあおき葡萄の密やかに蔓のひさしに夏至を祝えり
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さくらんぼ夏至の味して子と父と種の出し方練習してる
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水底みなそこの魚みたいに六月の雨を聴いてる静かな雨を
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足元の赤い長靴鮮やかに雨も吾子には遊びの朝で
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現在と過去と束の間交差する真白き花の香りの中で
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霧雨に香る梔子クチナシ在りし日の祖母が過ごした庭の思い出
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梅雨空の天使の如く真っ白な夏の衣で君人群ひとむれに
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この浜の岬の先の灯台の光の先の夜の水平
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颱風の日だけ一人で歌うのは風が歌声掻き消すからさ
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