ユニシロ
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鉄黒の瓦にポツリ雨雫乾く合間に雷雨となりて
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山並みの向こうの街は見えないが入道雲の頭が見える
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「お魚ととうもろこしのジュースです」お店ごっこの君と乾杯 /吾子三歳
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真っ白な百日紅だけ揺れている真夏の真昼陽炎の中
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残光を風が静かにしまってく十九時空に余韻を残し
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プールから小さな虹を眺めてる今日という夏永遠であれ
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俄雨にわかあめ後の夕風涼しくて夏の空気を大きく吸って
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コスモス〝宇宙等〟何処どこにでもあり陽炎の跨線橋から見る隣町
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水盆の中にトマトの転がって今日の生活始まっていく
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どこからかレモングラスの漂いて庭の小径に夏への扉
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ヨイトマケ言葉知らずも歌詞うたことば 胸に迫りて逝く星ひとつ
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熟しゆくあおき葡萄の密やかに蔓のひさしに夏至を祝えり
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さくらんぼ夏至の味して子と父と種の出し方練習してる
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水底みなそこの魚みたいに六月の雨を聴いてる静かな雨を
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足元の赤い長靴鮮やかに雨も吾子には遊びの朝で
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現在と過去と束の間交差する真白き花の香りの中で
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霧雨に香る梔子クチナシ在りし日の祖母が過ごした庭の思い出
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梅雨空の天使の如く真っ白な夏の衣で君人群ひとむれに
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この浜の岬の先の灯台の光の先の夜の水平
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颱風の日だけ一人で歌うのは風が歌声掻き消すからさ
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新しい舗装道路は匂い立ち今年初めて蚊に喰われてる
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グミの実を久方ぶりに口にしてノスタルジアは初夏の赤い実
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光増す毎に緑陰濃くなりて葡萄畑のつる伸びてゆく
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ムクノキの陰に園児らやすらぎて五月はこんなにも美しい
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五月からビニルプールで遊んでる環境適応するのが僕ら
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ヘビいちご探して歩く原っぱの思い出ずっと忘れていたね
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一枚のふすまわが子のエレベーター想像imaginationこそが天使の翼
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歌うこと好きなんだって takataのルール変わっても一度思う
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鯉のぼりぐっと掴めば僕だって五月の風になれるのだろか
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徒長したモンステラ切る徒長なる人が勝手に作った言葉
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