Utakata
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ユニシロ
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足元の赤い長靴鮮やかに雨も吾子には遊びの朝で
13
現在と過去と束の間交差する真白き花の香りの中で
8
霧雨に香る
梔子
(
クチナシ
)
在りし日の祖母が過ごした庭の思い出
22
梅雨空の天使の如く真っ白な夏の衣で君
人群
(
ひとむ
)
れに
13
この浜の岬の先の灯台の光の先の夜の水平
16
颱風の日だけ一人で歌うのは風が歌声掻き消すからさ
14
新しい舗装道路は匂い立ち今年初めて蚊に喰われてる
13
グミの実を久方ぶりに口にしてノスタルジアは初夏の赤い実
12
光増す毎に緑陰濃くなりて葡萄畑の
蔓
(
つる
)
伸びてゆく
23
ムクノキの陰に園児らやすらぎて五月はこんなにも美しい
17
五月からビニルプールで遊んでる環境適応するのが僕ら
11
ヘビいちご探して歩く原っぱの思い出ずっと忘れていたね
9
一枚の
襖
(
ふすま
)
わが子のエレベーター
想像
(
imagination
)
こそが天使の翼
14
歌うこと好きなんだって
U
t
a
k
a
t
a
のルール変わっても一度思う
26
鯉のぼりぐっと掴めば僕だって五月の風になれるのだろか
31
徒長したモンステラ切る徒長なる人が勝手に作った言葉
16
ニューサマーオレンジ買ったニューサマー僕と今日から僕を名付ける
14
何もかもほっぽり出してコーヒーを飲みにきました五月の二日
26
濡れツツジ仄かに甘く香り立ち公園通りに夏呼び込んで
17
五月雨に耳傾ける歪んだり壊れたりする心を洗う
22
エアコンのフィルター掃除しなくちゃな あっという間にまた夏が来る
26
本日を夏の起点と独断しアイスカフェラテ解禁とする
58
空よ空 芝原駆ける
幼児
(
おさなご
)
をそっと優しく見ていておくれ
44
ガラス越し春の日うらら
丼
(
どんぶり
)
の
雲呑
(
ワンタン
)
たちもうららと泳ぐ
47
どんな
風
(
ふ
)
なメロディだろか春風に揺れるネモフィラ奏でる音は
50
楽園の如く花たち咲き香り二季というのは寂しい言葉
53
桜咲く路地は夕暮れぼんやりと僕らはいつも世界のとりこ
45
なんとなく月を見ている特別に寂しいわけでも無いのだけれど
43
花散らし雨に打たれて今日の日の僕も散りゆけ新しくなれ
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中々にご立派でしょう うちの子のシール帳ですニ枚のふすま
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