Utakata
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ユニシロ
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明るくて大きな月で立ち止まり見上げてしまう様な月です
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風邪の子に焼くオムレツの甘い香と休む仕事の後ろめたさと
49
切り花のコスパ日割りで考えるそんな僕にも秋のひだまり
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葬儀屋のネオンサインは煌々と大河の様な国道の脇
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退勤後フードコートに集合でみんなで食べるラーメン旨し
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雨に散る金木犀はまだ濡れて仄かに甘い香りの朝で
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この蜜柑可愛いねって
幼児
(
おさなご
)
が笑えば今朝は温かい朝
46
まだココア買ってないんだ いきなりの冬の寒さはちょっと勘弁
55
行く道は次第次第に
昏
(
くら
)
くなり浮かんで消える面影増えて
44
溶け残る角砂糖こそ甘かりし夜更けてそこに灯る思い出
50
神様の数限りなく今日の日は金木犀の色の夕焼け
48
木犀の香り満ちゆく十七夜霞みの月の輝く晩は
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新しい靴でお出かけ秋らしい秋は今では貴重な季節
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いたずらに吾子が鞄に忍ばせた丸い積み木が今日のお守り
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人間の顔をしてるが本当は猫とか犬や兎な僕ら
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軒先の朝顔今が咲き盛り夏のなごりの青色の花
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家と家細い隙間になお細い三日月浮かぶ僕の街角
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雷光の度に強まる雨音を一人聞いてる音の無い部屋
53
ひりひりと波立っていく心なりほんの些細な出来事なれど
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デジタルの目覚まし時計を逆さまにして眺めてる夏が終わる日
48
誕生日 3の数字の風船が静かに揺れるみんな寝た後
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いくつもの花びら風に舞ってゆく夏の化身の
百日紅
(
ひゃくじつこう
)
の
47
ゆく夏の
夕
(
ゆうべ
)
に浮かぶ茜雲 夏ってなんだか幻みたい
48
空の音静かになってこの夏は本当は終わりと教えてくれる
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8月の
31
日午後
8
時3等分の白桃1つ
40
この夏も仕舞いの市民プールからふわり飛び立つシオカラトンボ
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バス停は人影も無くこの夏を閉じ込めるよに降る蝉時雨
36
夕方の風は真夏の僕たちに秋の予告を届けてくれる
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午後の陽を羽に透かしたキタテハを目で追い行けばコスモスの花
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葡萄棚
吾子
(
わがこ
)
抱き上げ 昔日の母と私の写真のようで
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