Utakata
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ユニシロ
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冒険という名の種族 転んだり笑ったりするそうして生きる
43
風が吹く風に吹かれるカーテンを透かす光はもう春の色
47
いたずらは得意謝るのは苦手似たもの親子並んで
午睡
(
ひるね
)
55
辛口のジンジャーエールと焼きたてのピザで乾杯春の始まり
42
梅の花ミモザの花が如月の雨に濡れてる春呼ぶ雨に
48
勾配は何
‰
(
パーミル
)
かその先に何が見えるかまた明日が来る
46
眼裏
(
まなうら
)
に浮かぶ何かに呼びかける返ること無い返事を待って
43
ユーミンの歌詞が優しく飛んでゆく冬と春との間の空に
62
雪だるま並んで浴びる如月の日差しよ僕も溶かしておくれ
53
瞬間にサイズアウトとなってゆくされど愛しき小さき
服等
(
ふくら
)
36
「ふくはうち楽しかった」と立春の今日も豆撒く春呼ぶように /吾子三歳
48
天球の幕の裏には光ありそんな月です今宵の月は
41
ラブソングみたいな空だ冬風に星瞬いて輝く空は
49
ウェールズ王子
(
Prince of Wales
)
なる名の紅茶淹れ今日を始める勇気を少し
39
オレンジの皮を前歯に貼り付けてキャッキャッ笑って日曜日なり /吾子三歳
41
肌と肌触れ合うことの滑らかな心地の中で夜溶けてゆく
53
見上げれば紅梅咲いてこの空のどこかにきっと精霊はいて
52
棺桶に花敷き詰めて春のよな人だったから私の祖母は
51
蜂蜜を紅茶に垂らす一年が穏やかなれと出初めの朝に
62
神様がどこかにおりて松の内 星の光も一際清く
50
床の間の無い我が家のテーブルでちょっと場違い迎春の花
43
父さんの
お母さん
(
おばあちゃん
)
から僕の子へ繋がっている眉毛のアーチ
48
なんということもない事なんとなく上手くできないそんな今日です
50
フード越し風が鳴るのを聴いている星瞬いて流れて消えて
49
北風の冬の朝には日が澄んで歌の言葉を
解
(
ほど
)
いてくれる
45
爪切りに小さな教会描かれて師走なればとしばし眺むる
45
檜葉
(
ひば
)
の木の枝の中には遠い土地香りの中に私の中に
43
哀しみに刹那打たれて落丁の次第に増えし人生を生く
47
山茶花の花びら降るる日溜まりの僕に秋の日静かに降るる
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檜葉の枝杉の木の枝花屋にて並び始めて冬の訪れ
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