ユニシロ
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ひとり言つぶやきき眠る言の葉の世界に入りしわが子を撫でる /吾子二歳
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夏休の一日分を乗せて行く単線列車よゆっくり進め
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野球帽かぶる刹那に見上げたる空に半月今日は真夏日
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台風の後を飛んでく黄揚羽の後に続けと自転車を漕ぐ
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台風が過ぎて夕方五時半の空は水色真昼の様に
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夕立に追われて帰る労働の熱も疑問も対流してる
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言の葉が実を結びゆく歌となる不揃いだけど私の果実
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満開のブーゲンビリアひさし借りここだけ少し南の座標
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農園の紅いネットにぶら下がり小玉スイカの縞夏を告ぐ
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「のきばって何?」って聞かれ分からない 親子笑ってささのはさらさ
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アメリカンチェリー一粒ちょっとした言葉の棘を反省してる
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何処どこからか届く虫の音ゆっくりと更け行く夏の夜のリズムよ
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ゆっくりと瞳にあふれ出してくる涙を見てる怒れる人の
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今日の日は悲しい調べ南風夫婦喧嘩の自分を恥じて /慰霊の日
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希望にも似た温もりと明るさと夕風の街夏至近づいて
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幼児おさなごを膝に抱えて二人して歯磨きしてる今日は父の日
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水無月の雨に打たれてヤマボウシ一人バス待つ私の横で
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舗装路に青梅コロリ転がっていつか誰かの孤独のようで
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夕暮れのフェアウェイ行く芝刈り機揮発していく六月夏日
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遠空とおそらに白雲むくと起き上がる夏はもうすぐそこに来ていて
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フード越し雨は弾けてパチパチとレインダンスは瞳を閉じて
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梅落とす雨に降られて風薫り山が笑った五月も終わり
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揺れている若葉の枝も魂も五月の風が吹き抜けてゆく
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「ねぇパパは保育園どこいってるの?」帰宅のパパへ素朴な疑問 /吾子二歳
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来る夏の衛兵のごと門前に立ちて優しい立葵かな
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おままごとプラスチックのレモン121時の洗面台に
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束の間に通り過ぎ行くだけだけど五月の庭の薔薇は美し
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新じゃがと新人参と新玉と実は特別母の日カレー💐
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春嵐に吹かれ散りゆくつつじ花五月の雨は生命いのちの香り
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春雨に濡れ滴って青合羽我も一つの小川となりて
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