Utakata
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蒼鷺
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川岸の桜がヒラと舞い落ちる四十九日は来週だった
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新年度だから何って思うけど行きかう人は日だまりの中
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この星はむかし誰かが見た星で私の後の誰かが見る星
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風はなく鏡のような凪の海 何も起きるな何も起きるな
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待ちわびた春はそんなに遠くない 雪解け水がポタンポタンと
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ピーヒョロと窓の向こうで
鳶
(
とび
)
が鳴く 「空はいいぞ。」と言われたようで
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いつだって月に
叢雲
(
むらくも
)
花に風 スマホの写真データは
何処
(
いずこ
)
12
雪雲が山の頂包むとも春をはこべよ
蝋梅
(
ろうばい
)
の花
25
一粒の涙も見せぬ家までは ファンデは
戦装束
(
いくさしょうぞく
)
なれば
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おとなしく聴力検査うける子の肩ごしに見る 白い氷雨を
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神様がそういないとは知っていてロト
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に並ぶ雨の夜
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どうしても眠りの森へ入れない ウルフムーンに
吼
(
ほ
)
えてみようか
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さっきまで栗きんとんは山だった こっちを見ないこたつの息子
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コーヒーを出勤前に流し込む セーブポイントみたいなファミマで
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あれっきりLINEは既読にならない 波打ち際にボタンがひとつ
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晩秋に君がどこかへ行ったから 月も私もあのときのまま
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あなたより頼りになって温かい ヒートテックが冬の恋人
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こんな日は自分の影を供に飲む 弓張月をグラスに浮かべ
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古書店で太宰を一つ手にとった その気にさせる秋の長雨
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「明日もまたここにいるよ。」というように薄暮の空で星が瞬く
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明日
(
あす
)
からはまたも不遇な宮仕え 光っているか?雲上の月
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唯一の人類だった
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分だけ 森に埋もれた無人駅にて
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噛みちぎるマルゲリータの
L
サイズ あいつのスマホ覗き見た夜
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「いつ紅くなればよいか?」と問う君は空き家の庭のモミジの巨木
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そらんじよ七言古詩の長恨歌 聞いてくれぬか秋の虫ども
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いつもなら墓石のそばに曼珠沙華 一本もない今年の彼岸 /猛暑のせい?
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秋風がかさりと揺らす
蟷螂
(
とうろう
)
の光なき目に映る青空
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君は今どこから月を見ているの?誰を想って見上げているの?
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丁寧じゃない暮らしでもいいじゃない 鍋からすするうどんは熱く
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いつもより高い気がする青空をひらりひらりと舞うチョウトンボ
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