春光と冷たき風が連れてくるあの日3.11の記憶時経ちてなお
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向日葵ひまわりの笑顔のような貴女きみだから 黄金色こがねいろした糸で進める/刺し子
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ハウスにて出番を待てる苗障子 待ちわぶ蝌蚪かとの揺らす青水
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目を閉じる願いはひとつお互いが 幸せな日々送れますよう
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ちぐはぐな組み合わせだね冬コート 春を先取り白のタイトスカートタイト
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はい!と言い 卒業証書を 受け取って 毅然と礼した 涙腺崩壊
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一言じゃとても足りないだとしても 贈る言葉は「おめでとう」
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すすり泣く 生徒父兄に 感化され こんなん泣くわ答辞の言葉
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ストライク勝負はいいね完勝の逆転になるまた追加点
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携帯も 本も見ずただ 穏やかな 景色を眺む 各駅停車
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花束と共に帰る日少しだけ君のことばを想ったりする
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保育園 六年間も 行ったのか  い立つせがれ 少し遠くに
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駅降りて 人々は散る それぞれを 待つ暖かな 灯りを求めて
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洗顔の泡をぬぐいてふと見れば 母と見紛う顔ありてじっと見つめぬ
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溢れ出す創作意欲を文字に変え 裸足で逃げ去る冷笑文化
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田舎道陽射しを浴びてひとり旅 蓮華の紫快晴の蒼
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塩漬けの 桜を添えて 色も香も 雅になりぬ 酒饅頭は
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手の冷ゆる 彼岸の午後の 徒然に 甘めの紅茶 時かけて飲む
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父と母 二人の兄の 思い出を にれがむうちに 中日(ちゅうにち)は過ぐ /にれがむ=反芻する
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故知らず 人恋しくて 茶を啜る 彼岸の明けの 薄日さす午後
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ほほつたひ 涙を隠す 春雨は 在りし日思ふ 弥生のしらべ
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知りたいよ貴方を構成する全て 好きなパンとか私も買うし
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涙から笑顔に優美満開は2位発進の春色の自己
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蕎麦屋まで道々芽吹く木々あれど 相方のなく ただ此処に春
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海泳ぐ 弥生尽やよいのつぐの太陽の 目を細くしてシャッターを切る
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無花果の枝の武骨にそよそよと水仙の白 病める身の春
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普段なら歩きもしない堤防に我を誘ういざなう桜の力
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岩肌に 沁むる霧雨 走り去りて 薫る草花そうかの 色新しき
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三つ折りにかれ燃える線香も うちのひとつぞひとり尽くらめ
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「つかれたね」濡れたシーツに寝転がり君は全裸でフライドポテト
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