熟考後  紙飛行機を えいと押す  送っちゃった!と  はやまる鼓動
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中学の アルバムの裏 先生の 戻りたくなる 角張った文字
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盆の節 些細なことでも 信じたい あの子あの人が帰ってきたかも
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はよおきた 喜んだ顔が焦りだす スマホの画面に 11の文字
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夏休み あれだけ待ちに待ったのに 後半になれば 友が恋しい
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紙巻きのくわえタバコは夕暮れにぽつと灯せりノスタルジーを
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アン・ミカが松居一代と重なりてハッピーラッキー呪文を唱えた
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18時半ろくじはん段々日暮が近くなるツクツクボーシと挽歌を歌う
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切らさずに麦茶を沸かす今日もまたそれにつけても腹の立つこと
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「LINEこれ…」思わぬ恋の進展に 息を殺して ひとり悶える
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上の人に従うべきだと 諦めた それが私の反抗期終わり
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捨てられたプールの底に溶け残る15の君とざらざら眠る
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8月の31日午後時3等分の白桃1つ
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今日を終え 空っぽになった 教室に 喧騒ぬぐう 秋風が吹く
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惚れそうに なるのを止める 臆病で 失恋すらも 出来ぬ身だから
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東北が暑すぎ食事が通らない「ゼリーで充分」精神科医言う
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病み上がり 外出て見上ぐ 青空は 酷く鮮やかで 眼がぎゅうんとした
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学んでも 学んでもなお 我が成績 良くはならざり ペンだこを見る
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気遣いを しようと意識 しなければ 出来ぬさがだから 頑張ってみる
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晩夏には百日紅サルスベリの花遅れ咲きつくつく法師の鳴き声あはれ
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目が覚めて 旅先にでも 来たような 空気涼しく 空は明るく
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担任がイケメンなので化粧にも気合いが入る授業参観
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参観に来てもいいけど先生にチップあげるのやめてよねパパ
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次のひと 見つけたようね? 水注ぎ 次こそ枯らさず お幸せにね
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敬老を祝えば老を主張する気がして名を変えギフトを渡す
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テレビ前 後ろで手を組む父と息子は おんなじかたち やっぱり親子 \ 世界陸上観戦
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鰯雲近くなったか屋根の猫秋刀魚焼いたらすぐ降りてくる
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30で終わらすはずの私小説なのに貴方を書き出していた
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おしなべて 花蕾からいは天に 向かいおり 空色の花 咲かせるが為
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家と家細い隙間になお細い三日月浮かぶ僕の街角
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