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「君が好き」 そんな言葉を 飲み込んで 海底に沈む 貝になりたい
16
眠り猫 尻つかまれて持ち上げてチュウをされてもまだ眠たくて
12
短歌を 詠み始めた
君の影
(
きっかけ
)
が 今では少し ぼんやりしてる
10
他愛ない 普段の会話を 少しずつ 重ねることに 意味があったとは
14
今日もまた 新たな病が 顔を出し モグラ叩きの 闘病生活
11
「昨日より 今日が良いね」は 若い頃 【今日が最高
!!
】 老いて身に
滲
(
し
)
む
12
クリスマス? スーパーで知る 歳になり 今宵も 変わらず 味噌汁すする
10
行事ごと 縁なき吾の 手帳には 年末年始 空白連なる
7
ある意味ねぇ… 心が病んで いないとね いい歌なんて 生み出せないんよ
15
更年期という手袋をはめつつ冷え性という靴下も履く
19
樹氷をジュとヒョウにわける
A
面よりもB面活発
10
朝焼けに 心洗わる
吾心
(
わがこころ
)
新年早々 気分晴れやか
9
てんてんと灯火咲かす冬の夜蝋燭の灯で運河のほとり
13
趣味だとか 好き嫌いだとか それなりに… 何かと問われば 答えられない
10
安らぎを 求めるだけの 眠剤の ただ一包に 眠りを賭ける
11
光速で十七歳にもどった日ワープってある友と再会
18
おたよりが通じることのありがたさ 心の便秘 しませんように
19
眠れない 夜にむさぼり つくように 飲む眠剤が 心の支え
13
ナナカマド雪に映えるの紅い実が懐かしいけど、それだけなのよ
18
完璧
(
アイドル
)
で あろうと思わなくていい
完璧
(
あいどる
)
?
アイドル
(
カンペキ
)
?
偶像崇拝
(
グウゾウスウハイ
)
6
残り柿ひよどりの宴にぎやかに 残り少なく厳しき冬の
18
大寒にきりりと立ちて八朔の かおりに満ちる春をいただく
20
アスファルト 押し上げ根っこが背のびして 立って春待つ 桜の並木
28
心読む いや読めないな 思い交錯 目で追う
言霊
(
ことだま
)
7
冬の夜にテレビ映るは鼻高き敗者評する勝者然のみ
11
お湯沸かし 3分茹でて スープ入れ 無情にも鳴る 玄関チャイム
16
銀行辞めて脱サラをする決心に女房が泣いたから定年
7
コトリ鳴る鎮座まします仏壇の母のお骨は押し合いへし合い
12
頭痛してまぶたを閉じて脳をみるたまらなきことお掃除したき
14
お互いに 求め合ってる ことは
解
(
わか
)
る 距離はそれを ただ
阻
(
はば
)
むだけ
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