父だった人から届く売り言葉 買わずにおいてよかった日よ来い
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言の刃で 刺しかけてやめ 絵はがきとペンを選んで 刃を葉に変える
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ファインダー ふちからあふるる 向日葵ひまわり現像出来げんぞうできひろがりを
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あめ呼べば 大気は黃色の 涙して 赤があせたか 赤になるのか
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ちんまりと 箱におさまり 寿命待つ 宇宙を背負しょって 生まれたはずも
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暗やみで 卵産むだけ あたえられ 助けてくれぬか 白い防護服 /
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どん天の 春は名ばかり なごり雪 山の光る 夏の鍵穴
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ふとすると かいた恥ばかり 思いだす ささやくように ほーれほれと
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諦めと ニヒリズムへの誘惑に  負けるな踊れ 心のヘヨカ
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さんざめく 人ごみの中 一人きり 海のみえない 砂浜をゆく
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黄砂の日。もやる空にも カッコウの 二音におんは空から 降るようでいて
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ああ言えば よかったというわだかまり コップの茶渋と一緒にこする
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水底みなぞこに しずむ勾玉 ひろいあげ 声持たぬまま 人魚の涙
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木の影が 芝生にふかく 濃くおちて 裏までとどくか 黄泉の国まで / 初夏
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朝食時 ねこが私の椅子にいる 笑って撫でて 向かいにすわる
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ちま猫や 一時帰宅だ ひさしぶり 姉猫あねと仲良く ねんねしてたの
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この先に いったい何があるのでしょう。 鯛が釣れた 夢をみました。
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ねこたちは ご用が済んだと おもってる すまんねオヤツ あげたら出るね
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暑苦しと わかっていても 待っている 夏一番の 蝉のうぶ声 / 北の夏
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生命せいめいの 重さをかたる 一方で どこかこの世に 見切りをつけて
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鍵盤を ひとつ弾けば ポンと鳴る 閉じた窓から 流れるゴスペル /
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階下降り 籐ラグ涼しや 虫のこえ 音痴が一匹いちひき 耳も耄碌もうろく
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すす汚れ すす涙が 渇れている。 泣きつくしたよな 記憶もなしに
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遠くから フジという名の 友が来て 山坂越えて 駐車場まで
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やけくそか アリ避けの粉も 何のその 働きアリや そんなのアリか
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あのオバチャン只者じゃないレジ打ちがメチャクチャ速いスーパーウーマン
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菅原や伏見の里に月冴えて生駒いこまたけを渡るかりがね
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二人して 十勝岳ゆく 登山道 記念の写真 のみ撮り 下山
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山の巣に帰る鴉の声絶えて野寺の松に月出でにけり
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振り捨てし世の恋しくぞなりまさる伏見の里の鈴虫の声
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