星ならば 見えて届かぬ あたりまえ 君との間 30光年
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30年前の君から 今届く 宇宙の中ではすぐ そこに居る
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お祭りと虐殺 同時にこの星で  人類はまだ スイカ食べてる
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親と子が 孫とひ孫の顔になり ひいじいちゃんの思い出話
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望月なんて望まんさせんづき 繊月の 欠けたることをいと 愛しおもへば
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本日で「子」を卒業する 火葬場の床に寝転び泣きじゃくりたい
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波音に耳を澄ませば満ちてくる 人は何処かにみなもとを持つ
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「去ったか」と思わせといて夏は居るホラー映画のお化けみたいに
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外国語 学び初めて知る 母語の 身近にあふれる月とお日さま
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夜のびて 雨雲 空を隠すとも 月日はいつも この世 照らして
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偶然が偶然を呼ぶこの惑星ほしで一緒に焼こうお好み焼きを
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疱疹ほうしんは赤くふくれて我に告ぐ「このお身体からだはお疲れですよ」
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とぐろ巻く 気持ちがとびだしそうになり 父と離れる時間を買った
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吾子からの人生最初の「ごめんね」は、「(ママの牛肉食べて)ごめんね」
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水たまりぴしゃぴしゃ弾むステップで吾が子は踊る時を忘れて
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水たまり遊び帰って吾が子ふと「あめいたねー」とつぶやき笑う
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葬列も散り散りとなり午後三時金木犀の香りの西日
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月という隣人がおりその人はそっけないけど美しい人
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この気持ち喜怒哀楽のどれなのか分からないまま涙は流れ
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解体の音もさみしき秋の雨誰かが住んだ家が無くなる
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多じゃなくて個になりたくてもがいてた 白い校舎に捨てた青春
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ブレーキをかけてしまった感情にもういいよってねぎらう夜更け
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見た目より中身が大事と言う口で綺麗なパンを選んで食らう
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ホラー映画見て寝られなくなっている自分 なんだか愛おしいよな
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人生を達観したかのそんなふうまるであなたはみつをのようだ
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舟を漕ぐ母が歌いし子守唄 眠れぬ夜は胸に起こして
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過ぎてゆく時の速さに溺れぬようきみを楔と定めていたい
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鮮やかな靴下を履く うつむいてしまった時の励ましとして
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錆びついた故郷の外を知ってなお時折よぎる寂しさがある
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布団剥ぎカーテン開けて皆起こす 朝から全開 もうすぐ二歳
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