まっすぐに背筋伸ばして歩む時 わたしはわたしの王様となる
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調つき神社(浦和)名物うさぎの彫り物は ちょっとかわいく作り過ぎなり
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失敗を数々刻み林檎剥く このひとときがすべて正解
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雪国の厳しさ少しは知った今春の気配に浮かれもできず
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仕事終え 空見上げれば まるい月 残業だけど 月が明るい
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大根の 鋭利な旨味 一筋ひとすじに  集めてからし かいわれ大根 
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「生きるとは誰かを想うこと」と言う君の心に棲む人に傘
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高さこそ突きつけらるる峰の花 霞の中にてとくと見据えん
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明日には 貴女に会える そんな夜は ドキドキしつつ 笑い止まらず
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寒風に 空腹満たす ランチには 台湾ラーメン パワーみなぎり
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誇らしき造り花より棘を持ち咲けるサボテン愛でて生きたし
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胸うずく想いする短歌うた高校生?帰れぬ日々を思い出します
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僕の中 あるかわからぬ 恋心 拗れに拗れ 頬伝う露
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歌を詠み 投稿作を 読むうちに拡がる 知識 行動範囲
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ひと月と二ヶ月ごとと半年と一年ごとの経過観察/みんな別の病院です
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五十四歳ごじゅうしの誕生日祝うラインあり幻なのか愛し人から
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如月の朝の光は春近し 夜泣きの孫も一年生に
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定位置で すやすやねむる ねこを見る キッスもしよう ちいさな額
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バス停のベンチに座り来ては行く電車の音を聴きて わびしや
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消すまえのラジオから押し出された尾崎紀世彦より歌は下手だがいくぞカラオケ
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生きるって<その時>までのルーティンと詠めば目にふと梅のほころぶ
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ミニスカで同僚女史の登場に 目のやり場にも困る冬の日
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フルートを吹いてるきみの大好きな北海道の「美笛びふえ」の地名
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冬の街 手を振りながら 小走りで 追いつく母を 笑顔で待つ君(息子)
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出窓の猫 微動だにせず なに想う いつも変わらぬ 風景眺め
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ひとりぼっちに させたくないから わたしはね  君より少し 長く生きるよ (愛猫への伝言)
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何事も基本は型の暗記から分かっちゃいます!頑張ってます!
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同じ親の子だとて 好み異なりぬ 姉は好きは苦手 椎茸
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如月の望月の夜に花はなく 西行の世とひとつきのズレ
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雪捨て場 砂場に作る山のごと崩す運命されど懸命
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