じんわりと吹き出る汗に目覚めたりこの猛暑日は北の地までも
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デイケアは送迎付きでありがたし施設で流す汗心地良き
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夏草に負けじと庭の草引かば間近に迫る蜂の羽音の
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夏風邪は7日目もまだ発熱すアイスとプリン買って来てほしい
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小庭でも小さき命を育みぬ鎌の気配にバッタ飛び跳ね
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ドドン!ドン!地をかけ響くドン!ドドン!耳に映るは夜空の大輪
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ドン!ドン!ドン!地鳴る花火の爆音は猛暑しずめる令和の風鈴
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青色がキラリと光り目をやればトカゲ瞬時に庭石の陰
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ウイルスが居心地良さに居座って退いてくれない、この老体から
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早朝に往復五キロ リハ散歩 朝陽に目覚む濠の蓮見る
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アゲハかと見紛うような黒トンボ束の間庭に翅を休める
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青空に 輝く機体 雲を引く 夏への思い 翼に込めて
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挽いてから半年経つガラムマサラの香り嗅ぐ 生活変わっちまったな
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芋ロック パッションフルーツにぶっかけて粒粒ごと吸う一夏の恋
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胸底の 黒いタールを みつめてる 白い世界へ 往く日のために
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終戦を記念日と呼ぶあはれさを原爆二発うけたそののち
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世間では枯れた花でも構わない咲かせた人が一人でもいる
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うすら恋 流れる歌詞の 気の揺れに まだこれほどはと 認めぬこころ
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「頑張れ!」と届いた 話の終わりかけ 気づかぬふりする 乙女心よ
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ふたつみつ ベルを見るたび 胸踊る ふいなつぶやき 共感の赤
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熟考後  紙飛行機を えいと押す  送っちゃった!と  はやまる鼓動
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中学の アルバムの裏 先生の 戻りたくなる 角張った文字
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盆の節 些細なことでも 信じたい あの子あの人が帰ってきたかも
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はよおきた 喜んだ顔が焦りだす スマホの画面に 11の文字
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夏休み あれだけ待ちに待ったのに 後半になれば 友が恋しい
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紙巻きのくわえタバコは夕暮れにぽつと灯せりノスタルジーを
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アン・ミカが松居一代と重なりてハッピーラッキー呪文を唱えた
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18時半ろくじはん段々日暮が近くなるツクツクボーシと挽歌を歌う
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切らさずに麦茶を沸かす今日もまたそれにつけても腹の立つこと
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「LINEこれ…」思わぬ恋の進展に 息を殺して ひとり悶える
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