神の手を滑り落ちたる金メダル 女神は掴み星に掲げる
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ありえない角度で雨を眺めてるマネキンは泣き方を知らない
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繁忙期 時間あるある 大体ない 人手あるある 代替ない
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恋心鎮め難かる夕暮れはスペアミントの茶を飲みにけり
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白内の手術を得れば明け暮れの皺のひとつの霽れに見えたり
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姫は抱く傷をおいたる剣闘士 二人の肩に祝福の音を #りくりゅう
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じっと耳すませ 聴いてごらん 彼方から東風(こちかぜ)吹いて 春連れてくる
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春よ来い 頭上にあおぞら背に陽浴び 駆け回る子らの笑声響け
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温泉気分の入浴剤寒風に乗って香ると暖まる気がする
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ボス羊駝 粒餌欲しいと 甘えてきます お客イチコロ 粒餌独り占め
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救う心君の快方知る由に 我安ずれども冷たき世間かな
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コーチらが 小さな子らを 手懐けて 調教ですか フィギュアスケート
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パソコンの マウスが効かぬ ようになり 困り困った 手も足も出ず
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波がしら 引いては寄せて 泡となる 朝霧湧きて 磯小島映え 光さし 目覚むる海に 舟を出す 静寂(しじま)を抜けて 明日(あした)を拓かん
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「いつ帰ってもいいように」ドアのチェーンはいつも開いてる
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きみがいう のこったしろみは どうするの? のこったしろみに きみをかさねて
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春立ちて 花こぼれ散る 枝垂れ梅   おぼろ月夜に夜の影朧 去ぬ後ろ影  
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降り積もる 雪に吸わるる 音もなし 霜柱踏みて待ち人来たる 灯り灯り 馬いななくや
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なんでだよ 今言わないでよって顔に 過去分詞 今も睨まれている
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五輪ロス 祭りが終わり 現実に 引き戻される モノクロの日々
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変な奴 自分がなんか 恐ろしい 周りに合わす ことをしないし
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カメラ持ち 職場の近く 溜池の 鴨を撮影 呑気なもんだ
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娘から 言いたいことを 言わぬよう 忠告されて 学童二年
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褒めること 話し聴くこと 笑うこと それができたら 十分すぎる
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レーザーを 当てたところが 液流れ 眼圧下がる そういう理屈
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失明を 恐れすぎても 仕方なし 目が見えること 今は感謝し
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友もなく 日記も切れて 思うこと 徒然なるが ままに投稿
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白光る 鋼の板を 眺めては 朧げながら 時は過ぎゆく
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胃袋が中からひっくり返る妄 苦か怒かわからぬ心の消化
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「嫌えない、だから愛なの!」僕史上一番愛と離れた愛を
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