あらかじめ 己の自尊心プライド 捨てとけば 何をされても 傷つかなかった
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虫の音と暁の明星空の色 庭見草にも朝は来るなり
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君のチャリ轢かれかけた時少しだけ愛を感じる、気がしなくもない
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ただいまは最大級の愛だから そこに貴方がいること信じて
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幾年か離れていてもあたしたち最強なんだ友達だから
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うらはらに思いと違い進み行くわたしはどこへ行くのだろう
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憧れた田舎暮らしにさようなら都会の暮らしに夢を語ろう
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目の手術終えて明るくなった祖母 推しのインスタ熱心に見る
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濃緑のスギ薬局のレジ袋に精霊バッタどこで紛れた
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母のこぐ自転車うしろ幌の中 小さな手伸び風と遊びぬ
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石清水いわしみず 指を濡らして 涼を取る  深山みやまの葉擦れ 寒蟬ひぐらしが鳴く
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耳に挿すイヤフォンぬるい似すぎたな新しいやつ買うしかないか
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病み上がり 外出て見上ぐ 青空は 酷く鮮やかで 眼がぎゅうんとした
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秋の日の 風が吹き抜け 夢のよう 再会の春 夏の煌めき
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「また次回」 君の口から こぼれ出た 細き糸でも 途切れぬように
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見えるけど無いかもしれない星を見て君と語った秋が目の前
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何を美と するかは人に よるとして。 私は酢豚にパインを許さぬ
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畑仕事ペットボトルに喉鳴らす 今日の空 ほら 水浅葱色/ 時田則雄から
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気遣いを しようと意識 しなければ 出来ぬさがだから 頑張ってみる
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あなたがあまりにも風上で堂々としてるから私は荒野を歩いたりする
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野っ原はススキと野菊に覆われてアキアカネ待つ頃となりけり
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甘物と 塩味が交互に 欲しくなり こうするうちに 五キロ太った
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人間は考えるあしの意味知らず 調べつ歩く葦の水辺を
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十六夜に空見上げれば燦然と光る星あり名は知らねども
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三振で最後の打者になった子の肩を抱いてるチームメイトよ
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柿の実をつけしままにて枝飾る古民家カフェのレジ橫の秋
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傷ついて 終わる恋愛 それでも良い。 何でも良いから 恋がしたいのだ
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夢にみし母は吾の手離さじと 握るちからぞ胸貫ける
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おむかえ時 魚の匂い 手指から かわいい思い出 過ぎ去ってひとり
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残暑にて 汗かく肌に 心地良く 秋風そよぐ アイス片手に
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