着信の音にトキメク日は過ぎて凪へ漂う二人一緒に
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崩れ落ち手から飛び出た生タマゴきみも必死に抗ったのか
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怪物はナイフを握り葛藤す 檻の中なら人間ヒトでいられる?
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ねぇどんな人が好きなの?白々と応える台詞「好きってなんすか」
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街路樹の生きる力は凄まじき張る根が歩道膨らましてる/躓いて気付く
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冬薔薇よ世界に指でぶら下がる私自身が礼拝なのだ
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「初雪が 降ったら 思い出して」とか 雪より重いね ごめんね、忘れて
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燃えている脚のヒールが躓いて足音の波私置いてく
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便宜上時間を遡れることにしておいたから。あと、よろしくね。
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一人だと やる気スイッチ 入らない 料理って あなたに笑顔運ぶため
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忙しく洗濯物を干し忘れ忙しき事良き事なりか
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拳銃を客に突きつける芸人でしか笑えない夜がある 今も
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(困らせる一言)嘘だよ 本当に思うこともあるけど嘘だよ
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重なって乱れた髪に櫛入れる君を見つめた月のある夜
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あの夜は月が二つもあったから僕ら何度も間違いをした
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最近はよく咳をする ただの風邪じゃないといいな そう思います
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うっかりと 寝てしまいすぐ 起きたはず バッチリ時間 過ぎてて焦る
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あなたを想った灰が積もる 恋慕も憎しみも全部が燃えろ
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欲を出したら「いいね」など貰えない
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新人の 婆さんたちも 一年を 過ぎればすでに 鬼の形相
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おとなしい 新人さんも 年明けて 自信がつけば 鬼の形相
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頼むから ずっとそのまま 猫被れ 仮面の下は 鬼の形相
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好き嫌い 言ってるうちは まだまだだ どっちがましか 逃げ回るだけ
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天才の 僕が解き明かしてみせましょう その難解な 君の心を!
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全人類、幸せであれ! さもなくば、巡り巡ってあのこが死ぬの
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全人類、不幸になあれ! さもなくば、無垢なナイフがあのこを刺すの
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誰に何に縋ったって結局は 焼け石に水 雀の涙
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追い焚きの概念のない浴槽で冷え切るまで潜り続けてる
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徒歩でスーパー うっかり買い過ぎ 帰り道 両手に食い込む 袋の重み
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捨てられぬ日々の下敷きよく拭いて頭上に構えバチバチバチバチっ
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