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休む間も 無き我を見て ケラケラと ブラック飲み干し 笑みて友見る
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クリスマスツリーを飾るセンスなく子のサポートに徹するわたし
23
遅刻かと 急いた心に うた浮かぶ 飯とスマホの 迷い箸かな
22
うたかたに お世話になります うたかたに
3
信じたいものだけ信じて生きることその難しさを知らないままで
10
晴天に輝くイエスの星を見よ 我らはあれを打ち爆ぜさすのだ!
7
濃い青にバサリ羽ばたく光る白鷺が旋回ひとつして去る
22
AIの 誤解をそのまま 放置して ママと呼ばれる 中年男性
10
令和でも
霜月師走
(
しもつきしわす
)
へ 変わりけり 雪でも舞えば
猶
(
なお
)
ぞ嬉しき
11
コウモリがドアを開けたらまっしぐら🦇便利屋を待つポンコツ姉妹/家にいるのよ😭😭😭
28
都市ガスを 装うDM 許すまじ プロパンガスに 万払ってるのに
10
初耳の待降節のカレンダー 日めくり式の福袋かな?
16
もうじきに寒波来たると知る術を尋ねてみたい 舞う雪虫に
30
激動の日々はいつしか過ぎて行き光を纏い冬の日優し
18
見上げれば朝の光は柔らかに飛ぶ鳥の羽黄色の落ち葉
17
「
黄金
(
おうごん
)
のジパング」ここぞ大銀杏 木のもと仰げば
黄金
(
こがね
)
の渦巻く
30
雪原のような白鍵さまよひて悲しき調べ一人辿りぬ
17
生きていることの証に夕空と海辺のシールをきみにあげる
9
秋深し くすみてよかれ うつろいの 言の葉つまる 妻の手をとる
23
曇天に蓋をされ 秋の温もり包み
寒気
(
かんき
)
を跳ね退く
初冬
(
しょとう
)
25
くりかえし見る夢のあり何ゆえに 乗るべき電車を焦りて捜す
26
窓に寄り 鰯雲見れば 君が弾く チェロの
音
(
ね
)
低く 空に溶けゆく
23
納豆に日頃の苛々ぶつけても健気に美味い ごめんね。納豆。
26
ゆく秋の名残惜しきは
枝々
(
えだえだ
)
に僅か残れる桜紅葉よ /明日から冬らしく
28
海に僕捨てられたからヴィーナスに片腕あげた十六の冬
8
あぁ、君のいつも上がった口角は僕を倒せるやわらかい武器
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三月
(
みつき
)
経て 郵便受けを つい確認 亡き友の文 どこで迷子か
10
王林がビール飲んでは「たんげんめぇ」こんな可愛い訛りにひかり
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その歌さ いい歌だよね 誰の歌? わかんないけど 母の持ち歌
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次々と 枝先飛び来るムクドリの 啄む柿の実風に揺れをり
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