黙ってりゃ珈琲香ると思うでしょ戦争なのよ朝の食卓
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純朴も過ぎると心配してた子の眉はいつしか整えられて
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真っ直ぐに見つめて話すことはない私の友は匿名のひと
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この時代個性自主性重んじてあなたもそうよ走るの?メロス
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30分かけてタイムスリップした 30分後の未来の世界へ
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3歳で金と女のよさを知る君は生粋のマフィアだった
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愛してるの嘘はまだ残ってるのに深夜0時の魔法はとけて
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19になった私に「素数だね」理系の君はノート片手に
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白い頬赤らめながら目を伏せる君の秘密の声が聞きたい
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アボガドは好きじゃないって言ったよね部下の女とシュリンプ・サンド
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戻りたくないねとぽつり君が言う 夕暮れ迫る観覧車にて
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絶望の その先にある 分かれ道を 進んで知った 更なる絶望
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宵闇にかさりかさりと音がする降り積もるのは雪だけじゃない
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指先が触れた頬から溶けてゆく動悸酸欠眩暈とともに
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光射す世界にふたりだけでいい気づいてほしい私のきもち
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雲の間に降り注ぐ眩しい光はまるで君の笑顔みたいね
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真夜中で食器も汚れたままだけど あなたの人生讃えに来たよ
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むなしさを冷やし固めた煮凝りが食べきれないし腐りもしない
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酒と眠剤クスリが 心と体を 蝕んでいく 蔓延はびこる癌の 静けさのように
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あまりにも突然来てはひゅっと去るご飯一つも食べて行きなさい
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次の世で生まれ変わるはもう要らぬ痛み悲しみすべて無くなれ
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別れとは予告なく来た方が良い余命知りつつ生きる苦しさ
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今年また誰より早く美しく開花するさくら散る潔さ
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溶けあってひとつになりたいわけじゃない ただ境目をなぞりたいだけ
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今ならば 笑顔で話せる 自信ある だから逢いたい 初恋のキミ
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この先にどんな困難待ってても 笑顔でいれば道は開ける
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つらいとき自分の気持ち鼓舞こぶをする なんとかなるさ、どうにかなるさ
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パンが好き朝起きるのは辛いけど 「今朝はチョコパン!」浮かべ起きる小さな幸せ
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朝食時 ねこが私の椅子にいる 笑って撫でて 向かいにすわる
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通り抜けばかりの神社に 参拝を 母の無事をば 感謝と祈り
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