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馴染めずにはみ出していく人生のそのどこまでが個性だったか
21
わたくしの切な事情をものとせず雨が降り出す朝七時半
24
べたついた上司の話しに割く時間昼の月より必要なかろう
26
スーパーの鏡にうつる我を見て母生き写し生と死おもう
33
風物詩ご苦労なこってわんわんとねむりの浅き暴走族よ
21
西の果てゆけば天竺あるごとく東に在るとは聞けり、日高屋
16
日に焼けた坊っちゃんがあるわたくしのお家ひっそりGoogleマップ
25
亡き祖父の魔法みたいな口癖が独りの脳に響き渡る夜
11
どこだろう「退会」表示見つからずいつだってそう逃げられないんだ
21
イヤホンで占領された子の耳に「行ってらっしゃい」は届かなくて
35
白い傘張り付いた花びら見つけ「いつからいたの」愛し美し
34
干し鰈ふわふわの身を食むときに海の気配が二、三分なり
31
寄り添いし福祉のプロの尊さを知る美談だけでは纏められねど
22
十七年職種変わらず業界は三種目になり拡がる世界
22
体張り利用者笑わす介護士の笑う門に福よ来たれよ
32
夕張のメロンみたいな百合の花見てまた思う夏まで生きなきゃ
10
コガネムシコンサルタントコバンザメコピーライターコメンテーター
12
遠ざかる あの日あの道 あの時よ 別れを告げて 走り出す今
11
夏空に 君が想うは僕じゃない その現実が内部を冷やす
17
家を決め 分かれし道を 進みゆく かの人も今 何をか思ふ
17
庭先に 迷子の蛍 舞ふ夜更け 逢ひに来たかと 亡き妻思ふ
43
片足を夏に突っ込むアディダスの鞄の底に海の白砂
32
風吹いて肩のビニール傘まわる虫の音聴こえ濡れてかえろう
24
保険証、免許証、キャッシュごと入れた財布無くした。ほどのピンチだ
26
旅路にて 荷を預けたら 身軽なり 引き受けてくれた
方
(
かた
)
に謝恩の
34
ハム、チーズ、トマトと昨日の後悔をパンで挟んで咀嚼する朝
17
台風が ふたつも来そうな その時に 飛行機に乗る わが身を思ふ
32
夕立後 田舎の景色 水墨画 雲間に出る 上弦の月
37
一条の
蚊遣火
(
かやりび
)
星に みえますか 天の川瀬で ひとり待つきみ
/
もうすぐ七夕
37
三角の クチバシ踊る 軒下に 舞ふ親鳥が
育
(
はぐく
)
む命
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