土曜日の朝は身体をほどく日でナマケモノ的スピードでゆく
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ベランダのチューリップ今朝咲きそろい 孫は晴ればれ卒園式へ
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飯くれと絡みつく猫足元にこんがらがって歩けもしない
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ごほうびのシールもらいし子は「はって」から「はる」を口にし三月
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都合良く見えることだけ吐き出して そろそろ季節のうたでも詠もか
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御贔屓ごひいき老舗しにせ 畳まれ スーパーであがなひぬ 牡丹餅を供へり
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笑わせてやろう恩着せ語れども妻の笑顔に実は癒さる
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枝先に 萌黄色のちさき若葉 心細げに 春風に震え
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青空に眩く白く ユキヤナギ 公園の一角 雪降り積もる
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目に見えぬウィルスと戦う人がいて見えるが存在しない星見る
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ご飯屋で  スタッフ蔑む  形相の 4人家族に  ゾッとしてもた
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どうしても着けたいピアスを買ったから 自分に穴を開けているのは /「お洒落」「理由」
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公園の 桜見上げ「かわいいな」 つぶやく翁の  まなざしいとし
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就活に追い詰められてもutakataで心安寧まんまるになる。
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アメリカでアメリカナイズされたリカちゃん人形だけ入管違反 
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月が綺麗 あなたの好きな 細い月 見て見てなんて 言える距離なら
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ポロポロと 降り出しそうな 天気の夜は コーヒーよりも ココアが合うね
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ちま猫とちび猫連れて母猫は いわし雲など追って旅に出
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峠道七十kmは許せぬか吾を追い越す数多の車
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真珠湾悔いて不戦を誓いたる日本の誇り風雨に揺らぐ
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忘れない、どんな地獄に墜ちようと 大好きだから君は置いてく
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人生のゴール地点見えてきた ここらで少し歩を緩めよう
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クラスの子みんな知ってる恋なのに貴方は言うまで気付かなかった
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悠々と漂う月に魅了され かぐや姫にもヤキモチを焼く
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たおやかな 言の葉という インスリン 吾の血糖値 下げてくれたり
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甲子園 女子高生の 君が代 その歌声に  美しき曲と知る
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昔日せきじつの夜 冷気入らぬよう布団の端 トントン叩く母の手の記憶
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朝食の片付けせぬまま 遠き日に想い巡らす 日曜の朝
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曇り空どうかわたしの心まで圧し潰すなよお願いだから
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牛乳のパックを白い衝立ついたてに豆苗そわせて春の陽増し増し
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