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はじまりの熱が恋しい 色あせた本の頁を片手間に繰る
12
川向こふ山藤垂れる木立にて今日聞くウグイスいと美声なり
37
採血しだるさたまらぬ帰り道言い訳で買うかっぱえびせん(
380
kcal
)
20
藤棚の
香
(
か
)
の下 余韻に浸りをり
数多
(
あまた
)
の
国宝
(
たから
)
に酔いしれし後 /奈良国立博物館『超国宝』
19
忙しい一日だった待ちかねた布団の中に昨日の湯たんぽ
35
理由
(
わけ
)
あって大事にされるパンダたち
理由
(
わけ
)
ありだけは私負けない
17
大切な子供を産んで引き裂かれ死に損なえば私ゴミだな
12
保護費では誰も満たせず我が身から抜けた長髪誰かへ集める
15
つばくらめ空ひるがへり急降下
眼
(
まなこ
)
で追ふも秒で消へさる
30
本当
(
ほんと
)
なら 生きていれば・・・を 飲み込んで 十六歳の 日を祝うなり
21
蒲公英
(
タンポポ
)
の綿毛を手にし風を待つ
三歳
(
みとせ
)
の孫の眼には青空
24
二人して十一連休過ごし居れば口癖となる「今日何曜日?」
22
そのポプリ二年経っても香り立つ
美郷雪花
(
みさとせっか
)
の香りに見る君
20
ラベンダー鉢植えの前動けない「私の子かも?」カートに乗せる
17
年末にマイクロいちごのひと粒を「甘い」と褒めた今年は違うぞ
17
赤苺、白苺、には受粉時花粉混ぜない耳掻き梵天
16
公園で猫の祭りがあるらしいベッドタウンが留守になる日に
11
上手く詠もう、上手く詠もうとするほどに自分らしさがわからなくなり
23
姿なく 「ヒーヒーヒー」と 聞こえおる
野鳥
(
とり
)
の名前ぞ ついとわからず
21
見渡せば木立の中の木漏れ日に白きシャツ着た在りし日の夫
(
キミ
)
21
ネモヒラは地平の果てまで淡く咲き蒼き海へと溶けて重なる
21
枝々に
小
(
ち
)
さき若葉の芽吹き
初
(
そ
)
め 鉢の
生命
(
いのち
)
も夏立つを知る
24
人の世を暮れの
昏
(
くら
)
きにくらぶれば 今は足もとのみぞたよりに
21
贅沢を禁じられてる保護世帯眠る時間は誰よりもある
21
医療費は免除されても受診せぬバス停までも歩けない母
19
これからは捨てて行こうよ胸の底重たい石を持たず生きよう
27
早朝のドジャース戦は「あんぱん」見る間に大量リード
22
パスワード記憶にございませぬゆえにアップデートも出来ずにいます
23
母さんは親の言うなり従って不幸になったと知りつ言わない
18
あの人はどうしてるかと思いだす ブロックされていないか見に行く
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