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虫の音の静寂の朝に工場の
鉄音
(
てつね
)
弾ける今日が始まる
26
週の明け戦ふ人の動き出すせめて涼しき風のあらんと
41
マックにてホットコーヒーズズズーッとすするおじさま哀愁ありて
24
切られても切られてもなお伸びてくる朝顔の蔓 生命力よ
25
仕留めたら何か勝ち誇った気分 虫を相手に小さき人間
22
雨降りの通勤時間の渋滞に赤いためいき
灯
(
とも
)
りつらなる
23
若者が「推しがメロい」と言うたびに脳裏に浮かぶ「美徳のよろめき」
5
名月に虫も魅せられ
清
(
さや
)
けしに同じ月見る人を思へり
32
柝の
音
(
ね
)
鳴り
帳
(
とばり
)
上がるも引潮の 悲喜定まらぬ幕間の妙
15
誰もいないエレベーターが好き きっと、空の先まで昇ってくれる
16
野っ原はススキと野菊に覆われてアキアカネ待つ頃となりけり
15
同じだけ食べてはいても腹が減るカップヌードルついつい追加/秋だなぁ
22
耳撫でるゆりかごのうた 傷付いたインナーチャイルドが今日も泣く
19
寝る前にキムチご飯を食べました。罪深き吾をお許しください…
25
甘物と 塩味が交互に 欲しくなり こうするうちに 五キロ太った
20
片道の四時間かけて実家へと 母の海馬にわれ残すため
39
満面の笑顔でミスドのドーナッツ たまにはいいネ ママひとりじめ
37
様々にリュックを飾るストラップ女子高生の個性それぞれ/横一列歩き
27
通知鳴る記憶あやしきリマインド 予定入れるを促すそれで
11
LINE する相手そんなにいるでなし でもスタンプはいっぱい欲しい
23
太陽がどこかの星に恋をして燃えてるのだと解釈したい/残暑
35
晩夏には
百日紅
(
サルスベリ
)
の花遅れ咲きつくつく法師の鳴き声あはれ
16
スマホ見せ熱く語っている彼は鉄オタと知る、お仲間だった!(撮り鉄&乗り鉄)
24
還暦を前に思案すボーダーは卒業かしら継続かしらと
29
朱が夜に 染まる境は ビル群の狭間 ちょうど僕の真上に
16
日々を詠む うたの しずくの 集まりて 渇く心に 慈雨のじんわり
60
同クラは出ない 水泳決勝戦 大歓声に プールが割れる
16
十五の夜 隣で眠る横顔の奥に 私と同級の母
12
朽つ蝉に蟻ぞ集ける庭の隅 今朝は木の芽の生ひくるを見つ
18
傷ついて 終わる恋愛 それでも良い。 何でも良いから 恋がしたいのだ
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