いつだってぼくらはきっと若すぎる 上手くできないことばっかりで
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純白の彼岸花咲く 夏の陽に秋の風吹く団地の端に
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六十年ともに過ごした古ラジオ 時代・時代の歌を聴くとも
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新しい街の生活 少しだけバカンスのよに一週が過ぐ
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丁寧な暮らし生き方憧れる せめて歌はと丁寧に詠む
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無花果いちじくのほのかに甘い風香る 無花果の木の小さな木陰
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晴れ着着た さき手を取り 踏む砂利は 人生時計 秒針の音
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遺された 毛糸で膝掛け 編む夜は 胸に去来す あの日の笑顔
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 魂消 たまげるなぁ今日は大寒の筈なのに陽光燦々三月の気温
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吾に声 掛けし笑顔の 看護師は 「十五の春」の 面影残せり
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お野菜は三食取りなと言った日から 確かに歳を取った気がする
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もふもふの愛犬いぬの形の空洞を抱えて生きる ささ身を供える
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リハビリの窓に眺める茜雲音も無くゆく日を追いかけて
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冬晴れに物干し竿にジョウビタキ止まりて首をふる白き紋の冴え
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夢で逢ふ 亡くしたばかりの犬児いぬころも 聲を忘れたファムファタールも
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明日には忘れてしまうささやかな事等飛び立て言の葉に乗り
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小鳥たち春の日射しだ みな歌へ唄 声聞けば草木も芽吹かん
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我が輩は棒鱈よりもカスベよし五十集屋いさばやなければ何処でかうらん
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誰からのアンコールかな降る雪に桃の節句は白く染まって
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LOOKチョコ大好きだけど168円イチロクパ 1度手に取り棚に戻した
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履歴書の特技の欄にいつか書く「自分の機嫌 取るの上手いです✴︎」
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眠れないまたも嬉しい寝不足はお泊りに来た君のせいだよ
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これからは刺し子と短歌うたを趣味にする 残りの人生楽しく生きる
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そんなこと 自分でできると 疎まれて いつまでも付かぬ 御膳の燃料
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五月雨さみだれ というには冷たい 雨がふり 苗の植え時 また一日ひとひ伸ぶ
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遠空とおそらに白雲むくと起き上がる夏はもうすぐそこに来ていて
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ネガティブに構えすぎると運下がる 幸せのため希望信じる
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日本國民 汝、深き疫病なり党争と黑血の蟠る日の旗を振り
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愛犬の病が少し悪くなり 長生き、元気、切に信じる
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Xエックスは無自覚ないじめっ子だらけ 普通の言葉もすぐ標的
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