清しきは冬の日の出のまばゆさよ 干し物しつつ息白くして
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桃あわく真冬日に咲くアサガオの小ぶりな花のひと日の笑顔
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朝四時の アラームを無視 二度寝する 猫に耳たぶ 噛まれて起きる😓
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どんぱちと遠くで聴こえる帰り道解けたあなたの帯結ぶ夏
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目の前の巨大な愛に気付けない愚かなところも愛おしかったよ
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怖いから歯をむき出して威嚇する 動物すらもしない仕草で
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まだ固い 梅の蕾の その先の 親友ともの未来も 代わりに歩む/命日に寄せて
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浜辺にて 君の名を書く 僕の指 打ち寄せる波 君が消えゆく
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ジーンズで来たらダメとの御触れ出て迎えた社長ジーンズでした
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旧友とメールやり取り そつなくも AI作のコピペが映える
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雲のない夕暮れの山その奥にそびえるあの山クリアに捉え/冬の晴れた日限定
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今日どれを聴こうか漁るアルバム殆ど全部スピッツだけど
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加湿器の 水の分だけ 飲み込んで 渇きを癒やすか 冬籠りびと
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ケアをすること業にする人たちをケアできたならと密かに思い
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あきらかに血縁者とは見えるけど 意外と他人な阿佐ヶ谷姉妹
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昼下がり編み物しながらイカ大根ことこと 冬の至福のひととき
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ひさかたの光さざめく波間にも 君が御髪おぐし手繰たぐれ我がかい
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午後の径健気けなげに咲きし冬薔薇ふゆそうびほのかに揺れて心和みぬ
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CMがこわいの 誰も絶望を知らぬ顔してそこに居るから
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記憶なく 履歴もなくて 宅配の 配達予告に 疑心暗鬼す
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雪山とツルツル路面で引きこもり隅々たしかむ冷凍庫など
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どの家も玄関明ければその家の安堵と云ふ名の匂ひのありて
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いきなりのダークモードに戸惑ったわたしいますよいますよトイレ
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週末の雨に押されて年明けの食べ飽きた頃に餅つき大会/異例
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年の瀬に 毎歳まいさい思ふ 老親と 過ごす正月 あと幾度なり
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アラ還も クリスマスには 孤独に怯え 無言生活 耐え忍びけり
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珈琲の蒸らす時間の惜しかりし 浮かぶフレーズ 歌へドリップ
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我が聖夜 かの君に逢いて ひと時の 憩いを共に 想いは秘めて
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なにもかも すててしまえば 楽ならん この肩の荷を ぶちまけたし
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このままじゃ猶予人生終わっちゃう箸を転がし笑ってみるか
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