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ここに並んだ三十行を埋め尽くしたら、俺が誰だか分かってくれるか
6
俺の中にある美しい街で、落葉した街路樹のシルエット
11
甘い酒を飲んでる君と私の 日々はもうない 頼む角ハイ
8
なぁ悪魔、助けてやりたい人がいる。私の命で手を打ってくれ
34
春三日試した後の冬びより早速「寒い!」が口をつく朝
33
春旱 草も生え無き我が畑 砂を巻き上げ春一番吹く
30
夜明けまへ代車が照らすいつもより少し黄いろいいつもゆく道
13
バーボンの花の香りや春一番 「微笑がえし」鼻歌にして
30
針を止め欠伸のひとつ伸びをして夜の明けたるにひとりと思ふ
26
全力でくだらないことやっているアイツはたぶんすごく尊い
27
本当はやりたい事も有ったろと思うウクライナ4年の月日
35
ふらるれば水さす恋のなりゆきを春まつ池の鯉は知りつつ
22
人生訓詠むも反応いまひとつ あんたにそれを言われたくないか
14
外出のドアを同時に押し開ける素性名前も知らぬ黙礼
17
A
I
に短歌詠ませて投稿をするのだと聞きバカらしくなり
18
担架行くわれ見る慈顔遠ざかり父よはるけき地平に立つ
青年
(
ひと
)
11
雨の降る 少し前には 土の香が 森の香りも 運ぶ春の日
30
本を読み 針糸通し 爪を切る 老眼鏡は 我の相棒
35
枯渇した土に恵みの雨が降り 萠えいづる春へ 拍車をかける
22
奥歯欠け 型取りまでに 二週待ち 接着までに もう二週とは
23
春雨が 叩く梅の
花
(
か
)
しょんぼりと 明日は晴れるよ さぁ…顔上げて😊
32
堅雪を踏んで近道隣へと行けるつもりが体重オーバー
34
晴れ間なく ずっと雨降り続いてる だあれもいない わたしのまわり
27
「背中向け寝ているのはね後から愛して欲しいのよ」はもう過去
17
まだ君と さよならできそうにないから すこしさ 春泥棒になってしまおうか
17
「終わりたい」母の言葉の裏側に 「生」への切望見え隠れせし
24
堅雪に追いかけ回る童のころ 幼なじみの声甦る
28
ようやくに 待望の雨待ち焦がれ 恋しい人を待つかのごとく
27
春めきて微睡む縁側 そよ風に清き鈴の音 季節を忘れ
23
「かわいいね。」白にほんのり乙女色にじみひろがる梅の花たち
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