いつまでも幸せでいて。できるだけ私の視界に入らぬとこで。
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長袖を着る前に、君の二の腕のかわいいほくろをつついておこう
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結婚式場で半袖半ズボン 新婦の意向で勝俣スタイル
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ひとかけのケーキのように簡単にこの感情を飲み下したい
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言葉では つい言い過ぎてしまうから  秋色の葉を 貼ってポストへ
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三が日 寺の出店を潰す通夜 お前らしいよ 寂しがりだな
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随分と軽いもんだな 抱き上げた君の身体 棺桶の重み
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苦手だと 元妻作るおせち避け ああ馬鹿だなあ 今頃欲す
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走馬灯 主演は俺だぞ 息巻いた 君のことだけ 映したフィルム
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抱きしめて欲しい日もある。猫のようにあなたに喉を撫でられたい日も。
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人間よ 蟻が蠢き 働いて 種族を残す よく似たもんだ
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北海道に新婚旅行夢見てた妻とハワイも今は難病
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聖域のない改革が訪れて街から声がいくつか消えた
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天気図をよく見て開けな恐ろしい嵐を呼ぶぞどこでもドアは
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そこにある 風じゃない声 耳澄ます 人差し指で評する前に
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臆測の結果10円足りなくてわたしに還る重いラブレター
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何らかの麻痺毒として観てしまう海のむこうの選手の知らせ
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胸を打つこの衝動に動かされ裾をまくった この板の上
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君のこと画面越ししか知らなくてでも愛しくてこの距離感
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だって、あたし君の顔好きだし ちょっとのミスだって許せるし
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私以外に知らせないでね 君の手が案外煙草くさいってこと
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何のためでもない僕のちょっとの愛と勇気と少しの苦悩
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いつだって 桜が散りゆく速度すら すぐ追い越して 遠ざかってく
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長旅をしてまで会いに向かいます 片道切符花束ひとつ
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春暁落雪図庇はばつらぬきとほるまで槍穂を著けと聖霊ふたつ 
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あまやかな君の巻き毛を指先でもてあそびたい そんな今日です
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今生を辞してあちらの歌会に持ち込むための詠草を編む
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仕事辞め日向ぼっこで短歌詠む 理想は遠く現実はみじめ
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新刊の出ない隣のブースから伸びた行列ばかりが見える
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鉄骨のジャングルを縫い白黒の検非違使は追う咎人のかげ
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