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自身さえ 忘れてる
詠
(
うた
)
掘りおこし ありがとうです ハートの光り
40
道端に打ち捨てられた私さえ 煌めく君が巻き込んでいる
9
消えた短歌思い出してはメモに書きまさに推敲二つ三つ四つ
20
さくらもち葉ごと含めば二人して難儀忘るる
春香
(
はるか
)
に染まる
51
ブロッコリーに おかかを混ぜて つゆをかけ 春の味する 朝の食卓
34
死ぬ事に不服は無しと豪語せし 我の服薬手のひら一杯
17
「さくら味バウムクーヘン」食べてみたなるほどこれは桜餅味
28
降り積もる桜吹雪の公園に光差す午後蝶の飛び交う
46
誰よりも 優しききみの 未来には わたしと違う 姿ありけり
8
さよならと 世界に別れを 告げしとき またどこかで 世界始まる
7
頭ばかり しっかりしっかり つぶやくが 心でないかい 最終的には
38
トーストは人の生き方ふわふわでもちもちだけがいいわけじゃない
8
降り止まぬ雨を味方にデイ拒む 義母を抱える私の胸にも雨
18
桃林は花盛りなり喜寿の春楽し日もあり夢持ち生きる
37
下手くそな
短歌
(
うた
)
にいいねをありがとう 気持ちは今もあの頃のまま/花の音さん、ありがとうございます
21
出来上がり二、三日後が美味くなるきな粉ねじりは待てば歯ごたえ
32
冬枯れの いばらも蒼く芽を吹きて 待ちにし
季節
(
とき
)
よ桜咲くなり
27
夜明け前 日の出を急かすかのように イソヒヨドリの笛の音響く
13
地球儀をまわせば指が街を消し 僕らは桜の圏外にいる
28
既読はね、まだ付けないでおくからさ 気が変わったら、そっと教えて
9
晴れ空の下 走るバスの研修車 桜吹雪のエール受けつつ
31
山の蔭蒼く重なる懐に一本の桜淡く
雪洞
(
ぼんぼり
)
のごと
20
払うべき自動車税を払わずにファミチキを買い満たされていた
10
歳を取りお互いほんと笑えないそんな話で笑いましたね
14
白昼の 雅な舞いに 相反す 月の宴で 魅するまなざし
9
最終便 繋ぐ右手の温もりと左手刺さる入場券と
28
東屋
(
あずまや
)
でひと時
憩
(
いこ
)
う花見行き先客の花びらが鎮座す
25
暑い時毛糸さわるの嫌だから
束子
(
たわし
)
編むのは春の手仕事
27
「たまに良し」ビールの泡に閉じ込めて 蕎麦を待つ間の自由な私
36
咲けば散る 愛しき
故
(
ゆゑ
)
の 儚さに 夢か現か 桜花日月
11
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