人間に この世にありて 休みなく 次から次へ 悩みが続く
3
冴ゆる空 剱超えるや 白鳥の   剱凍てつき 岩滑り落つ  白鳥鳴くや 嶺谺する
3
春隣 春のあけぼの 来てみれば 山の端かすみ 香りぞ溢れけり 蝋梅の くれないもえる 梅の園
3
生活の 心の動き 切り取って 語数を揃え 人を楽しむ
3
罪深き 浮世の業を 嘆いても 君は気づかず 罪に溺れる
3
良心の 呵責は嘘に 包まれて 慣れてしまえば 罪も友達
3
できること できないことを 相談し 納得のいく 答えを見つけ
3
勝曰く 百パーセントの 敵もなく 百パーセントの 味方もいない
3
目薬を 綿棒ケースに 入れといて 順番決めて 間違わぬよう
3
イスラエル米と結びてハメイニを殺害したるコトの始まり
3
「持ってない! やってないから、持ってない!」口にしてから気付く川柳(学べ宿題キャンセル界隈)
3
AIに「MBTIどれっぽい?」尋ねてみたらば「絶対にP」
3
尻の穴 舐められたいし 舐めたいだろ 俺はそうだぞ お前はどうだ
3
袖から気 触れに振れ狂れ降れ雨よ この傘捨てて濡れて歩こう
3
不祥事? 大学の首領ドン 頭垂れ 誤りたるは 其方トップの過ち
3
JKの 隣を狙い プットイン 端に詰めても 追いかけるかな
3
米寿まで生きてくれたねお母さんちゃんぽんうどん食べにいこうや
3
半返しの小さきノートに願い事流星流れ叶いしねがい
3
幕末の鬼と風雲児酒酌み交わす そんな姿が浮かんで消える
3
風は勝手にぬるくなり目の奥をよごされて歪む春の陽光
3
新選組 二人の組長 全うした 命で見据えし 時代とは 
3
畳む日を 名残惜しむや 空仰ぎ 時はいたづら 時は綾なし
3
学研の付録に焦がれた鍵っ子の夢はち切れるアパートの二階
3
仕事中癒されたくて増えてったテーブルの上アクスタずらり
3
青年も優しき人も年寄りも理不尽を知る個々の場所にて
25
気が付けば使い始めた有り難く 親のためにと付けた手すりを
34
外国語 学び初めて知る 母語の 身近にあふれる月とお日さま
29
夜のびて 雨雲 空を隠すとも 月日はいつも この世 照らして
27
雨音を静かに聴こう春の朝眠りと目覚めあわいの中で
46
名も知らぬ草をひきつつふと見れば黄色や白の花の咲きおり
16