片道じゃ無くなったけど君も憶えて無いかもだけど何時か乗れたら神奈川行きの
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薄紅の 桜咲くたび 色褪せぬ 心の中の 君に伝える
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ボーナスは あなたの芝居 そこにつき イランアメリカ 筋書き進む
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一戸建て 庭の代わりに 駐車場 それは出るよな 猪鹿熊さん
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親戚の鼻筋見ればふと分かり祖父と吾には禿げの血筋も
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西域の 砂の嵐に 晒されて 滅びし 敦煌とんこう 莫高窟ばっこうくつ
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観桜は満開の花に 花吹雪 川を流るる花筏まで
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みちのくは桃梅 桜同時咲く夕餉の仕度に紫の雲
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あの子なら起きているかも午前二時 いつもはしないお話しよう?
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叱られて落ち込んでる程人生は暇じゃないはず。落ち込むけれど。
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「写真とか撮られるの苦手なんだよね」そんなあなたの写真一枚。
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ぷちどろり。白子の歯ざわり湯通しをされても残るせいのざらつき
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四温の温もり甘やかし 三寒の厳しさ身体刺すかな
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アオサギよ 引地川より 飛び立ちて 何処へ行くのか 春の光へ
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〽しろいひかりのなかにやまなみは燃え てるよねやばい119して
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平和へとつなぐ力は必ずや争いごとのアンチに過ぎぬ
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偉そうに 言ってしまうと いい女性ひとを 選んでください  あなたに幸あれ
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用あると 見え透く手口 つかわれて 「あ、そう」とさらりと 背を向けてゆく
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超法規的と聞くと思い浮かぶスーパー法規マンの白い歯
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阿佐ヶ谷のここ何処だろとテレビみるもう二十年行ってないのに
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風雪の深夜に真の自由あり(警邏の人を無視する場合)
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クドリャフカ今度こそ家に帰れるよう鐘を鳴らせ鐘を鳴らせ
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春になり 枯葉の下の 球根が 目覚めて伸ばす 水仙の葉っぱ
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世の中の 不条理を前に 筆を取り 腕まくり挑む ルネマグリット
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数十年 悲喜交々も 共にして 引き続き 今後も よろしくね
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ため息を隠すみたいなキャスターが溶ける弥生の空のあざとさ
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俺なんて 本当にダメな やつだから ことわざとかで 形容される
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目立たない地面とこに広がる苔の世界 実はクマムシ闊歩してをり (最大で1.7mm)
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春潮や 濁りて心 定まらぬ
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春愁の 鍵穴回し さようなら
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