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なぜ人は死ぬのかふいに知りたれり地球がずっと青くあるため
5
ポテポテと床に押された足あとは風呂まで吾を追いかけし猫の
23
かろうじて身体収めるバス停に真っ直ぐ伸びる電柱の影や
10
みまかりて三十余年経し夏に初めて訪いぬ
亡父
(
ちち
)
のふるさと
32
亡き父の生れし小島や瀬戸の海茜に染めて日は沈みいく
36
二学期の始まりの朝子どもたちどうか生きてね生きてるだけで
24
四十度の 声を聞きつつ 長月に 紫蘇に穂が出て 秋のたより
18
人類の総人口を危惧してる 奇数だったらハブられるから
9
はぐれかけの 私も取り込み 囲まれる 体育祭は
永遠
(
とわ
)
の思い出
15
AIにハマって他が手につかず それでさびしさまぎれるならば
23
繊細な心のひだを持ちながら長く咲かせる百日紅であれ/息子の誕生日に
23
「真面目だから」 と面倒事を 頼まれる 頑張るやつが 損する世界
22
今日を終え 空っぽになった 教室に 喧騒ぬぐう 秋風が吹く
24
惚れそうに なるのを止める 臆病で 失恋すらも 出来ぬ身だから
17
蕾
(
つぼみ
)
のまま 枯れるの恐れ 種すらも 撒かない。花は 実りなどしない
15
すすきの穂似合ひし風は秋の風共に待ちをり虫とて吾とて
38
心待ち 調整してた 日に限り 熱出すわが子 これぞ子育て
20
火を灯しふぅーと吹き消すそのあいだ ケーキの上にめぐる走馬灯
24
六十の壁越へ断捨離終われども吹く風任せの余生は望まじ
36
久々に元同僚のLINEあり 踊りだす文字うれしい知らせ
24
太ももに 湿気がまとい 敷布団と 擦れる不快感 雨の日の夜
17
大雨に夫は一日骨休め アニメ見つつも畑を気にし
36
自分史をまとめるほどの道でなし証になるや泡沫のうた
28
病み上がり 外出て見上ぐ 青空は 酷く鮮やかで 眼がぎゅうんとした
21
梨ひとつ贖い
夫
(
つま
)
と食む夕餉 名前どおりの幸せの水
37
惹かれ合う 何かをいつも 感じつつ 幾度別れを 繰り返すのか
14
秋の日の 風が吹き抜け 夢のよう 再会の春 夏の煌めき
15
五分ほど歩いたところに銭湯が 極楽湯という自賛なるかも
18
通院の我を待ち居る虫の音の清けし音色に灯りを消しぬ
22
雨あがる
竿
(
さお
)
しなる程洗ひ物 活きる証が町にはためく
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