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西の山今日青々と色も濃く壁となっては
威勢
(
せい
)
をはってる
22
白き花ひらかんとする沈丁花待ち遠しかな芳しき
香
(
か
)
22
雪解けの 川面に
映
(
は
)
ゆる 灯火に 去りしあなたの 安寧祈らむ
18
殺すなと 描いた太郎の 缶バッジ 見かけて少し 泣き面に 春
41
いたずらは得意謝るのは苦手似たもの親子並んで
午睡
(
ひるね
)
57
価値観の違う世代と暮らしいて心揺れるもぶれずに生きる
43
言の葉の降りて来ぬ日の焦燥感 鈍き音にも探す歌種
45
キャンディの包み紙まで桜色 今日のチラシもどこもかしこも
20
こちらへと色あざやかに菜の花が 春を招くよ川辺の小道
30
雪洞
(
ぼんぼり
)
の
丸
(
まろ
)
き
灯
(
あか
)
りに 伏す君の
手弱女
(
たおやめ
)
の如き 長き睫毛よ
29
虚無感を 煽る言葉を 迎え撃つ ミサイルほどの 絵空事 欲しい
50
言葉放つ嘘では無くも半分は好印象欲し本音もありて
36
吹きゆける この北風に 頬
凍
(
こご
)
え 春よと願う 藍の夕空
10
心臓が 耐えられぬなら、と 結局は 変える未来より 安静を選ぶ
27
優しい日々でありますように時々僕を思い出しますように 一重の君へ
8
医者行かぬ 我の収めし 保険料 病む人の為 なれば良しとす🙆
39
デイ行かば欠席多し 寒暖差調整
難
(
かた
)
し後期高齢
39
涙する 悲しみさえも 食いしばり 負けるものかと 静かに立てり
34
草を引き 蟻が驚き 目を覚ます その身体にも 春の到来
37
塾へ行く 道に毎日 向かい風 負けてたまるか 待ってろよ、春
31
きっかけも動機もあって進めない生活保護は優しい束縛
33
蝋梅へ 夜明けのひかり 満ちゆきて 甘やか
黄金
(
こがね
)
濃く匂いたち
11
縁ありて 繋がりし友 再会し 辛い話も 笑えるほどに
35
月もなく 猪口に映るは 闇ばかり ひらりと
入
(
い
)
りし 花びらを呑む
22
ほどほどに石橋叩きて
歳月
(
とし
)
過ぐも地図捨てた日の欠片もありて
48
鎮魂の祈りを捧ぐこのひと日 心に刻む活きてる大地
23
諧謔
(
ユーモア
)
と
忠恕
(
おもいやり
)
さえ あればいい 世界平和は かくも易きに
20
「ありがとう」言える距離には君がいて 蛇口をひねれば水が出る春
42
この身吹く風の音が聞こえる そうかそうなのか 友の逝きし夜
18
待ち合わせ8時の電車の先頭ね スマホなくてもちゃんと会えたし/昭和時代青春の頃
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