Utakata
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屁の河童
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ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
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コードすら知らずに真似をやってたよエレキを持って髪を伸ばして
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コーヒーは格好つけて挽いて飲む安もんだから旨くはないけど
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大利根の月夜に徳利ぶら下げて男平手よなぜ涙する
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元日にトイレで思案この糞は昨夜の蕎麦か今朝の餅かと
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見納めの月も泣いてる赤城山降りて忠治よあゝどこへ行く
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松が映え東海道は日本晴行く先遠い黄門一行
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お白州で奉行が見せる彫り物に証拠能力あってたまるか
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酒と女どちらも好きで破滅した
八岐大蛇
(
やまたのおろち
)
同情できん
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ひさかたの光のどけき春の日にチル心なく花の散るらむ
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大阪人ガラ
悪
(
わる
)
ないで悪いのは泉州モンと河内モンやで
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向こうからタイトのミニが自転車で近づいてくる小さな幸せ
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鯛焼きに鯛がないのに蛸焼きに蛸がないのがなぜ赦せない
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覚えとけ兎がいつも寝ることに賭ければ亀は負け組になる
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袋から菓子こぼれてるうたた寝にテレビの声はいい子守唄
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趣味持てと定年亭主を追い出して留守にたっぷり趣味を楽しむ
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カンヌ市に観光に来た宮司さんキョロキョロしてるかしこ見かしこ見
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このドアを明けたら何が見えるかを生きて他人に語れませんよ
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焼肉で慰労しようと言う閻魔に鬼ども不満「タンは飽きた」と
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僕はもう小学生だおっぱいは要らないんだと父を見くだす
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わしらかてさっぱり区別付かへんで山口組と大阪府警
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橋姫の霜を片敷く
狭筵
(
さむしろ
)
に
甚
(
いた
)
くな吹きそ宇治の川風
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いつの間に冬は来ぬらむひとり
寝
(
ぬ
)
るわが衣手に霜ぞ置きにける
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皿の上に小さなシミがあるんだがよくよく見ればそれは血だった
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落書きのアートのあまりのみごとさに尻を拭くの忘れて出ちゃった
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絶対に浮気しないと誓ったの嘘だったのね下を抜くわよ
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〝同窓会〟今年いったい何回目?厚化粧して出かける女房
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川霧のたつみの方に庵して世をうぢ山にしかぞなくなる
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高砂の松の嵐に秋更けて尾上の鹿は月に鳴くなり
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俳諧師プロレスラーに転職しリングネームを「マッチョ・バショー」と
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ふるさとは浅茅ヶ原と荒れ果てて名のみなりける松虫の声
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