屁の河童
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ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。

ふるさとは浅茅ヶ原と荒れ果てて名のみなりける松虫の声
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ビール通気取ってるのに知らないの?「とりあえず」って銘柄なのよ
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桃太郎を討ちに出かける鬼太郎おにたろうがお腰に付けた人肉団子
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「とりあえずビール」だなんて言われたら気を悪くするビールもあろう
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ジンギスカン蒙古料理じゃなかったの?!でもバイキングはノルウェー料理ね
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アラビアは熱帯だから水凍らんもし凍ったら「あらあ!」と驚く
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朝ぼらけ瀬々の川浪音冴えて霧より下る宇治の柴舟
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かぞふれば秋の半ばもすぎの戸に月影寒し初雁の声
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逢ふまでの夜の長さは忘られて明けずもがなと思ひけるかな
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名にし負はば八塩の岡の薄紅葉時雨の染めむ後ぞゆかしき
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学歴がないのにやたら法律に強い人ってちとヤバくない?
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更くる夜に霜を重ねて打つ衣はるばる来ぬる初雁の声
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たこ焼きをオカズにしたらおかしいか東京人はやってへんのか
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大阪でヒョウ柄オバハン探すのは京都で公家を探すようなもん
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夕風に靡く嵯峨野の女郎花あだなりとこそ名に立てりけれ
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月影の照り惑はせる白菊は香をしるべにぞ折るべかりける
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山里の夜半の寝覚めのわびしきはまがきに近き小牡鹿の声
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さよ更けて月澄み昇る高嶺たかねより嵐吹き下ろす小牡鹿さをしかの声
8
あなたには生きてられては困るのよわたしの加工知ったからには
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「パパとママどっち選ぶ?」と子に問えば「半分づつ!」と手にはノコギリ
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この会社ブラックですかと面接で聞くバカがいた今日もサビ残
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月冴ゆる都の空に響くなり家々なべて衣打つ声
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寝てるとき心臓に杭打ってみろそれで死んだらやつはドラキュラ
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母さんに感謝してたよ床下で父さんの骨見つかるまでは
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にほの海や釣り舟送る浦風に尾花の浪を渡る帆の影
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地図見てた女房がすごく嬉しげに「姨捨山ってほんとにあるのね」
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雲消えて月の清見ヶ関風に岩超す浪の暁の声
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都にて見ても心は慰まずいかに照るらむ更科の月
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深草の里の尾花は招けども訪はれぬ野辺に鶉鳴くなり
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あなたはね知りすぎたのよごめんなさい出てあげるわよお葬式には
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