屁の河童
76
66
投稿数
1400

ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
本拠https://rara.jp/zappai/
Xノートhttps://note.com/neutilo

寄らなけりゃ帰れないんだ店のママうちのママより優しいんだもん
9
降る雨を甘露と受けてアマガエル蓮のうてなに済まし顔だね
14
五月雨にかこちて宿にさし籠もり晴れぬ思ひに袖濡らしつつ
9
五月雨に潮垂衣しほたれごろも干しもへずびてほど経る[降る]須磨の浦人
8
五月雨の[降る]江の真菰まこも[刈り]にだに来ぬ人ゆゑに恋ひわたるかな
7
お爺ちゃんかまってもらうためだけにATMの前で携帯
8
その事件俺の手口と違うだろやだなあ母さん息子を信じろ
14
智恵子さん「奥の細道」読みながらほんとの曽良が見たいと泣いた
9
猟奇的事件のたびに犯人じゃないだろうねと母から電話
16
やい民谷お岩に何をしたんだと問い詰められてもそりゃ言えんもん
7
猩々と酒呑童子とウワバミが相談してる「今夜は酔うかい」
7
皿一枚足りないからといつまでもイジケて井戸にこもってちゃダメ
10
お岩さん伊右衛門に何されたのと問いただしたら小声でヒソヒソ
6
お岩さん腹立つ気持ちわかるけど落ち着きましょう伊右衛門飲んで
11
次々と傘が開いて去っていく濡れつつ頭上げない女将
12
いにしへの人の心に通はなむ詞の珠を敷島の道
12
「あっ臭あ!八百屋のおっちゃん実い出した」「心配せんでええもろ屁えや」
8
「ヌリカベ」と陰で呼ばれる厚化粧落とした時がまさに妖怪
11
のっぺらぼう手配写真のポスターの空白欄に「あっ、もうバレた!」
7
晴れ空をほとんど見ないアジサイのきれいな青は何に習った
14
窓近くかはつ鳴くなりにはたづみ浮きて流るる五月雨のころ
9
五月雨の晴るる雲間の山のに入り日を受けてかける白鷺
16
ひさかたの天の堤やれぬらむ軒端に落つる滝の白糸
13
竹藪に隠れるようにひっそりと紫陽花が咲く飛び石の庭
23
「あっパパが溺れてるママ助けなきゃ」「ダメよ保険が掛けてあるのよ」/ほのぼのファミリー短歌
11
牛車ぎっしゃより裾ほの見ゆる祭りかな蝶の羽風に匂ふ橘
14
崖っぷちで躊躇ためらっていた人の背を押してあげたよ一日一善/社会派ヒューマン短歌
9
訃報欄まず年齢を確かめて年下だったら勝った気がする/社会派ヒューマン短歌
9
「回らないお寿司」と息子が呟いた誰だ!余計な知恵付けたのは
17
「お爺ちゃんご飯はさっき食べたでしょ」と食べてないのに言うボケた嫁/ほのぼのファミリー短歌
13