Utakata
登録
Login
屁の河童
フォロー
56
フォロワー
52
投稿数
1015
ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
…
次 ›
最後 »
人気歌のトップページにまた載った歌詠み冥利に尽きるとはこれ
11
例年の通り土曜に牛食った伝統行事守らなきゃあね
9
「あの世~」と呼びかけてくる精霊を迎える言葉は「盆ジュール」です
26
夕されば野沢の葦に飛ぶ蛍燃えておもひを誰に告ぐらむ
11
松風の声はにはかに高砂の尾上を過ぐる夕立の雲
13
枝繁く重なる楢の広葉よりひまなきものは蝉の
諸声
(
もろごゑ
)
11
五右衛門の子孫だろうか啄木は悪いヤツだし短歌旨いし
9
お爺ちゃん今日は具合が悪いので病院行かず家で退屈
14
押入れで息を潜める間男の濡れマラを這う一匹の蟻
2
詐欺師言う和歌と短歌は違うんだ俺が詠んでるものは和歌だと
4
お菊さん数えるだけじゃ飽きられる時には回して見せてごらんよ
8
10
代で吉井勇を耽読し人生の道誤りました
4
ワカサギは人に釣らるるものなるに人を釣るとは世も末じゃのお
4
和歌の浦や浜の真砂は尽くるとも世にワカサギの種は尽きまじ
4
ラブホでも出口調査をすればいいもちろん「どこに入れましたか?」と
8
尋ね来よ三輪の山本風そよぎひもゆふだちのすぎ立てる門
4
風吹けば短き夢のあともなし窓辺にさやぐいささむら竹
8
なんでじゃい!勝負師三吉男泣き勝って就けない名人の座に
4
忠孝のいづれか重き泣きながら父を諌める小松大臣
4
忘らりょか今月今夜十五夜の月も泣いてる熱海海岸
8
ひらひらと錦の御旗先立てて行く宮
様
(
さん
)
は有栖川
様
(
さん
)
9
秀秋めこの期に及んで躊躇うか焦れた家康鉄炮撃ち込む
5
三千の銃声天に轟きて武田騎馬隊長篠に散る
4
風を切る六文銭の急襲に命からがら逃げるド狸
5
五月雨のふる江の真菰水増せばかりにも人の来ぬぞ苦しき
6
勝てば官負ければ賊よもろともに男泣きして
退
(
ひ
)
く田原坂
7
帰りには待ってる怖い焔魔堂行きは良い良い金毘羅参り
4
おっかさん
倅
(
せがれ
)
と呼んでおくんなせえ旅烏でもたった一言
5
鵜飼舟川底焦がす篝火の上り下りに明くる短夜
9
思ひでむ人もやあらむわが袖を花橘の香にし沁めてば
5
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
…
次 ›
最後 »