Utakata
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牡牛座の双子
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うたかたが僕の心臓消えるまで何度でも灯る愛のスペアで
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「楽しかった」と 昨日に告げる ばいばいは 未来を走る コースの合図
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かもめらが 夜の帷を めくりあげ この街の海に 朝がこぼれる
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白紙こそ最強の歌。泥を撥ね生きて戻った俺がキラーワード
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「忘れてた」とはにかむ君を待ってたい空いた椅子にはひかりの座布団
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歌詠まぬ日々を重ねて帰りつく「ただいま」という一番の歌
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平凡という名の服を着て眠る誇りでもなく恥でもなく夜
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「お先に」とまばたきを一つ交わすとき雪の狭路は白くふくらむ
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コーヒーに「昨日」を溶かしてはちみつの厚い光で今日をはじめる
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ビターな夜を猫で薄めてはちみつより温い耳から眠りがおちる
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はちみつの瓶を透かして見る未来濁りも苦味も僕の隠し味
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白い蕎麦、人見知り猫、冷の酒。僕を愛する準備はできる
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重力に逆らって回せこの地球 美しさって後からくるね/五輪
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「普通」という二文字をのみ込み雪を掻く僕の未来よ、滑走路なれ
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「お疲れさん」雪も嫉妬も溶けだして猫の眠りが夜を正すよ
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「ただいま」と猫耳に触れ水洗の僕の心に灯がともる五時
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食道、胃。取り出して水洗いしたい。昨夜の僕を全部すすいで
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水飲んでこめかみ指で押してみる昨夜の請求書だな、酒だ
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頭痛さえラベルのように貼り替えて 悪友と飲むクラフトビール
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「親」という役を降りない母と飲むクラフトビールの苦い延長
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「限界」のキワまで冷えた骨組みを四十二度の風呂で煮直す
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「天使」だの「春」だの言ってる口すべて雪で塞いでしまいたい夜
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凶器にもなれる心をひらがなの「あい」に変えてく「飛翔」の時間
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今更だ、うずくまっても立ってみる 横で猫、全お腹の無罪
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「怠惰」という病のツケが三年の時を経ていまボディブロー
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休学というドーピングに及ぶ友その筋肉量に負けている僕
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苺大福
(
だいふく
)
をキメなきゃやってられないよ 試験と就活 中指を立て
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留年の二文字を振るナイフから 逃げ切るために解く過去問集
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不合格通知で折れるナイフなら 今の私が研ぎ直すんだ
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過去というナイフ持った俺が来る 刺し違えても未来を守る
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