Utakata
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おうし座のふたご
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美しききみの誕生祝うよに黒猫座の鈴がひかる夜かな
18
素敵なるきみの御歌を
道標
(
しるべ
)
にて最後のキャンパス僕は歩むよ
14
星の歌聴きたきゆえに黒猫は三角みみを ずっと澄ませり
24
星溢るきみの御歌を待つ間 三角みみを 澄まして眺む
16
夕月夜きみの自由なスピードで星をこぼしておくれよ、アリア/御無理なきよう
16
うたかたに香焚き染めた歌届き黒猫は姫に惑わされおり
21
秋の陽にうつむく向日葵 星を見てひとひらひとひらそっと咲きおり/花言葉は
15
空が泣く夜はひそやかに寄り添いて星の馨りで眠る黒猫
18
星屑のもとで僕らは一人だと星座になれない 光を抱いて
28
いつか皆海の藻となる その髪に口づけす吾 星空のもと
15
その星は黒猫座の鈴。美しく馨る光で君を守るよ
26
こんなにも美しい
短歌
(
うた
)
うたうひと瞬く星をあなたにあげる/黒猫。
26
卒業と就活かばんに詰め込んで「行ってきます」と「またね」を添える
31
ブルーベリー朝の暑さでもたれ合う「甘い実になろう」ささやきあって
36
星空のキャンバスにいま描く色、夜の深さも光の途中/星空様へ、黒猫より
33
点滴のしずくのなかの静けさに 眠れる星の夜明けを祈る/星空様待ってます
37
濡れた雲の中で僕らは混ざり合おう夏が終わってしまう前には
23
役に立つことなど考えなくてよいあなたのままで私のままで
34
初夏の陽に透けるラムネの瓶如く、性善説にたっぷり浸る
23
神武以来の
美少年
(
ぼうや
)
が還る 夜の空 三島寺山、席空けて待つ
25
寂しくは無いと笑ったじいちゃんが杖の代わりについている傘
38
夏蝶の羽根の向こうにある笑顔ぼくのすべてを捧げてもなお
18
傷つけた 友の泣き顔 浮かぶ朝 雨音よ消せ 僕の愚かさ
29
たたみ皺のばせば子供のぼくがいて 光放った 衣替え、夏
35
海街に 絵になるように 飛ぶカモメ 近くで会うと、君の目が嫌い
19
お向かいの更地を照らす水無月の お婆ちゃんの笑み、僕のフォルダに
24
さらさらと初夏の日差しは人恋し着信待ちの長き一日
39
じいちゃんの記憶はまばらに溢れてて哀しいくらいに白く澄みゆく
24
光栄で溺れそうだと呼びかける 河童の皿に水を足しつつ
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ピストルの音で目覚める朝もあり 青空透けるクラスの旗よ
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