Utakata
登録
Login
lightshop
フォロー
39
フォロワー
40
投稿数
90
1
2
3
次 ›
最後 »
ショートボブ揺らして話す君の腕気づいていたよ透ける傷あと
21
晩秋は雨が降ったりやんだりのように誰かは誰かが好きで
22
あの切符机の中にまだあるの誰か教えていつ捨てたらいい
19
いつだって希望は俺の手の中に。あるよに見える友がまぶしい
20
秋ですね 強風波浪注意報出る街に僕暮らしています
18
あなたとのラインを糧に生きてます黒やぎさんと白やぎみたく
32
ストーブは微小設定してるのに前に座ると寝癖が揺れる
16
秋雨が秋雨でなくなる日いつまばたきの間に季節変わりて
15
雨打たれ枯れたアサガオ下を向いてそんな子らにも朝日は優し
19
美しく夜明けの街は幕を開け閉演見えぬ朝が始まる
22
温かいココアを飲めばとろとろと身体の中に灯火ともる
28
爺ちゃんが「これ好きだべや、頑張れよ」と送ってくれる葡萄が好きだ
33
たっぶりとホットプレート焦がしつつ止まらぬ喋りお好み焼きと
20
さよさよと優しい風を見せながら群れるコスモス柔い十月
30
窓からの風につきあう君の髪見惚れてるのはりんどうのせい
20
秋桜は夕日を浴びてもたれ合う雪虫飛んでやっときた秋
24
後ろには黄金のすすきがある気配長く伸びてる影を踏みつつ
24
梨の実も葡萄の葉っぱもさらさらと私がいなくなってもきっと
21
口角で笑っていたねコロナ後もマスクは大事心がみえて
15
運河沿い古い寿司屋が灯りだす秋の茜と同化している
26
ボリュームを下げてください見上げれば溢れそうですスーパームーン
17
午前四時星の瞬き虫の音も全てが消えて 君に会いたい
18
一枚のハンカチだけじゃ寂しさを吸収しきることは無理です
16
今しがた熊だった雲鳩となり龍神になって秋空駆ける
16
スマホ持ちパソコン打って利便さを追えば不便の荒波かぶり
10
窓開ける涼風いっぱい吸い込んで言葉を持たぬ秋の様々
21
彩りが増える秋のひ透明度増します空に戦後よ続け
16
強情の業を降ろして軽やかに飛び交う蜻蛉の美しさかな
18
ゼリエースのゼリーにだけある圧倒な食品サンプル感
10
窓開けて朝の秋風こぼれ入る引きこもることない一日を
16
1
2
3
次 ›
最後 »