Utakata
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牡牛座の双子
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雪華舞う刹那の夢か泡沫に消える運命(さだめ)を君と見つめる
27
冬の日はただ単に海が蒼すぎて心まで染みわたる夕映え
32
白いシャツ深めに開けたその首筋君の唇触れるる予感
22
群れをなす数字の中に我と似てただ一つだけ孤独な素数
36
夕暮れの空を切り裂き怪獣のビームのごとく飛行機雲行く
28
気を使い 空気を読んで 疲れ果て 好かれもせずに おいらは二十歳
31
忙しなく予定を埋めて 冬季休業(ふゆやすみ)待つ間の空の蒼き冷たさ
28
てのひらに落ちては消える粉雪が戀のはかなさ教えて過ぎぬ
21
すれ違う誰の背中にも宿命の隠せぬ痛みが滲む夕暮れ
30
ひだまりに眠る小猫のひげが揺れ厚着の天使を部屋に招けり
27
指切りを解いたあともぬくもりをクリスマスまでお忘れなきよう
24
おむすびを頬張る顔はわんぱくで母さんの手は魔法の小籠
26
僕はまだどこか足りないパズルのよう君が笑えば完成するのに
32
恋という淡いやけどを抱きしめてケーキの上の苺を分ける
32
白パーカー黒いブーツで雪を踏み君が曲がれば冬の主役だ
27
耳たぶに伝言ひとつ残すためストーブの前動けずにいる
25
冬の陽に透けるカレンダー静かなり過ぎた月日の影の重なり
29
「おはよう」とあなたが笑うとこしえに続く朝日のごときまぶしさ
27
信号の青に急かされ歩く道 僕らはずっとエイリアンだね
22
明日への扉を閉じて今はただ心に灯すおやすみなさい
27
難しき講義のあとの自販機でコーンポタージュ選ぶ冬の日
43
街角のツリーの星がまたたけば神様のするウインクに似て
24
立ちのぼる湯気のむこうに溶けてゆく冬の真夜中気だるさ一つ
24
紅々と色づく部屋のポインセチア猫のあくびも冬を運びぬ
27
人波にマスク重なる交差点行き交う日々に祈る幸あれ
24
鳥かごに冬の日差しを閉じ込めて蜜柑の皮を剥けば香し
30
風邪の芽を摘んと飲みし葛根湯 両の手のひら仄かにうるむ
24
来年の自分に対し展望す出来ないことはやらないことと
24
レポートを二本提出 改めて課題三本 明日はプラゴミ
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ほお紅く染めて抱きつく妹が本当はいそうな雪の降る午後
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