Utakata
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牡牛座の双子
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「独り」より「大勢の中」にいる時のほうが正しく孤独になれる
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既読さえつかぬ画面の奥側に冷えたままある僕のスタンプ
39
タイムマシーンあればあの日の僕の背を 叩いてやりたい「傲慢だよ」と
27
ストーブに一番遠い季節呼ぶ窓の雪見つガリガリ君を
27
「あなたには無理」の呪文を噛み砕く 塩味強め母のおにぎり
29
優等生でいられない場所、家にあり母のスープにほどかれる意地
25
こんな日も鳥が夜空をめくり上げ駄目な昨日をさえずりにする
39
結露するカーテン少しめくり上げ君が来るのを待つ一分間
19
曇りのち雨でもいいよ君となら相合傘の口実になる
23
「おいしいね」卵酒飲む横顔を見ていられたらもう、治りそう
18
優しい世界から零れた画鋲たち 踏まないように僕は踊るよ
22
コンビニの無駄な明るさ吸い込んで親の年収超えない予感
20
「ご飯だよ」呼ぶ声さえもさえずりに聞こえる朝は奇跡と思う
28
予言めく母の言葉を噛みしめる。汁粉の熱さ「言わんこっちゃない」
20
「連れてくよ」あの非常口の緑へと僕があなたの光になる日
18
悩み事さえもビタミンになるような そんな気がして剥く冬みかん
23
杖をつく爺ちゃん追い越す背中あり子供は風を連れて走るよ
22
きみが言う「さみしいじゃん」は青空に画鋲をひとつ刺すような音
22
「コーヒーでいい」というとき肺の奥、珈琲色の闇がひろがる
18
銀色のスプーンに映る爺ちゃんの消えた記憶がまぶしい、ゼリー
21
「赤い糸」なんて信じていなかった 紅茶に溶ける砂糖の白さ
24
「馬」という漢字のなかの四つの点逃げださないよう釘を打つ夜
24
「頑張れない」という言葉さえ頑張ってひねり出してるたぶん、無理です
21
「札幌行き」 その五文字だけ抱きしめて電子の波を泳いでいくよ
20
「ゆきふるよ」 サクサクのクッキーを噛むように世界が白く塗りつぶされる
25
「さよなら」は言わずに降りる各駅の故郷遠く動き出す窓
26
二階までお好み焼きの香りして今日で我が家の正月終了
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寒い街抜けて電車に揺られれば君に会うまで少し眠ろう
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「万歳」とつぶやくような朝がきてここが私のスタートライン
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プーさんが眠る実家のベッド君がいない世界はこんなに、ふわふわ
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