Utakata
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プー子
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頑なに間違い認めぬ人もいて(人のふり見て)今更学ぶ
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麦畑およそ半分刈り取られ二日の雨は慈雨とはなれぬ
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「まさか!」等と後期高齢おだてられ調子にのって玉の汗かく
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連日の真夏日とうは辟易で釧路住まいを思いかえして
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寝苦しき
昨夜
(
よべ
)
に夢見し君はだれ再び出でよ今宵の夢に
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前をゆくダンプにぐらりと揺らされてオオウバユリの強かな夏
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早すぎる確かに雨を待ちおれど猛暑も早く台風もまた\オホーツク住まい
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真っ青な夏空までを欲しがるかアサガオの蔓支柱を越えて
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真夏日の暑さもどりて引きこもり朝との気温差二十度あまり
24
暑さゆえ「認知に非ず」と嘘ぶいて小さきメモ帳またさがしてる
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選挙戦に始めて聞きし街宣は住宅街をやけに急いで
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今朝もまた十指に余る花をつけアサガオは色それぞれ主張
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相次ぎて古き友より便りありひと日心を豊かに過ごす
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暑さへと抗う術と布を出し汗拭いつつステテコを縫う
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ラッキーな七・七・七と並ぶ日で七度だけでも下がれよ気温
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候補者の訴えなどは届かないひそと静かな過疎地真夏日
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起床時のひんやり感じる二十℃は体内サーモの異常きたすや
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咲き初むるオオウバユリの群生の沢沿い行けばウグイスの鳴く
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肩並べハスカップ摘む姉の庭とりどりの蝶
訪
(
おとな
)
う木陰
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炎天に不調をきたす海馬らし隣人の名と昨夜のメニュー
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恒例の解禁
山女魚
(
やまめ
)
を狙う夫少なき釣果を受け入れ難く
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半日をトリセツを手に費やして光テレビのご機嫌伺い
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巻末に訃報の載りし同人誌 適確な歌評を示す方だった
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真夏日の落暉は暑さを持ち去らずハチミツ色の夕映え残る
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卒寿まで独り住まいのない義姉の寂しさ如何に いっそう痩せて
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備蓄米入荷とライン 価格知りいくつもの「古」がつくものらしい
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「のぶ」の髪いつぞや聞きし「行方不明」教えてくれし師はもういない/あんぱん
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北窓を開けてミシンに向かう午後もしや冷たき風など来ぬか
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帰らない
K
子の部屋のカーテンは閉じたままにてまた夏が来る
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花穂あわく香りかすかにラベンダー咲きそむ庭は真夏日続く
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