Utakata
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プー子
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唐突な「山には雪」と予報士の 汗で夕餉を囲みし時に
23
いつまでも秋を感じぬ暑き日に「年賀じまい」と葉書が届く
44
空っぽの米の売り場の貼り紙は人通る度ヒラヒラとせり
22
久に聞く電話の先の息子の声に重なりて聞く義娘の「おはよう」
17
濃桃のグラジオラスの咲く朝は白露と聞きてまだ残る夏
21
西空の茜の雲は
東
(
ひんがし
)
の果てへ広がり明日も晴れる
18
三十一文字
(
みそひと
)
を学びて出会いし友に会うためのアクセル隣の町へ
20
「秋だよ」とトンボは翅を光らせてひととき蝶と競演叶う
22
10
号の風雨に耐えし夏の花
東
(
ひんがし
)
に
傾
(
かたぶ
)
きながら蝶を遊ばす
19
吾亦紅の色付く先の空は冴え高きところへ薄き雲引く
25
夏惜しみモンシロ・モンキ・キアゲハやジャノメ・シジミと庭に集まる
18
人件費・肥料・農薬・資材高 政府買い取り 米三割上げ
12
公園のナナカマドの実の秋の色はつかオレンジ目を凝らし見る
18
カーテンを揺らし揺らして風を入れ遠く居座る台風のこと
18
「物忘れ」チャットの中で自慢してみんな
強者
(
つわもの
)
白旗を上ぐ
17
漫才の良し悪し知らず聴くライブ得心いかず足取り重く
17
列島の南に近づく台風に北の外れで影響受ける
23
支柱こえまだ伸びたいとアサガオの蔓は四方へ支えを探す
26
去る夏はブーゲンビリアの満開を持ち去るらしい桃色散らす
27
虫の音は窓のすぐ下「もう寝るの?」短き命を聞いてほしいか
37
一斉に入る縄跳び出遅れていつでも一人取り残される
20
遠近
(
おちこち
)
の友と一緒に眺むれば望月この手に届かんばかり
20
わが窓を覗く望月ゆび先に触るるばかりに近づくようで
29
コンテナを長々繋ぎ走りゆく玉ねぎ列車 全国へ向け
21
広大な玉ねぎ畑は収穫期大きなコンテナいくつも並ぶ
16
いつもそう盆と一緒に来る秋は今朝の気温を
17
℃とし
21
ドライブの途中の友との再会は廃校カフェの僅かな時間
16
川沿いの空き家の窓を明るませ打ち上げ花火小雨の空へ
24
オオタニも
2
ラン打ちて お帰りベッツ祝砲あげる
13
オオタニの倒れた次の打席にてお帰りベッツ先制
2
ラン
13
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