Utakata
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プー子
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ドカ雪は多くの歌友の住む十勝何から何まで雪に埋もれて
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立春に寒は戻りてランドセル背負う児童の真っ赤なほっぺ
36
静々とひねもす雪の降るゆうべ父母と姉とをまた想いだし
27
少雪に浮かれていても矢張りそう雪は降ります睦月尽です
24
根菜を朝から仕込み仕上げたる夕餉のおでん何かが足りぬ
26
昨日
(
きぞ
)
の嘘すぐに上書きしたくなり人差し指が✕を押してる
24
アラームはいつも通り六時とし夢の準備はミントのスプレー
20
ランチ後の不意の誘いのコンサート小さなロビーのアコースティック
20
真夜に醒め深夜ラジオに耳を貸す子育て中のママの悩みを
20
しんしんと雪降る日には思い出す社宅暮らしの総出の除雪
30
雪の日は何故かうつ向く人々よキッチンカーへは目もくれずして
20
大寒に入りても開かぬスキー場 子等の声など聞こえぬ睦月
25
難題の関税・安保・温暖化そこのけそこのけトランプが来る
32
宅配の灯油の届く大寒の単価はリッター
¥
百十七と
15
条幅を二枚
浚
(
さら
)
いてしまいとし汚れた指先しみじみ眺む
21
大寒の干し物に降る不意の雨 昼餉に高値のキャベツを刻む
25
可燃ごみ提げ来る老婆に声ひとつ電信柱の上からカラス
26
大寒の気温プラスと予報あり新聞見出し雪不足とも
23
汗ばみつ笑い声たつ体操会シナプソロジー一進一退
18
霧氷咲く川べり行けばキシキシと足音の立ち足早となり
26
日差し受く麗らな椅子にははがいるそんな夢見る冬のうたたね
42
流感の罹患だよりのチラホラとこのまま冬眠延長きめる
25
一人居の義姉の寂しさ行くたびに義妹のいる歓びを言う
35
遠近
(
おちこち
)
の豪雪の報「明日はわが身」を自覚の夕べ
25
墨汁の香の清しかり冬陽差す部屋に手本を
浚
(
さら
)
うひと時
33
わが家には都合のよろし吹雪らしエリアの雪はほぼ飛ばされて
23
離れ住む
旧友
(
とも
)
と午後の長電話いつかのあの日ああでこうでと
31
願い込め丹田へ貼るミニカイロ就寝まえの儀式のように
32
書き初めの条幅・半紙二枚づつ手本のアレンジ許されざるを
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老い二人作るおせちも少量でローストビーフは火が入り過ぎ
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