プー子
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投稿数
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池の端のほんの小さなイトトンボ名も知らずゆえ誰にもヒミツ
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基礎知識持たないままの裁縫の凡ミス頻り例えば表裏
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ドライブは人形供養へゆっくりと雛人形と子供大将
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ひな飾り五月飾りの始末せん駕籠の自鳴琴オルゴールポロンとひとつ
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失言を取り消すことも叶わずに火傷しそうなシュウマイを食む
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ふさふさの羽毛を揺らす翁草兄は白髪バッサと刈りし
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アジサイは船旅をして吾の庭へ濃尾の土はオホーツクへと
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全身に薫風を受けチューリップの花首もぎて春よさよなら
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散り時を謀りているやチューリップを揺らしつつ「水無月ですね」
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「レシートを…。」声(?)かん高きセルフレジ去りつつなぜか背中が寒い
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いち早く新刊本を予約する本は買わずに図書館と決め
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夫の指す木の根に寄りてひそと咲くヒトリシズカは秘め事抱くか
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風通る木下の闇にひっそりとヒトリシズカの葉のつややかさ
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いつぶりの青空だろうリラ冷えも渡辺淳一も大っ嫌いに
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開墾を自ずから成す亡父がいた その地を耕すすえはおらずや
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すぐそこに水無月の待つこの日頃気もち沈めてリラ冷え続く
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裏金の献金先は党支部で減税対策どこまでのクズ
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住む人のいぬ庭に咲くスズランを私の庭へ転居を決める
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低温の続きしのちの青空へエゾハルゼミの合唱響く
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ストーブを幾度も付ける低温日おとなう雀は餌を求むらし
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面会の兄との会話にあれる齟齬ロビーの陽だまり笑顔が似合う
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投稿の写真テレビにアップされキツネ長々寝そべっている
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家康の木像おろがむ小さき寺光秀作と謎めく言われ
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隣の芝生は温かろうキツネ長々昼寝決め込む
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庭隅の舞鶴草よ飛び立たん天使の梯子に遊ぶ吾子へと
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緑増す峠を越えて歌会へ仲間の笑顔と飛びきりの短歌うた
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「警告」の大きシールの不燃ごみ基準変わりてあゝややこしや
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リメイクの頼りの綱のユーチューブ 亡母の紬はブラウス・スカート
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釣果なく山菜下げて帰る夫ビールの量はやはり変わらず
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進化せしダルビッシュ有の一◯一球あゝ早起きは三文の徳
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