Utakata
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プー子
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わが窓を覗く望月ゆび先に触るるばかりに近づくようで
29
コンテナを長々繋ぎ走りゆく玉ねぎ列車 全国へ向け
21
広大な玉ねぎ畑は収穫期大きなコンテナいくつも並ぶ
16
いつもそう盆と一緒に来る秋は今朝の気温を
17
℃とし
21
ドライブの途中の友との再会は廃校カフェの僅かな時間
16
川沿いの空き家の窓を明るませ打ち上げ花火小雨の空へ
24
オオタニも
2
ラン打ちて お帰りベッツ祝砲あげる
13
オオタニの倒れた次の打席にてお帰りベッツ先制
2
ラン
13
満面の笑みと涙で鐘ならしやり投げクィーン本日誕生
15
新盆に「亡夫はいつでも家にいる」と言う姉の豊かな菜園
22
大き風車いくつも並びもろともに巻き上げらるる心地にアクセル
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朝からの雨後の小さな水たまりひょいと跨げばもう秋の風
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奥津城の掃除に汗の猛暑日をただに呆れる立秋などと
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シニアには非ずと言い張る友のいてクスリ何種も並べて今日も
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今日もまた順路に時間狂いなくキツネの見廻り太き尾ゆらし
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前日に石もて追いしキツネいて夫の靴のみ不明の由縁
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犯行はキツネの仕業ベランダに右の靴のみ残された朝
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軒下の草取り済むまで吠え止まぬ向かいの犬の躾はいかに
22
一面の丘の傾りのそば畑ま白き花に蝉しぐれ降る
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ガラス戸へ張り付く犬はよく吠えて気温に比例し不快感増す
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どれほどの艱難辛苦うちに秘め淡々と「金」堀米雄斗
22
心地よい強さの風は行儀よいムギセンノウを大きく揺らし
16
読み終えて余韻にひたる時長く推しの作家へ自慢が続く
20
忠実に手本を習う一時間小筆を持つ手のはつか震える
15
初もののモロコシ並ぶ直売所ためらわず買う太きを選び
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待望の雨のもたらす涼風とうるおう花々いろの冴え冴え
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国宝の黒曜石の展示館めぐりて馳せる石器時代へ
14
コンバイン右往左往と疾駆してみるみる刈られる豊穣の麦
14
猛暑日は庭にも出ずにひきこもりグッタリ花々吾を呼ぶらしい
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冬の日々恋いて焦がれし夏空のいかな仕打ちぞ猛暑日続く
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