歌式部
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替え歌作り、カラオケ、そして何よりも短歌を趣味に一日一日を噛み締めております🎑
🌛月替りに替え歌を更新致します
🎵ジングルベル(宇髄天元バージョン)
音の呼吸 伍の型 鳴幻奏々(めいげんそうそう) 派手にいこう! 遊郭には 上弦の陸 3人の妻を助けに行く hey! ド派手 ド派手 音柱 耳を澄まして 突き止める hey! ド派手 ド派手 音柱 毒を食らっても 戦える
(魘夢バージョン)
夢を見る 無限列車 気づいたら 家族がいる 血鬼術(けっきじゅつ)で 眠らされて 夢の中にいると気づかずに さぁ こんころり こんころり ねんねんころり 禰󠄀豆子を背負って川を越え さぁ こんころり こんころり ねんねんころり 子分を引き連れ 洞窟探検隊

新月の今宵の空を 埋め尽くす雨雲は 冬の街をきよむる
16
雨間あまあいの午前 つまと眺む車窓 土手に枯れすすき 深まりぬ冬
23
生憎あいにく雨催あまもよひ 予定揺るがす 今宵はつまと イルミネーション
22
胡座あぐら掻き ひざかけ越しに 膝だっこ 身をゆだね 丸くなりぬ愛猫
24
帰途の宵 シャッター閉づる 洋菓子店 明日あすの仕込みか バターの薫り
27
アラームを止める指先 かじかみて 毛布に引き込みぬ 寒波の朝
24
冴ゆる夜 眠らぬ遠き星々の 見守りぬ街 眠らぬ夜景
27
ポンポンを振り 踊りをる チアの如 揺蕩たゆとふ菊の 冬へのエール
22
道端に が落としたのか 推しヌイ 泣いているのか 羽撃はばたいたのか
23
思ひ詰め 言葉を編めず 夜は更けてゆくのみ 歌は未完まにまに
26
しぼり出すちゅ~る 冷ゆる指に着きし める猫のさき舌 ぬく
25
朝晩の冷へ込みを他所よそに 小春日の微笑むけふは 師走中旬
25
体調を気遣ふ義母に勧められ 毎朝プルーンを白湯で割り
27
裸木はだかぎになりぬ 初冬の百日紅サルスベリ 牡鹿の角の如 美麗びれいなり
30
寒空のもと ひっそりと葉の裏に 剪定逃れ 残る空蝉うつぜみ
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一日ひとひ終へ 悲喜交交ひきこもごもな心境がめぐり 夜空仰ぎ 涙ぐむ
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紅葉も散り 秋色は褪せてゆき 冴ゆる空が 光を通す冬
20
窓帷カーテンを開ければ 冴へり 冬の朝 細き残月 見ゆる青空
34
湯に浸かり 冷ゆる指先 しみる宵 山茶花さざんか盛り 深まりぬ冬
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雨後の午後 和らぐ寒気かんき 曇天のもと 南天に 光りぬ雫
30
本心を飲み込まず 吐息の如く 密かに 三十一みそひとしたたむる
27
音の無き氷雨ひさめ夜半よわ窓外そうがいや 星の無き空 雨滴うてき落つ竿
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「各停」を待ち 通過をす「急行」を見送りぬ 木枯し吹くホーム
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父親へ感謝の気持ち添へ 花をえがきぬ子どもの チョークの壁画
23
散りし跡 細き葉伸びて 春を待つ 舞台降りし彼岸花の冬
27
初夏に見しクレマチス 初冬の今も咲くと知りぬ 師走の小春日
24
冷へ込みぬ朝 待機す乗客らを見送る如 ホームドアに寒鴉かんあ
23
風に乗り 赤き蝶の如く舞ひぬ一枚ひとひらの葉は 菊の花壇へ
26
散り際と 緑葉 裸木はだかぎ まばらなり 時間差の不思議 並木の鴨脚樹イチョウ
25
残月を捕まえんとし上昇す 白き巨人の手の形の雲
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