歌式部
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替え歌作り、カラオケ、そして何よりも短歌を趣味に一日一日を噛み締めております🎑
🌛月替りに替え歌を更新致します
🎵滝廉太郎「花」替え歌
言葉遊びを嗜(たしな)みて 三十一文字(みそひともじ)を織り成せる 人の想いを詠歌(えいか)して 短歌(うた)は我らの生き模様

通勤路を潤す 菜種梅雨の朝 雨靴と傘とをお伴にし
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桜蕾おうらいに降り注ぎぬ 恵みの雨 潤ひて 満開まで待ちぬ
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繰り返し たづぬ春にも 年毎としごとに 異なりぬ風 異なりぬ匂ひ
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四月一日わたぬきの度 嘘をき笑ひ合ふ 学友から 今はつま
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掃除機の音にも怯まず かまってと 棚を降り すり寄りぬ愛猫
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しづかなる部屋 コチコチと秒針の音だけ聴こゆ いねられぬ夜は
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車両にて 楽しげにしりとり遊び 盛り上げし親 子が飽きぬやう
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雨間あまあゐの風にさらはれ 改札を薄紅にむ 散りし桜花おうか
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宵風や 腑と足むる 夜桜と 雲間の月と重ね 眺むる
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咲き匂ふ 職場の窓外そうがい 公園の桜を眺めつ食む おむすび/職場の隣には公園
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水温み 保湿ケアもやうやう終はり 使ひ余りぬ ハンドクリーム
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春風を切り走行す 気持ち良さげな自転車と すれ違ふ道
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桜並木を背景に ランドセル背負ゐせをいし子 カメラ見て含羞はにか
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整頓の手を止め 近場にて花見 よどみぬ心をほぐす桜
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地に落つぬ 紅き椿は 天仰ぎ 道を飾りぬ コサージュの如
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ふわふわと 桜並木を 風に乗り舞ひぬ 子らの吹きぬ しゃぼん玉
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満開や ソメイヨシノに 誘はれて 花つゐばみぬ 三羽のメジロ
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よたよたと 丸ひ体を 揺さぶりて 犬はおきなと 春のお散歩
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コンビニも 一足先に 春越へし 店先には 冷し麺ののぼり
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駅前のバスターミナル 満開を迎るソメイヨシノにむる
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濡れ残るアスファルト 傘綴づぬ帰路 雲間に覗く 上弦の月
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誰一人 わざと起こした者などは居ぬが たまさか遅延に泣きぬ
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小糠雨 車窓より見ゆる 遠くに聳ゑそびえ立つ 煙突の白き息
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菜種梅雨 散らず桜は したたかに 晴れの日と 見に来る人待ちぬ
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小糠雨 休憩室の窓外そうがいに 子らの声なき広場の桜
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コンビニの駐車場わき 青年と並びて 煙草を吹かすおうな
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夕焼雲 絵の具を溶かす如 茜色にむ 西空の芸術
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咲きむる桜に見惚みとる傍らに はかなくも地に落つ紅椿
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春光を浴びつ バス通りをぎり 落葉樹には めぐみぬ新芽
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日の本の 四季の光と風と水受けし桜は 春の舞台へ
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