歌式部
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替え歌作り、カラオケ、そして何よりも短歌を趣味に一日一日を噛み締めております(^^)
🎵こいのぼり(魘夢(えんむ)バージョン)替え歌
①屋根より夢を見せている 下弦の壱の眠り鬼 汽車に揺られて眠る人ら 面白そうに眺めてる
②夢から覚めて汽車の屋根で 魘夢の首を斬れたけど 汽車と融合し乗客を 人質にされ大ピンチ

通勤路 れた道を 歩み行けば 八重桜見頃の 日曜日
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風薫る 湯につかり 腑と葉が揺らぎ 枝の素速く 駆けをる栗鼠リス
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新緑の薫る そよ風 浴びながら 躑躅つつじ咲く 通勤路を遊歩
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タブを引き 匂い弾けり サイダーのパイン風味には 沖縄の香
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話したり 言葉を理解 できぬのに 猫は仕種しぐさや 鳴くだけで
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久々に 集いし友と 呑み交わし 花見の如く 賑わいし店
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桜散る 卯月半ばにして 今朝は 寒暖差なく 夏服姿
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反転す鏡に映る 面持ちの心の中は そのまま映り
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落陽らくようや 時の流れは 烏兎匆々うとそうそう 君と逢えないまま 桜散り
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通勤路わきの公園 パーゴラの藤は色づき 初夏の到来/パーゴラとは休憩所ベンチの屋根(棚)
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冬去りて 服も心も 衣替え 彩る躑躅つつじ さえずる小鳥
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身を寄せて 猫はゴロゴロ 聴くほうも 心地き 不思議な喉の音
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ベランダの朝 風は止み さえずりの聞こゆ青空 穏やかな春
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寝付けぬ 窓越しに見ゆ 白き月 冷えた春の夜空 見守りて
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バス降りて 浴びる風に 温度差なく 優しき春に包まれて帰路
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明け方の俄雨にわかあめ ふと目が醒めて 夢から醒めて 消ゆる面影
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悲しみも 怒りも全部 ミキサーに めて一気に 飲み干せるなら
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暮れなず十六夜いざよい眺め 君想ふ 三十一文字みそひともじの 言の葉を編む
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風薫るホーム 遠くに見る桜 街に溶け込み 通勤の朝
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亡き祖父の家は佇み 清水せいすいの 流るる音を 聴く者は居ぬ
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窓越しに 空見上げれば 満月の見えぬ卯月の 今宵の雨天
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味付けは ケチャップだけの ナポリタン 母の味は 一生の思ひ出
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もう会わぬ そう決めたのに また君と 夢で密かに 再会す夜半よわ
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洗いたての 乾いた髪を 撫でる風 朧月を背にし 帰路の春
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微笑んだ写真の祖母のくちびると似る 鏡の前で微笑み
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夜明け前 海へ誘われ 日の出まで はしゃいだ友との 若き思ひ出
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花びらの舞う 通勤路 歩を運びながら 感謝す 長き開花に
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初蝶の舞う 朝の庭 花々に話しかける 祖母と幼き
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泣き伏せて 眠った夜も 忘却す 朝日の優しさに包まれて
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風に散る花びら 黒湯温泉に 浮かびて そっと手で掬いけり
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