歌式部
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替え歌作り、カラオケ、そして何よりも短歌を趣味に一日一日を噛み締めております(^^)
🎵七夕の歌(魘夢(えんむ)バージョン)替え歌
①魘夢の血鬼術 夜汽車に揺れる 乗客らはスヤスヤ いい夢見てる
②5人の鬼狩り 夢から覚めた 鬼は汽車と融合 眼(まなこ)で見てる
🎵とんぼのめがね(炭治郎バージョン)
炭治郎の妹が鬼に変えられ 無惨倒すため戦うよ 戦うよ
🎵浦島太郎(禰󠄀豆子バージョン)
兄の留守中 禰󠄀豆子は 無惨に鬼に変えられて 兄と一緒に旅に出る 元の姿に戻るため

暮れなずみ 炎天を冷却す風 ようよう戻りぬ水無月の夕
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在りし日の幼き姉と天仰ぎ 「わたあめみたいね」と雲を指し
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恵まれし梅雨休みの 週末の 木陰と風と 散策の朝
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寝付けずに 窓辺で推しのぬいぐるみいだき 眺むる短夜みじかよの星
26
日永ひながなる ひさしの無いバス停留所 汗をぬぐひて 帰路のバス待つ
28
暖かな雨のシャワーを浴びられず 色失せる紫陽花よ 空梅雨からつゆ
22
ほてりぬ手 水道水の心地よき 長く手洗いしたくなるかな
28
水無月の真っ只中の炎天下 蝉の声無き 不思議な真夏
28
炎天下なる空梅雨からつゆもたらせし 白粉花オシロイバナも芽吹く水無月
19
空梅雨からつゆの続く草地にひっそりと 居場所を求め 露草つゆくさ
24
梅雨明けはまだ先なのに 背を伸ばし 夏を待てず開花す向日葵
33
空梅雨からつゆの風に煽られ 転がりて踊る如く 一枚の木の葉
24
梅雨休み 寝付けぬ熱帯夜は 風を浴び 星空を眺むベランダ
22
初夏過ぎて 暮れなずむ帰路 湿り風 遅咲きの八重躑躅やえつつじ小路こみち
23
ベランダの朝 見守りし残月は 空梅雨からつゆの夜を 一晩明かし
22
酔いざましがてら 語らいゆっくりと 同じ速度で友と 駅まで
32
梔子クチナシの香を乗せ 夏の香を乗せて 君の頬と髪を撫でる風
23
さき螺旋階段の如し 捩花ネジバナ咲きをり 空梅雨からつゆの通勤路
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若きと枕を並べ語る祖母 雨蛙鳴く夜の昔日せきじつ
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愛猫にれるぬくもり 体温と 甘えてくれるその優しさと
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黎明れいめい慟哭どうこくの如 荒れ狂う風雨 硝子戸叩く 水無月
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雨空に 早く帰れと うながさるる如く 傘のない帰路 急ぐ
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改札の軒 水無月の つばめの巣 親鳥を待ち かおを出す
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犬の散歩をする人とすれ違う 一時いっときの梅雨晴れの遊歩道
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夕餉ゆうげ前 ベランダにで 読むスマホ 梅雨晴れのに 浴びる涼風
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袖口に止まりて 翅を休めをる紅娘てんとうむし雨間あまあいの路
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子の願ひ託されし てるてる坊主 ご利益か ほぼ降らぬ五月雨さみだれ
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梅雨よりも先駆ける夏日の気温 蚊取り線香 薫る坂道
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初夏の陽と雨を浴び 民家の庭の木の実育ちぬ 枇杷びわ花櫚かりん
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雨間あまあいの朝 窓を伝ふ涼風すずかぜ 新たな一日の励みなり
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