歌式部
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替え歌作り、カラオケ、そして何よりも短歌を趣味に一日一日を噛み締めております(^^)
🎵七夕の歌(魘夢(えんむ)バージョン)替え歌
①魘夢の血鬼術 夜汽車に揺れる 乗客らはスヤスヤ いい夢見てる
②5人の鬼狩り 夢から覚めた 鬼は汽車と融合 眼(まなこ)で見てる
🎵とんぼのめがね(炭治郎バージョン)
炭治郎の妹が鬼に変えられ 無惨倒すため戦うよ 戦うよ
🎵浦島太郎(禰󠄀豆子バージョン)
兄の留守中 禰󠄀豆子は 無惨に鬼に変えられて 兄と一緒に旅に出る 元の姿に戻るため

悲しみをこらえた涙 溢らるる 母の如し 慰む小波さざなみ
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初夏の暑さにほてる体を休め ゆっくりと温湯ぬるゆにつかる宵
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いたずらをする体力も老いてゆく 好む靴下さえ愛犬は
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気温上昇に伴い 車内広告も 水分補給を示唆しさ
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何処いずこから迷い込んだか ベランダの細い柵に ナナホシテントウ
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梅雨入りを前に 訪れる夏日の かき氷の美味し 五月下旬
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街路樹の横に 何時いつしか立葵タチアオイ 刻々と迫りくる 梅雨入り
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光熱費よりも大事な命ゆえ 猫に冷房エアコン 五月の半ば
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華やいで はかなく散る花を余所よそに 晩春まで咲き誇る紫蘭シラン
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ベランダの布団も飛んでいきそうな 強い温風なり 五月晴れ
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信号で停まるバスの車窓越しの 桜の葉の隙間に実ひとつ
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友の呼ぶ砂場に 違和感を覚え 落とし穴を見破った りし日
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青梅の成熟を 見守る如し 優しき初夏の日差しと風と
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半袖も汗ばむ初夏の夕涼み 惜しみなくゆるりと歩を運ぶ
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傘ならぶ 週間予報 梅雨入りは秒読み 雨靴もスタンバイ
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陽と風を浴びながら 寝そべる猫を 網戸越し見守りて 物干し
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亡きあとも この手に残る 祖父の手の かたい皮膚の感触 温もり
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降り止まぬ豪雨 飛び回れぬ蝶の如く はねを休めてインドア
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閑散とした 在りし日の動物園 雨の平日の静かな春
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おすわりをする脚力すら失せつつ 食欲で命繋ぐ老犬わがこ
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鮮やかなる赤き雄蕊おしべ 薫風に揺らめく 束子たわしに似たブラシノキ
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押すことに快感を得た 幼なの ママのために 鳴らす降車ボタン
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心地よき初夏の夜風のバルコニー 朧月眺む 明日あすも仕事
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暮れなずむ坂 ゆっくりと歩を運び 三十一文字みそひともじを編み 皐月躑躅サツキツツジ
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空っ風浴び 同僚と アイスティー 猫の話題の 休憩時間
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色とりどりに薔薇笑ふ 軒並みに 目の保養なり 通勤の朝
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初夏の午後 ふとよぎ昔日せきじつの居間 麦茶と生菓子ゼリー 家庭訪問
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靴を履き 扉開ければ ほんのりと甘い微風そよかぜの香 檸檬れもんの花
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暖かな気候の時期にだけ開花 年に二度 薔薇は羽を伸ばす
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潮の満ちあやつりて いたずらを愉しむ如し 月の引力
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