歌式部
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替え歌作り、カラオケ、そして何よりも短歌を趣味に一日一日を噛み締めております🎑
🌛月替りに替え歌を更新致します
🎵ジングルベル(宇髄天元バージョン)
音の呼吸 伍の型 鳴幻奏々(めいげんそうそう) 派手にいこう! 遊郭には 上弦の陸 3人の妻を助けに行く hey! ド派手 ド派手 音柱 耳を澄まして 突き止める hey! ド派手 ド派手 音柱 毒を食らっても 戦える
(魘夢バージョン)
夢を見る 無限列車 気づいたら 家族がいる 血鬼術(けっきじゅつ)で 眠らされて 夢の中にいると気づかずに さぁ こんころり こんころり ねんねんころり 禰󠄀豆子を背負って川を越え さぁ こんころり こんころり ねんねんころり 子分を引き連れ 洞窟探検隊

夕餉ゆうげ前 仕事疲れに 蝉時雨聴き ベランダで 月の出を待つ
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出発の前夜 実家に連絡す 「替わって」と 向こうから姪の声
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盆休み控へし 残暑の通勤 実家に待つ父母 思ひ浮かびて
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夕立の去りしベランダ 風涼し 隣家の窓にも映る夕焼け
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食べ頃の桃の香甘ひ 夏座敷 残暑へ移り変はりぬ立秋
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炎暑えんしょなる駅前 バスを待つ親子 到着遅し 幼兒おさなご案ず
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スマホ閉じ 夕涼みの風を招き 窓越しに見ゆ 泣き顔の月
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原爆の悲愴ひそうを戒める朝の 黙祷の鐘 八月の空
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雨風あめかぜに 陽にさらされ 色褪いろあせつつ 門を離れぬ 昨夏さくか空蝉うつぜみ
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静寂しじまなる夏の星座に重なりて 賑やかな花咲く 祭りの夜
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暮れなずむ坂 くっきりと浮かびをる 蒼きうさぎこうべ垂る月
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補助輪を外し ようようひとり乗り 膝に傷あと 六歳の夏
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南天のさそり座霞むほど 光り放つ黄色い月 重なりぬ
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スマホ読み 微睡まどろみて指 へなへなと 車内の座席に揺られし 帰路
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盆近し 人の減る通勤電車 大人にも訪る 夏休み
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充電中の掃除ロボの如 壁にくっつき眠る亀 夕涼み
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一斉に 雲に手を振る 集団の如 風に揺らるる 青紅葉アオモミジ
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亡き人の御魂みたまを乗せて舞う 白き不死鳥の如 夏空の雲
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短夜みじかよ弓張月ゆみはりづきに重なりて 煙の如く流る薄雲
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スマホ鳴り 立ち止まり カバンを探る女性ひとの帰りを待つ 家族かな
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雨後の風強し 網戸を揺らす夏 ぜつを振るわせ 歌う風鈴
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目覚むれば 祖母宅の裏 団地から聞こゆメロディー 『峠の我が家』
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雨催あまもいや 泣く子も黙る如 はたと止む蝉時雨 灰色の空
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平和なる葉月の朝陽を浴びをり 欠伸あくびする愛猫の窓際
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在りし日の 姉と訪ねし 古里や 語らふ祖母と 冷えた西瓜と
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おかわりが つい欲しくなる 生ビール 酔いの怖さを 知らないうちは
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昼休み 制服のまま コンビニへ 突風に雨雲迫りくる
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多忙ゆえ 会うことも ままならぬ夏 友の電話の 励みなる声
26
歌を詠む心は 苦しみも共に 月夜に解けて 清らかになり
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夏空に 雲のペイント 美しき 唯一無二の 模様をえが
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