みやこ
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人混みと諏訪湖を見下ろし四万回のため息を打ち続ける花火
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ゴシップの恋愛沙汰を毒マスクかぶって見てるみんな好きでしょ
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真っ先に会いに来てくれたコザクラとやわらかい昼寝の夢 好きだよ
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本当に寝るのが好きなひとの背にくっつく 本を続きから読む
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あの頃のひとりぼっちを思い出すバニラアイスの奇妙な苦さ
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雷にどしゃ降り こんな感情がその心にもあるんだろうか
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ごろごろと甘える猫を撫でるときのような瞳で雷を見る
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耳だけじゃない 体ごと傾いてくれて。あたたかいってこれなんだって
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つなぐ手も夕陽を浴びて延びてゆくそのうち溶けてしまうのかもね
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ふと語る声はかならず優しくてあなたの隣はいつも春だね
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大雨のなかでもきっと寝てしまうあなたの傘になっていいかな
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夏だから涼しいところでよく寝てね 手のひらの温度は大目に見てね
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夜はあくびのぶんだけ溶ける ほんとだよ だから涙がついてくるんだよ
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光とは? わかりやすい解説はいらない あなたの瞳を見せて
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歯ならびのきれいな月だね八にしろ葉にしろ夏をゆっくり食べる
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さよならを言いそびれてる七月はなあなあと鳴く猫 さようなら
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絶対に足を隠しているだろういつも勝手にいなくなる傘
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背中から伸びゆく影が重なって『月がきれい』も要らないくらい
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食べすぎたみかんに染まる空からの雨はほんのり甘くてやだね
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ちょっとずつ許す範囲が広くなるチョコレートバーのレーズンとかさ
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それぞれに寝床があってわたくしの胃痛の家を探しています
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い。と結ぶ生々しさをお砂糖でやわらかくする夏 死にたさ
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砂漠には野良のラムネの国があり傷んだ今日をしゅんわり冷やす
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どしゃ降りの雨にざらざら怒られて背中から取り出す黙秘権
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破れたりかぶれたりでもがらくたを包むシーツを避ける夕立ち
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貝殻も貝殻だって忘れたいときがあるよね 海が白いね
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海 とても遠いところでうみねこと顔見知りから始まってゆく
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あたらしい軽さの風のふるさとに柳がたれてそれは恋しい
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未完成。このままずっと、だとしても人形みたく笑っていてね
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ほんとうになにさまだかになったからたらす糸どうですつれますか
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