みやこ
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夜はあくびのぶんだけ溶ける ほんとだよ だから涙がついてくるんだよ
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光とは? わかりやすい解説はいらない あなたの瞳を見せて
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歯ならびのきれいな月だね八にしろ葉にしろ夏をゆっくり食べる
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さよならを言いそびれてる七月はなあなあと鳴く猫 さようなら
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絶対に足を隠しているだろういつも勝手にいなくなる傘
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背中から伸びゆく影が重なって『月がきれい』も要らないくらい
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食べすぎたみかんに染まる空からの雨はほんのり甘くてやだね
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ちょっとずつ許す範囲が広くなるチョコレートバーのレーズンとかさ
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それぞれに寝床があってわたくしの胃痛の家を探しています
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い。と結ぶ生々しさをお砂糖でやわらかくする夏 死にたさ
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砂漠には野良のラムネの国があり傷んだ今日をしゅんわり冷やす
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どしゃ降りの雨にざらざら怒られて背中から取り出す黙秘権
4
破れたりかぶれたりでもがらくたを包むシーツを避ける夕立ち
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貝殻も貝殻だって忘れたいときがあるよね 海が白いね
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海 とても遠いところでうみねこと顔見知りから始まってゆく
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あたらしい軽さの風のふるさとに柳がたれてそれは恋しい
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未完成。このままずっと、だとしても人形みたく笑っていてね
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ほんとうになにさまだかになったからたらす糸どうですつれますか
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むかし好きだったヒーローマスクのさ、赤をこれからつけてみていい?
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ねむいほどねむれずにいる現象も転覆病と言っていいかな
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きみが描く虹に立ち止まるひとがいてたぶんきみより嬉しかったよ
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目のまえの蛇口ひねれば雨が降りきゅっと閉めたら晴れる 信じる?
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しまえって台風も云う失くさないようにしまえよしまえましたか
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マドレーヌはんぶんこして水たまり駅からだいぶ海底列車
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昨晩の夢のおわりの咆哮は自分自身か/蝶だったのか
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甘えたはアイスの味もおまかせで甘やかすから好きを知ってる
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長いこと瞑想してる神さまはレモンシャーベットでどうだろう
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短冊にどんな願いを託そうか あなたがいたらなんでもいいや
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淡々と移ろうシーン/わたしたちだけが知ってる海峡がある
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雨が降るだろうかまさか今になり梅雨だったって癖っ毛はねる
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