Utakata
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みやこ
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シャバダバ・ダ娑婆の空気だ飯だってやっと出られる夏の夕暮れ
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どしゃ降りを袋につめて持ってってそれサバンナで同じこと言えんの?
6
雷鳴は派手に弾ける雄叫びでせっかく少し眠っていたのに
11
降りつづく雨の吼えるは水格子(傘をわすれたあなたの罪だ)
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絆創膏。どうぞと月の光から強さをもらう倉庫の片隅
12
オルゴールの舞台で踊る偶像はもっと眠っていてもいいから
10
われわれが宇宙人なら七夕に宇宙の舟へ帰ると思う
9
水色の紫陽花きれいに咲く場所を毎年ふたりじめしているね
11
黄色、赤。きつくむすんで薔薇園は見渡すかぎりあなたとわたし
9
通り雨なのかな夕立だったかな何にしたって相合傘は
7
はじめてじゃないのにひどく照れくさく慣れたくないなきみとのキスは
8
指揮棒のような指さき戸締まりはしっかりやってご飯いこうよ
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あなたって濡れた髪をほっといて風邪を引くひと こっちにおいで
9
なくしても からっぽの棚にキャンディをひとつずつでも集めてゆける
9
虹歩くひとを想像してごらん いまきみも魔法使いになった
4
わけあって黙るばかりのあのひとのかわりに好きとうだるおむすび
6
やわらかい髪がこんなに美しくひとつくちづけしたい(できない)
6
夏だからおばけのふりをすることでぎゅっと抱いてもあつすぎないの
7
とくに好きというわけでもない色にやたらと縁があって(それだけ)
8
騙されるつもりで出した夏用の掛け布団ですまた寒くなる
9
はいと嘘ついた頭痛とほろ熱で自分くらいは救ったつもり
8
甘いのに焦がれるような窓際でせめてほろりと崩れてあとは
7
ひとしずく迷い込んでもあの星のひかりを追って梅酒はできる
5
ずいとこちらを見下ろして何ごとを透かそうとする鉄塔なのか
7
あ を見てもたぶん笑っているひとだ愛することを知らないひとだ
4
なんだってほしいほしいと言うことのあいはどうして羽根なんだろう
5
四粒の金平糖のそれぞれの愚痴を聞くうち飛べなくなって
11
火遊びのつもりの深爪気をつけて こいに落ちたらはじまりだから
5
そういえば久しく開ける窓でした。救いではない笑みのまぶしさ
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敷石の下に泳いでさかなたちまばゆい蜜をぱくりと食べる
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