Utakata
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ともりゆめ
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初心者です。
よろしくお願いします 令和七年五月二十五日
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「もう」なのか十五年とは「まだ」なのか震災の日から十五年過ぐ
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「花は咲く」ピアノかなでる学生の仙台空港弥生の空に
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義母とゆくお墓参りの道のべにおおいぬふぐり見つけ摘みたり
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霰
(
あられ
)
降る寒の戻りのひなまつり夫婦静かにせり鍋かこむ
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流れてく景色は季節まで進む 満開までの早送りの梅
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こわさないように避けて歩いてく 春の夕焼け宿す水たまり
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連休でフル充電にした身体 春のコートをひらりと纏う
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シャクシャクと水菜をサラダで食めばもう春がきたごと軽やかな口
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同僚ともう春だねと退勤のみちみち話す空はももいろ
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ゴッホ展に娘も誘い予約する たのしみを待つことの幸せ
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耐え抜いた冬を脱ぐごと洗車するために並んだうららかな日
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返却はポストでいいからお手紙を出す時みたいにコトリと本を
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あたたかい気持ちを色にしたような たらこもバターもたっぷりパスタ
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本もまた断捨離しているわたしだが素敵な本棚見れば焦がれる
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目の上に手を置き眠る猫のいて人の様子と重ねて見入る
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金曜の夜はふたりでおつまみを作ってゆっくり呑むのがたのしみ
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退勤の空が明るいこんなにも雪積まれても春立ちにけり
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雪国の暮らしの方が長くなり雪ない実家の母は老いたり/帰省
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雪捨て場 砂場に作る山のごと崩す運命されど懸命
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ソリをした斜面は枯れ草見えていてベージュと白でお菓子のようで
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パンジーの上に積もった雪をはらう花の黄色に元気をもらう
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雪だるまの周りの足跡から聞ゆにぎやかな声楽しい時よ
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降る中を朝の散歩の柴犬は雪が似合うね目を輝かせ
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胸の上の猫のゴロゴロ聴いている 重くて熱い命というもの
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ジーパンの君しか知らぬ友達の震える喪服 薄い三日月
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穏やかな優しい曲を選ぶ朝 寒波と頭痛は一緒に来るから
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吾
(
あ
)
と本の間に
入
(
い
)
りておもむろに座る愛猫かわいいの極み
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図書館に見つけた絵本「はなのみち」 幼き音読耳によみがえる
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雪の下の花壇の計画めぐらせて春待つ間の楽しみとして
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冬日向
薪
(
まき
)
の上には名も知らぬ蜂 黄金の腹動きたり
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