Utakata
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ともりゆめ
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初心者です。
よろしくお願いします 令和七年五月二十五日
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雪道で三倍かかった通勤も口角あげて無事故無遅刻
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膝ほどに積もった雪はふわさらで汚れた世界すっぽり隠しぬ
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暖房の部屋の窓際ピキピキと氷の城のような冷気よ
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雑音を吸い込みながら降るけれど雪は白色静かに積もる
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「おちょこ」とふ名前をつけたと友の言う猫を眺める眼差しに愛
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新しいノートを開くときのように年の初めの意欲ふくらむ/本年もよろしくおねがいします
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カーテンを洗えば一皮剥けたごと明るくなった年末の日よ
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それぞれの好みを想いあれこれと選ぶ時間にわれは満たされ
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「にんじんを星のかたちにしてくれた」娘の中に残る聖夜は
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冬ざれの野にふりかかる粉糖と赤い実似合う 甘くない朝
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白い湯気しゅーしゅーさせて蒸してから
蒸篭
(
せいろ
)
を開ける瞬間が好き
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アラームをかけた時間もまだ暗くもっと寝たいを助長させてる
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暖房の効きすぎた午後の研修で「愛」の反対は「無関心」だと
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東北の冬の青空ありがたし磐梯山の雪の輝く
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凍ってる道がキラキラ陽を浴びて目を奪われる 危険は綺麗
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冬用のおそろいスリッパ買いました 季節の支度のわれの楽しみ
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夫
(
つま
)
と
吾
(
あ
)
の間にとっぷりわが猫の浸かると足りなくなる掛け布団
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歯科に停められた車は全て白 差し歯するごと吾も駐車す
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夫から「買うもの忘れた」LINEあり 吾も忘れて苦笑いなり
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凶をぬきイベントのためおみくじをせっせと作るわれはペテン師
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雪の上残る足跡これは猫 しのげる場所がありますように
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初雪や誰の上にも平等に細き枝にも縁取るごとく
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百均の老眼鏡をかけてみる眉間の皺のおだやかになり
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学校の音楽室からもれてくる練習曲を月も聴いてる
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リビングの壁にあなたの影みつけ 師走の低い朝陽のしわざ
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ひさびさの青空うれし空のいろペールトーンの優しい冬の
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犬を抱き小雨の中を早歩き 師走の足音から逃げるごと
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野薔薇
(
のいばら
)
は寒さに耐えて茎も実も赤くなりけり 空を見上げて
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断捨離の荷をのせる時軽トラにとまった蜻蛉 秋の終わりの
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冷え込めば冷え込むほどによく研いだ大鎌のごと光る三日月
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