Utakata
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ともりゆめ
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初心者です。
よろしくお願いします 令和七年五月二十五日
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蓮根をみじん切りしてしのばせた肉だんごスープ歯ごたえ楽し
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図書館に毎日勉強する君のいない窓際 座る秋の陽
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スクランブルすり抜けるごと得意げに飛んでく蜻蛉あきぞら高く
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繰り返すこむらがえりを嘆いてた かの日の母のつらさ知る朝
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図書館はさらに静けし二十時の深い深い海の底なり
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街灯もいらないほどの十五夜の月にすべてを見透かされそう
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どこででも買える冷凍食品を送料かけて吾子へと送る
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看板の電飾きらきら回るほど虚しさの増すさびれた国道
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月の
暈
(
かさ
)
おぼろに虹の色見えてウォーキングのごほうびとなり
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夕暮れの風が教えてくれました 金木犀が咲き始めたよ
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雨あがりしずく全てに燦々と朝陽そそがれ今日がはじまる
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秋だからきのこいっぱい具沢山味噌汁も持ちおべんと重い
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稲刈りを終えし田んぼは待っているすずめの子らの遊びにくるのを
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飛びつけば届きそうな山ぎわの 君とながめる朱い三日月
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同僚と一緒に歩く帰り道 夏が終われば冬の心配/昨年は災害級の雪❄️
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夫との夜の散歩を再開す 稲刈りあとの風に吹かれて
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目覚めると傾いている写真立て 慌てて写真に戻ったみたいに
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向かい合う
蟷螂
(
かまきり
)
二匹薪の上 秋の日差しは淡くやさしい
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虫の音のほかにはなにもない夜だ 目を閉じわれも浸されてゆく
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ちょうど良い気温にやる気の満ちてきて 掃除はかどり充ちた休日
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この夏を乗り越えられたのはたぶんあなたのおかげ
N
クールしまう
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鰯雲
(
いわしぐも
)
うまれつづける波のよう夕陽をあびて明日につながる
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あまがえる白き腹みせ窓登る 歯磨きの手をとめて観察
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嫌われてもひどい名前でも白く可憐な花の
屁糞葛
(
ヘクソカヅラ
)
よ
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休みあけの朝はいろいろ重いです かばん、あしどり、まぶた、ためいき
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娘からみやげの菓子は限定の 芋、栗、南瓜 秋真っ盛り
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雨後の朝草取りすればさみどりの
精霊蝗虫
(
ショウリョウバッタ
)
の飛びだしてくる
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肩先の髪なびかせる秋風の記憶は消えずショートにしても
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夜になればわれのベッドにへそ天で寝ている猫の野生はどこに?
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秋刀魚焼き大葉におろし届ければ 喜ぶ
義母
(
はは
)
によろこびもらい
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