Utakata
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ともりゆめ
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初心者です。
よろしくお願いします 令和七年五月二十五日
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高速の流れる景色にすすきの穂 秋の日差しの川面のように
31
片道の四時間かけて実家へと 母の海馬にわれ残すため
38
雨降りの通勤時間の渋滞に赤いためいき
灯
(
とも
)
りつらなる
22
苦手だとずっと避けてたゴーヤでも 友とのランチで美味しく感じ
23
読書中「臘月」の字の見えなくて 二本の指で拡大……できず
27
梨ひとつ贖い
夫
(
つま
)
と食む夕餉 名前どおりの幸せの水
36
久々に元同僚のLINEあり 踊りだす文字うれしい知らせ
23
火を灯しふぅーと吹き消すそのあいだ ケーキの上にめぐる走馬灯
23
繊細な心のひだを持ちながら長く咲かせる百日紅であれ/息子の誕生日に
22
二学期の始まりの朝子どもたちどうか生きてね生きてるだけで
23
ポテポテと床に押された足あとは風呂まで吾を追いかけし猫の
22
朝涼の車のかげにたらちねの猫は乳あげ仔猫のひとつ
23
わたくしの気持ち次第で蝉の声 憂いにも悦びにも聞こえ
23
いつもなら野球をみてる時間だが虫の音ばかり響く食卓
25
ねこたちに休みはないから日曜も同じ時間にご飯をねだる
27
今日もまた暑くなるのか 涼風と虫の音いたる朝の平和よ
23
我が
夫
(
つま
)
の作りしカレーは絶品で娘を誘う口実にもなり
30
いつだって元気なふりの向日葵の夕暮れの背にかける労い
31
猫たちはやっと気づいた冷却のマットの良さに 夏も終盤
29
パッと見はコミュニケーションできる
風
(
ふう
)
なれど氷河をあるくわれなり
25
風力の白の巨大なプロペラは誰より早く季節にさわる
28
夕散歩うれしい犬に負けぬほど嬉しい顔で先を走る子
26
玄関の
日々草
(
にちにちそう
)
の白さやか呼び込む風の秋のひとさじ
27
夏雲の濃い影は行くゆっくりと山から山へ涼しさ配る
24
本、食器、洋服、夏の大掃除 休みの成果に満足の夜
24
鳥の名を読めぬし知らぬ吾がいて調べて夏の研究のごと
20
丸茄子はゆるキャラめいてやわらかく和でも洋でも映える存在
23
君の居ぬ夜も気になるパリーグのゆくえ見守る猫と一緒に
22
百日紅
(
さるすべり
)
炎天下でこそ輝いて強い紅色生きる喜び
21
雨つづき桜のみきの黒怖し とおき地域を祈るしかなし
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