Utakata
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あやせ
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紅葉を眺めるベストな角度かな座る人なきベンチ微笑む
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側道の期待に満ちた表情のカラス嬉々とし胡桃にかけ寄る
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停車する車の屋根がコツと鳴るカラスの仕業胡桃を割れと
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ヒリヒリと痛む寒さの帰り道あまりにクリアな星に驚く
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テラコッタ色の軽トラ晩秋のオレンジ色の山に溶け込み
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田舎町寂しい曇天増えるころ茶色の田んぼ白鳥賑わい
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冬支度ひとも木々も動物もそれぞれ生きるこの田舎町
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友情を育む筈の純粋な期待瓦解す同性だったなら
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素直なる人持て余したる煩悩を鎮め応援すべく思案してみる
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天性の会話上手に乗せられて気づけば楽しく八割喋る/聞き役崩壊
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マカロンのような軽い共感した後で寄り添えたのか?反省をする/解散後
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人恋し季節のせいかコーヒーの深みみたいな会話が増える
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上下する気圧も気分も落ち着かせ湖水のさざ波リズム借りたし
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長旅を労う気持ちと嬉しさで今年も来たる白鳥目で追い
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薄明の空オレンジ色を背景にV字飛行のシルエットたち/白鳥
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かき氷みたいな冷気を吸い込んで冬のモードに脳を切り替え
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自堕落の休日打破する一歩目は寒さに備えるストーブ掃除
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紅葉の山頂雲に包まれて次見えるころ冠雪の気配
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軽口は話半分真に受けず呑み込むときは意訳してから
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軽口と分かったうえで浴びに行く耳心地よきその人の談
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種を撒くようなことだな押しつけの無い優しさを置き去っていく人
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物憂げな季節の変わり目明るさが取り柄の人の哀愁を見る
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満月が照らす田舎の暗闇はスマホのライトも要らない照度
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執着を手放した夜の青い月孤独なようで自由で身軽
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内向きな心を外に誘い出す巧みな陽キャ救われる秋
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晴れた朝クリアに見える稜線のほんのり赤み頬紅みたい
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対面す人の表情作るのは実は私だ先に笑おう
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稲刈りが済んだ田んぼに爽やかな風吹き抜けて夏運び去る
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お料理が美味しかったと惜しげなく伝えることも生きる意味かも
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片付けぬうちに新たに積まれてく仕事消えないテトリスのよう
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