Utakata
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しらすごはん
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お互いの 生まれた時代を 掛け違え それぞれの家 帰る足取り
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両脇に 幼な子かかえる 細腕が かけるメダルは 何色だろう
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この街に 何年ぶりかの 雪が降り 小5の僕が スマホを翳す
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口紅も 着けない君の 佇まい どこかに忘れた 裸のココロ
18
奥さんと 冷戦中の 日曜に 空から雪の 仲介者
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カサついた くちびるから出る 言の葉よ 日が変わるまで 止まないように
11
「ですね」から 「だよね」になった 瞬間も 気付かないふり 気付かれぬよう
20
新しい メガネをかけて 出かけた日 気付いてくれる 友の一声
21
カサついた くちびる見つめ 今夜だけ 映画のような 君を信じる
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テーブルの 向こうに座る カサついた くちびるの君 プラネタリウム
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受話器越し 短歌を詠んでいる キミの聲 この瞬間も 短歌のなかに
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たった今 Bluetoothで ペアリング 去年の記憶を 君が
再生
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忘れてた 言葉をキミが レンチンし 去年の夏が 今夜のごはん
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玄関を 他所行きの靴が 埋め尽くし 茶の間の温度が 2℃上がる
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ベランダで スマホを空に 向けながら 平安の夜と 同じ月見る
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三度目の 金木犀が 香っても 下書きのまま フォルダの中
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秋が来て 金木犀が 香っても 削除できない 偽名のファイル
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夏休み 強者どもが 夢のあと ソファの下に トリケラトプス
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桃の香が ページをめくる 7月の 僕の歳時記 夏が来たなと
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水たまりに 映るふたりの 頼りない 白スニいまは もう捨てたかな
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夏の日に ストローにつく 口紅のあと 蒸発していく 永遠の時間
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見つめてた ソースの着いた うすい唇 今ではなぜか 思い出せない
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この先に 高速インター ありつつも 乗るには歳を かさね過ぎたか
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改札に 吸い込まれてく 君の背は 僕の知らない 東京のひと
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年表の どこかに線を 引くならば コロナの前か コロナの後か
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この頃の 思い出話 の起点は コロナの前か コロナの後か
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仕事終え 帰り支度の 更衣室 網戸の向こうに 大輪の花
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娘らの 盆の予定が LINEに入り 赤丸つける 次月の暦
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ほうろくの 傍らにおもちゃ 添えながら 松明灯す 父母のあはれよ
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スニーカー オキシクリーン につけ置きしてる サンダル履きの 日曜の朝
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