Utakata
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しらすごはん
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泣きながら パンを齧った そのひとに 月明かりみて 影を重ねる
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友たちと 桜のもとに 集いしも なお淋しくて 夏、待ち侘びる
17
明け方に キミの残した オリーブを 手掴みで食べる 気づかれぬよう
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帰り道 青いインクの 言の葉が やさしく沁みる やさしい雨と
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望んでる 答えを聞くまで 繰り返し わかっていても 尋ねてしまう
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測らずも セルカレンズに 切り替わり 吾の素の顔を 見せつけられる
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同じよに 「なってないよ」も 「なってます」 聞こえてしまう やさしさの綾
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恨めしい 天気予報の 雨マーク 菓子器の中に 桜を見つけ
10
巡り合う タイミングだけ それだけで ただそれだけで 別々の鍵
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あのひとは 今頃何を する人ぞ ホーム画面に 赤丸探す
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いつしかも 車を走らせ 行かばやと 近くて遠い 夏の海辺へ
13
いつしかも 語らいまほし 願わくば 叶はぬことと 知りつつ思ふ
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ポロポロと 悲しい雨音 聞いた夜 カップボードに ココアを探す
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電波時計 二人の波長に 狂わされ 誰も知らない 履歴が残る
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こんなにも 電波時計を 狂わせて お互い知らない 月曜の朝
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たおやかな 言の葉という インスリン 吾の血糖値 下げてくれたり
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ポロポロと 降り出しそうな 天気の夜は コーヒーよりも ココアが合うね
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「違います」 キッパリと言う くちびると 反比例する キミの眉尻
16
襟足に 春の予感が した日には 泣きたくなるよな 喧嘩がしたい
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銀だこの 最後の一個 取り合って 椅子から転げ 落ちてみたいな
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うららかな 春の陽気の 公園で 泣きたくなるよな 喧嘩がしたい
13
やわらかな 菜の花畑 に腰掛けたなら 地層のような 喧嘩をしよう
12
この道で 毎日見ていた はずなのに 思い出せない 更地になる前
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ゆびきりの 白い小指に ふれもみで ほぞを噛む夜 幾日数え
13
約束の 細い小指に ふれもみで デッドエンドの その先を見る
7
ゆびきりの となりの指が 刺さっても 足取り重い 別々の帰路
15
お互いに 相思相愛 知りながら 無意味に帰る 別々のドア
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また来ます またとは何時か ふわふわと 予定に書けない 予定が増える
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また来ます または何時かと 訝しむ 吾の脳内は いまだアオハル
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真夜中に ふたりの小指 絡めたら 針を飲むのは どちらだろうか
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