家人寝て、一人コトコト小豆炊く 静かな夜の季節を惜しみ
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コトリ鳴る鎮座まします仏壇の母のお骨は押し合いへし合い
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花咲けば青田を翔る風が待つ ゆっくり進めよ ゆらゆらの春
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階段を駆け上がってたねあの頃はよろける老犬と今朝もお散歩
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卒業と入学のの春風は、こぶしの白い花を揺らして
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病棟の 父への葉書に歌一首 余白で伝わるものの多かれ
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気がつけば 短歌口調でぶつぶつと おもしろ可笑し 春待ちの午後
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メーラーの F5を押して かくばかり 僕は無用の ものとかを知る
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あー今のは 430ヘルツ 位だな 狂ったAに 僕は反応する
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不自然に 明るく照らす 街灯の LEDが 青く感じる
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無常が どん底であると するならば 希望の光は 見えるワケない
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初彼岸 春を待たずに 去りし君 膨らむ新芽 生まれ変わって
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解ってない 僕が震えて いる理由わけを 君はたぶん 解っていない
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思いを 蒸し返すように 30日後 月は再び 「只今!」と言う
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近頃は エックスなんぞと 呼びはじめ ポストじゃないぜなまゑかへるな ツイートなんだよゐひろんの歩危
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見る度に 遺影の君は 違う顔 怒っていたり 笑っていたり
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今はまだ 哀しい詩しか 詠めないが 美詩を詠える 春来るを待つ
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あーあれな ケンミンの 餃子のタレとか マジ殺意わくわw
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和だんすの 遺品整理で 見つかりし 結婚指輪と 息子のへその緒
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二年ぶり脱力時期の来たようで「関心・意欲・態度」は2です
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深酒と SNSと 眠剤で やっと眠れる それは偶然
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十年も経てば君らの叙情など時代のコードもろともに死ぬ2024年現在のドレスコードでお送りしています。
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清らかな 水面の中の 数個の輪 石投げる事 我には出来ず
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ありがとう 冬を彩る パンジーを そろそろ土へ 返してあげる
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あのときに言いたくなかったさよならを 桜のしたでそっとつぶやく
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御朱印を授かり戻る門前の 冬の名残りを雀ついばむ
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冬こもり(枕詞) 春の川辺の 櫻花 早くな散りそ 雨は降るとも
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春に入り水面に遊ぶ水鳥も 程よき距離を保ちて遊びぬ
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なんとなく気まずい空気が流れ出す寡黙な息子と二人の夕餉
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歳下の 僕の後ろを 歩く君 桜も見ずに 先に逝くとは…
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