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白雲に 匂い立つよな 桜花 遠くから見る 桃源郷
16
泥濁る溝に
小蝦
(
ざりがに
)
釣りし日は舗道となりて靴音の
下
(
もと
)
16
吾に近寄る
蒼瞳羊駝
(
きみ
)
の動きに笑えた日 だるまさんがころんだみたいで
6
ダリの絵を 鏡に映し 世界見る 自らこそが あな如何(いかが)わし
12
総
(
す
)
ばるより瑞々しいね私たち ただ空見やる瑠璃のふたりよ
6
エーアイ
(
AI
)
の 珍回答に 困惑気味 ただただ普通の 答えがほしい
8
記録にも記憶にも残らないぼくらの仕事は大河の一滴
11
赤黄青 きららに透ける琥珀糖 幼き日々を 手のひらに置く
19
目に見えぬ絆のあれや交わりは寄せては返す波の如くに /2月27日絆の日
7
雨上がり 白梅の枝 桜の裸木 何か恐竜のような
6
なんでだよ 今言わないでよって顔に 過去分詞 今も睨まれている
4
スパにでも行ってみるかと独りごつ 明るみ初めし空を見上げて
10
どないしょ どないすべいか 方言が いくつもでても 決まらない服
9
初心者は 初心者の句を選ぶとか つらつら思い 歌を見て居り /俳人協会会長 片山由美子
9
筍(たかんな)の 如くに伸びし そのかみの なべてのことの 幻に似て
9
春雨の おぼろ霞て 山の端よ 朝の陽射すや 光こぼれる 銀嶺の嶺 光の渦に 影さえ白く
6
笑い声近き遠くに聴いて居る同職異夢の昼バラエティー
11
弘法は筆選ばずと言いますし フルート奏者、笛を選ばず(お金がないから)
9
覗き見た楽器レンタル日数の単位が「泊」で既に愛しく
8
外に出て、子供の声を背景に低いピッチで吹き納め前
7
来る春 貴方の所為の愛だから 続ける楽器、貴方も屹度
7
描かれた ふたりの色の銀盤は 紡ぎ合う糸 世界に放ちて
12
「予約の十分前に来て下さい」 いつも一時間以上待ちますよ
12
朝ぼらけ木々を見やれば枝の間に 小さく芽吹く花の幼子
10
Geminiさん、「げみに」で出てくる 可愛いね ひとかと思う二月の末に
5
子どもでも大人でもない君だからその葛藤がひどく眩しい
10
病にも臥せれぬ独り暮らしゆえ暖かき春ちとうれしけれ
12
高市氏 末期の水を 啜(すす)りたる 覚悟の先に 日本の未来
10
白光る 鋼の板を 眺めては 朧げながら 時は過ぎゆく
5
「嫌えない、だから愛なの!」僕史上一番愛と離れた愛を
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