もう明日あすか。予定持たない休日は意味を持たない日々と似ている
25
あの時に家出できずに律儀なる吾にいまさら馬鹿と言いたい
21
腰丈こしたけの髪を背中で切ったけど誰も気付いてくれないものね
22
作業着の 破れつくろう 針と糸 妻がのこした 白い裁縫箱 /糸通りません😓
23
愛犬と歩いたこの道この階段 思いを馳せる 戻らぬ日々に
42
蓋開かぬ油絵の具を裂いて描く剥げた床など修復のため
15
風邪をひく子供のわたしひざ小僧うわんうわんと泣きたくなるよ
17
リビングの窓際まどぎわひとり陣取って 陽光の下刺し子進める
30
決まってる人生何周回っても いつも貴方は私のヒーロー
19
前下がりボブがめっちゃ憧れで 今週日曜カットに行きます/羨ましいです ひさかた乃様
14
なんとなく今日は無音でいたくって 家事する音が響くキッチン
33
窓開けた瞬時に聞こえたホーホケキョ 散歩うながす雨上がりの朝
33
「相棒」の最終回が近づくと あ〜春が来ると思いはや何十年
19
きらめいた瞳の形まんまるであなたの好きなパンケーキみたい
6
うたかたに 春の気配が 息づいて 姉やをみている 末っ子のよに
32
気がつくと頭の中で話しかけ 哀しき恋の片道切符
20
忘れないアオハルの頃いつだって そこには全て貴方きみがいたんだ
17
伸びたままほうっておくよりずっとましセルフカットの不出来なぐさ
29
数日を袋編みだけに費やして去年と違うレッグウォーマー
26
因縁の対決は大盛り上がりだったカメラじゃなくみなスマホ
18
病む人の ささえになりし つえ探す 我がささえに なるのが良しと
21
壊された壁が残っているように立ち尽くすしか術のない場所
23
カンダタの夢の中だけ観覧車振り落とされてなお夢の中
6
見ない間の心配よそに灰猫の何ら変わらぬ日向ぼこかな
22
紅を指すの横顔に白妙の綿帽子見る春のまぼろし
39
窓際に猫が寄り付きだして春ガラス越しに蝶追いかけて春
13
昔ここ何だったっけ建物が解体された跡地の前で
31
薄衣が春風漉してサラサラと音を立てたる朝焼けの辻
8
桜木の並木に降るる花吹雪古い団地を淡く抱いて
38
バス停の桜花は誇り高き顔 いつかお前もみなに踏まれる
5