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怨み節直球投げても良いのなら数多飛び出す堪忍袋
30
その努力復興なんて言葉ではあらわせるまい三十余年
23
忘れまいテレビの中の惨状にただふるえてたあの日の朝を
23
母さんも昔は子どもだったからうざいと思う気持ちもわかる
19
親なんて自分を棚に上げないとできないものとつくづく思う
23
このドリア
不味
(
まず
)
かったっけと 僕が言い クスッと笑う 君は
陽炎
(
かげろう
)
7
ゆく道に 小石一つも 落とさぬと 北風さえも 息をひそめる
8
石なくし 命を絶った あの彼は 金の卵を 生む鳥だった
6
石なくし 肩を落とした 君の船 ご覧、船内 光る宝石
6
首を取り 宝石を得た 武将さえ 先を思えば 盛者必衰
8
静寂
(
せいじゃく
)
の
水面
(
みなも
)
で割れた 氷さえ 花開かせる
糧
(
かて
)
となりけり
8
挨拶は 大事と言うが それよりも もっと大事な ひと言がある
8
千切れゆく毛糸の端のそれぞれを私みたいな夫婦と思う
29
混む
屯所
(
とんしょ
)
同志達の 血の匂い
漂
(
ただよ
)
う
最中
(
さなか
)
己はもらす
8
歌一首 女の歌と 怒る君 わが身は我の 君のものなり
8
春節を 前に渋滞 するダンプ 除雪の雪を 山盛りに積み
40
日が昇り今日も行き交う人の群れ階下に降りて吾も歩まむ
21
次々とコロナインフル花粉症マスクの下で皺を重ねる
23
「今や癌は二人に一人」その一人自分だなんて思いもせずに
25
川べりを人が行くたび鴨が鳴く「気をつけろ、警戒せよ」と鴨が鳴く
18
習い事ともに学びし青年の病いに伏せつつ
心痛
(
しんつう
)
きわむ
17
目を覚ますことなき母の髪
梳
(
す
)
けば庭の梅には鶯が鳴く
30
桜咲く 清く正しく 君堕ちる いずれ散るよと 想いこぼれる
8
報われぬ思いを抱え帰る日は鯛焼き買っていちごも買って
34
幾たびの 心変りを 重ねても 星をひき連れ さざ波はあり
39
葬送のリフレインだと言う母にフリーレンだと今日もリフレイン
29
あと
七日
(
なのか
)
愛犬
(
あのこ
)
の
居
(
い
)
ない
日々
(
ひび
)
が
過
(
す
)
ぎ
去年
(
きょねん
)
の
今
(
いま
)
は
知
(
し
)
る
由
(
よし
)
もなく
18
逃げ水に
潤
(
うるお
)
い求む 夏の道 冷気育む
羊蹄
(
ようてい
)
の峰
10
野菜から 美味しい出汁を 研究し ピーマン胡麻が 勝利勝ち取る
8
仕事とは 任務ではなく 任意です 無理のし過ぎは 無駄なことです
12
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