窓際で国会答弁聞いているパンジーはいよよ顔顰めつつ /第221回国会(特別会)
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Geminiさん、「げみに」で出てくる 可愛いね ひとかと思う二月の末に
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パンジーの顰め面にこと寄せる蚤の心臓のせめてものこと
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大粒の 雨も冷たくないんだよ ヤニ食ってれば 肺は暖か
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俵万智最後の講義ビデオ見て 米川千嘉子存在を知る
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変な奴 自分がなんか 恐ろしい 周りに合わす ことをしないし
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褒めること 話し聴くこと 笑うこと それができたら 十分すぎる
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カーテンを 開ければすでに 日光が 春だ春だと 眠りを覚ます
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レーザーを 当てたところが 液流れ 眼圧下がる そういう理屈
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じゃあこれも全部にせものだというの?(そうだねぼくがぜんぶわるいね)
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友もなく 日記も切れて 思うこと 徒然なるが ままに投稿
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暖かい 一日戻り 衣替え コートが一つ 要らなくなった
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高市氏 末期の水を 啜(すす)りたる 覚悟の先に 日本の未来
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胃袋が中からひっくり返る妄 苦か怒かわからぬ心の消化
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「嫌えない、だから愛なの!」僕史上一番愛と離れた愛を
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亜は鉄か獣かの意義を問ひゐたり ただ君は人にて在り 恥 嫉妬
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桜咲く 開花予想で 春感じ ほぼ五月かな 北海道は
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ボーナスは あなたの芝居 そこにつき イランアメリカ 筋書き進む
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外国の 古い棺桶 手に入れて 少し直して 寝床したい
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親戚の鼻筋見ればふと分かり祖父と吾には禿げの血筋も
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ゆきどけに水面はあり冬舗道ひかりを受けていずこにも空
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ゆび先の 当たるつよさは 不安定 だけど気持ちは ショパンかリスト
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みみうしろ やわらか猫毛 もふもふし 思い出すのは 子猫の時代
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キラキラ号、と名前のついたバスだからいつまでも見送る池袋
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どっぷりと水平線を焦がしては「また明日ね」と夕暮れなずむ
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雨上がりの腕に小蜘蛛をまとわせてすこしだけ高い空を見ていた
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こんなにもこんなにもこんなにもなのにジンジャーエールはいつもの味で
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午前四時、ひとり背広のなりをして 遊具と戯れ雨粒浴びる 
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梅雨明けの空に虹色ドロップス ハッカの飴は君にあげるね
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生きる糧得るために 爪割り乍ら床を引き掻く紅い指先
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