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猫
(
ココ
)
の写メスマホの壁紙亡き日より いつでも一緒どこへでも行ける
24
仏壇の 写真眺めし 亡き父の 形見に触れて 想いに馳せる
17
電線の影の上だけ綱渡りナマケモノのごと寝そべりたいけど
19
古も 吾も変わらず 人恋ひて 割れても末に 想ふ心は
17
綴
(
つづ
)
られし
詩詠人
(
うたよみびと
)
の 背景を 我に重ねて 時に
涙
(
なみた
)
す
28
夏至過ぎて もう夏終わりでいいじゃんと 自販機にコーラ買いに行く君
18
刈り込まれ紫陽花根もとに玉の青 木陰に揺れる炎天の朝
30
旅人が変われば揺らぐ街並みに冷をくるる落書きの自販機
26
いつの日か 君と笑って 語れるか 宛てなき手紙 綴る思い出
20
やっと来たエレベーターが満員だ もう待ちませんあなたのことも
15
太陽が自動ドアからこの国に入ってきたよおはよう世界
10
紫陽花の葉末の露のひかる朝アマガエルじっと緑に染まる
25
バスの旅友の居眠り横顔に我のみぞ知る試練があり
18
夏椿 一日花の 儚さよ 真白きべべも 夕暮に落つ
28
星の夜 姿見になる 店の前 浴衣のおりひめ 前髪直す
26
どこかまだ後ろめたいような気がして 辺り見回す寄り道の夜
15
一日の わざなしおえた 港湾に 海を見つめる 茜のキリン
20
炎天下 吾子をプールに 連れて行き 泳ぎ疲れた 吾にビールを
20
クーラーで 身体の表 冷やしたら 中まで冷えて 副作用あり
12
母のごと米を贈りし妹を想ふ夕餉に舌鼓打つ
33
人住まぬ坪庭の木に絡みつく昼顔の花侘し夕暮れ
48
鳥が鳴き 彩り始めた
東雲
(
しののめ
)
と 撫でる涼風 納骨の朝
29
飯作る心構えはカロリーの母さん高く俺は低くと
23
車窓からあるはずのない海を見た ここは信州 五時五十分
13
やわらかな雨の街行く人たちはみな楽しそう ゆっくり歩く
32
不思議だな亡くなる前より父の顔毎日見て挨拶してる/遺影
17
「幸せのハードル低い」と夫笑う
小
(
ち
)
さき事でも嬉しがる吾を
26
詠み人とバンドマンとはつきあうな きみのこともまた歌になるから
10
夏空の広がる盆地いち早く薄紫のジャガイモの花
31
いつかすべて手放すのに欲張ってしがみつくから念で霞む空
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