しま かよ
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みぢかうた 31文字
https://kayo2012.hatenablog.com/

長袖が時計をずらすこの雨を閉じ込めてもう戻らない夏
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そろそろの夕暮れ安いタッパーの98円刻みネギ買う
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スーパーの割引日だから冷蔵庫急(せ)かして作る遅い朝食
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熱増えてひねくれ捻(ねじ)れ辛すぎた思いは消えるきれいさっぱり
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私(わたくし)のこころに過(よぎ)った幸福のしっぽは意外と元気に振られ
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不満屋を暖簾分(のれんわ)けした過去あれど今は希望の卸商人(おろしあきんど)
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食パンを買いし女がそのままに袋首(ふくろくび)つかみ店を去り行く
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快(こころよ)く全て受け止め生きていく自分の力で幸せになる
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姫女苑(ひめじょおん)変わらぬ姿同じ顔懐かしいとはさまで思わず
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夏風の中鞠(まり)のごと揺れ跳ねる紫陽花(あじさい)勢いよく笑うよ
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ひたすらに陽を吸いながら濃緑の絨毯土手はその影伸ばし
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何とまぁ些細なことで全身の細胞泡立つこころの不思議
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執着(しゅうちゃく)す違う世界の物語それも消えては無くなるものを
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何もかも大忙しの朝時間ホットサンドに挟んで消化
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川縁(かわべり)のひとり歩きの独(ひと)り言(ごと)過去と未来が交差する午後
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鳴り響く流れの濁(にご)り速くとも雨降り止みて光る川波
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自分から枠(わく)にハマりに行く癖(くせ)に囚(とら)われ今日は1日不貞寝(ふてね)
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校門を開く保護者のポロシャツが汗でグレイに染まる朝9時
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次々と新たな方法試してる良いか悪いかそれは知らない
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ぱらぱらとリズムを追って葉に落ちる雨のドームの中で休憩
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誰も皆ひとつところにいられない雨(あめ)纏(まと)い乱れ彷徨(さまよ)う
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春の朝そぼふる雨は枯れ芝を助けまばらに蒲公英(たんぽぽ)咲かす
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エンジンの音が響かう交差点ひょっこり覗くは紫陽花(あじさい)の鞠(まり)
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赤い靴を履き続けるには勇気がいるんだよ決めたからにはね
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我が母の教えの内にいくつかは継ぎたくは無き事ありまことに
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撫子の健やか開く植え込みにふと浮かぶ忘れ人の面影
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小雨降り緑の香りが濃くなってまだ大丈夫とそれだけ思う
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しみじみと悔いて知りにし失うを惜しむ心はただの澱(よど)みと
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私ねぇあの時ちょっとおかしくてと笑って言える世界が欲しい
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朝のうち家の仕事を全部終え好きなことだけするぞするんだ
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