Utakata
登録
Login
サイトのご案内
しま かよ
フォロー
50
フォロワー
68
投稿数
219
みぢかうた 31文字
https://kayo2012.hatenablog.com/
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
…
次 ›
最後 »
傷が付き触れると落ちる背の
鱗
(
うろこ
)
一つ一つを拾いてあるく
21
ちょっとした狂いで春は涙だけ流れ出胸で受ける術なし
21
淡々と全てを置いて進むだけ黄色水仙咲く場所で咲く
26
何年か何十年後か振り返る今日の不遇は蟻ほども無い
20
聖人のように微笑み対応す我のこころは我のみぞ知る
18
誰も彼も敵に思えて身構えるそんな自分が一番の敵
22
ジタバタと苦しむ時も貴女には生きたい世界だったんだよね
22
幸運は貴女と会って人間の綺麗な部分で話せる時間
19
人としてどうよ!と叫ぶ衝動と何かがあったと思う憐憫
20
こころから自分を恥じて振り返る白木蓮の忍耐強さ
24
詰んでいる寒くて辛く悲しいと言うあてが無くなるとはこれか
16
運命の残酷はしみじみとした共感も脅かす凶器だ
18
もう桜咲いてしまうよ咲くんだよ咲くんだよあなたがいなくても
15
どうしたのなぜ箱の中に寝ているの外はざざ降り時間が止まる
20
そりゃないよと思ったけれど
俯瞰
(
ふかん
)
してみればそれもありだと分かる
17
透けている血管の青と紫を今更ながら優しく撫でる
19
シャリシャリと月の形の梨を喰む夜暗がりに小さく泣いて
29
掬
(
すく
)
われて向こうに行けと流される小魚になり途方に暮れる
24
忙
(
せわ
)
しさにコーンフレークを掻き込んで春
居丈高
(
いたけだか
)
に来たりと思う
17
風邪をひく子供のわたしひざ小僧うわんうわんと泣きたくなるよ
18
年忘れ私の中のザワザワをステンレスの鍋で煮てみる
25
集まりて順番毎に開き切る蒼き桔梗の律儀な様よ
41
AIにオススメされた桜見て「すごかったよ!」とAIに言う
38
麗らかな日差しの中のうたた寝でやがて資産家になる予定だ
26
難しい「なかなか」上手くいかないの「なかなか」がかなりの「なかなか」だ
27
そんなつもりじゃなかったと言うなら言葉選び検定は六級
20
付いて来るコラボの紙のエプロンが目当てで夜ご飯はバーガー
21
賑やかな黄色帽子の一列を朝残る半月が見ている
38
すでに無いプールの水で流された日は蒸発し夢となり降る
24
重力の違う部屋では美しい人24のショパンを弾いて
18
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
…
次 ›
最後 »