Utakata
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しま かよ
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みぢかうた 31文字
https://kayo2012.hatenablog.com/
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限
(
き
)
りがなく雨降ればまた
限
(
き
)
りがなく吸い込まれゆく地は潤いて
2
三つ葉葱生姜
(
みつばねぎしょうが
)
パセリに
紫蘇
(
しそ
)
茗荷
(
みょうが
)
「好き!」「パクチーは?」「あぁあ、、パクチー、、」
5
梅雨空が落とす
雫
(
しずく
)
は葉
斑
(
まだ
)
らに伝ひてぱらりぱらぱらぱらり
2
そうですか貴方の世間はどれですか?私のはその白い花です
9
ささやかな幸せちょっとした不安それこそがこの世界の全て
5
この花の名前知ってる?しらんしらんしらんのしらんしらんし紫蘭
2
足元に小さき細き花見つけ盗めもしない春愉快也
3
「なぜだろう、同じ四月がない事や消える事など忘れていたよ。」
5
「新しい職場いい人ばかりです。あ!前が悪いって事じゃなくて!」
3
ちうりっぷ並び並びてきれいだな赤白黄色ではないけれど
2
花冷えに
終
(
つひ
)
の桜である如く心細き枝
寒
(
さむ
)
けしく揺れ
2
咲く桜始まりの日は完璧だ世界全てが君の味方だ
2
忘るべく
時
(
とき
)
とり集め
諳
(
そら
)
んずば苦味ある事ごと
避
(
さ
)
らずあり
1
咲き
初
(
そ
)
めに雨垂れ始め桜垂れ
自
(
おの
)
ず枝垂れうなだるゝさま
1
手のひらをがっつり広げあふれる陽
サンサンサン
(
SUN燦々
)
を
掬
(
すく
)
うタンポポ
3
始まりを連れてくる分針カチコチどこかではなくここにこの場に
2
身を
竦
(
すく
)
めジッとしてゐる里山の
夕餉
(
ゆうげ
)
の時の桜冷たく
1
強風は恐怖乾燥飛散スギ感想悲惨経過警戒
1
動脈の叫び胸から流る「赤」ドクリドクリ今生きているか
2
訊かれたら出欠迷う会だけど声掛からぬは少し寂しい
4
冷たさの中ほの
温
(
ぬく
)
い雨落ちてしとしと地に当たる
音
(
ね
)
ひたひた
3
この場所は春のつもりにしましょうよ
殊
(
こと
)
にこんなに冷たい日には
6
食べるとは成果に至る行為なりこの確実で頼もしき事
6
歩きつつ手袋外す如月の余白無くなる春近し待て
4
本日は我が家より出ぬ段取りで連休いみじうも好もし
3
生活の様式まずは野菜から食べる水飲み糖質減らす
3
この時間デカフェ飲むのだ何となく身体気遣う私気取って
5
この庇護に思ひ伝ふる事出来ぬまどろこし 暮るる空のやさし
2
ひと巡り東の空からやつてくるおはやうございますの一年
4
冬薔薇は
静々面
(
しずしずおもて
)
上げるのみ
一日一夜
(
ひとひひとよ
)
を雑作なく過ごす
2
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