Utakata
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しま かよ
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みぢかうた 31文字
https://kayo2012.hatenablog.com/
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硝煙の臭いが消えぬ指先を持つ娘が語る命の重さ
15
もうそんな季節かと問う飲み干した600ミリのペットボトルに
19
並ばされ湯気出る
箱
(
バス
)
に入れられた冷凍餃子になる白い朝
18
診療所マスク患者が出ては入る開け放たれた玄関のドア
10
日々痩せる思いは少し遠くなり残る既読にならぬ安心
13
オンライン帰省でいいと言えるのがありがたい気楽な年の暮れ
13
一族の物語第八章は終わり叔母さんはぐずぐずしない
9
幸せはたまに動物の形のビスケットになったりするよね
21
次々とあなたの願い叶いますようにと
銀杏
(
きん
)
の葉が
舞
(
ま
)
いて降る
16
鹿と樹がただ一類としてあればこの時神の
苑
(
その
)
は音無く
9
平凡でありきたりだと捨てた日が懐かしき詩の一節となる
29
ぴかぴかのサテンの空が穏やかに秋の岸辺にたどり着く時
10
よろよろのつまらない午後運命の赤いドレスの女に出会う!
10
気圧だか湿気か何か知らないがやたらめったら気が滅入ってね
14
剥き出しの言葉は無くて果たされた義務深き沈黙の凄みよ
10
容赦ない追い駆けっこのルールにはタッチ交代おしまいが無い
10
今欲しい答えはこれやあれじゃなくその中間にあるものなんだ
13
鉾が建ち静か祭りの技を継ぐ人の祈りに曳かれ吹く風
7
カーテンを閉じてエアコン除湿にし雷雨届かぬ箱作る午後
7
吹けば飛ぶような綿毛のココロでも次の世代の種守りたい
7
秒で寝る昼の休みの隙間には軽量のハンモックが掛かる
5
ラジオから流れる天気予報「雨」修行出るなら今しかないか
7
「いい加減」季節のお湯をゆっくりと身体慣らしに背中に流す
7
厚切りの休日加減よく焦がし少し溶かした甘えを乗せる
8
贅沢な時間を過ごし来たものだ2020を超えての我等
7
気がかりが耐え難くあるこの世でも光は不足なく流れ込む
5
憂鬱を飛ばしたい風強く吹く忘れたい忘れたいと叫ぶ
5
春雨に負ける桜は見たくない試合は始まったばかりだろ
9
みしみしと成長痛の音がする若き桜の伸びていく様
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知らぬ間に辺り一切桃色に霞み崩れるはずだ愉快だ
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