Utakata
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しま かよ
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みぢかうた 31文字
https://kayo2012.hatenablog.com/
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この場所は春のつもりにしましょうよ
殊
(
こと
)
にこんなに冷たい日には
6
食べるとは成果に至る行為なりこの確実で頼もしき事
6
歩きつつ手袋外す如月の余白無くなる春近し待て
5
本日は我が家より出ぬ段取りで連休いみじうも好もし
3
生活の様式まずは野菜から食べる水飲み糖質減らす
3
この時間デカフェ飲むのだ何となく身体気遣う私気取って
5
この庇護に思ひ伝ふる事出来ぬまどろこし 暮るる空のやさし
2
ひと巡り東の空からやつてくるおはやうございますの一年
4
冬薔薇は
静々面
(
しずしずおもて
)
上げるのみ
一日一夜
(
ひとひひとよ
)
を雑作なく過ごす
2
頭上
(
あたまうえ
)
仰げば寒い白椿首を縮めて
顫
(
ふる
)
えておりて
2
父と子が
凧
(
カイト
)
飛ばして声を張る冷えた
強風
(
つよかぜ
)
これも良きかな
3
一言で直ちにこころポンと跳ね花咲くなんの骨折りもなく
2
主人
(
あるじ
)
去
(
い
)
ぬ庭べのなぞか赤深く
際立
(
きわだ
)
てる葉々寂しさ立ちて
5
橙
(
だいだい
)
の絵の具搾りてそのままに見せびらかしの彩り秋は
3
夜歩く知らない街は喧騒に膜がかかりて限りが見えず
4
ここだけの秘密すこんと消えて行く秋の限定チョコ舌の上
4
知らずとも踏みて気付けば歌うたふ口となりけり
団栗
(
どんぐり
)
コロコ
4
道すがらふと列並び待ち並び並び並びて食べるコロッケ
5
木塀より
覗
(
のぞ
)
く柿ありさながらに昭和の
磯野
(
いその
)
邸よと興じ
3
はれて豊か山吹色の伸び伸びと今年の幸のほがらかなりて
5
休日が役割終えて
穂薄
(
ほすすき
)
も熟れ白綿毛好き
好
(
ず
)
きに舞う
3
喩
(
たと
)
ふれば
蕩
(
とろ
)
めく絹の手触りか金木犀の
香
(
かほ
)
りするりと
8
今はまだ背景でゐる稲の穂のすこやかに待つ静かなる午後
6
小太鼓の
音
(
ね
)
止
(
や
)
みて閉じる傘越しの空に龍神雨を吸い込む
5
継ぐ人の無き家清く飾られて
裾先
(
すそさき
)
釘
(
くぎ
)
掛かる如く呼ぶ
5
巨大なるクマバチ
万
(
まん
)
の
羽音
(
はおと
)
して窓
唸
(
うな
)
るただただ恐ろしく
5
名残
(
なご
)
りとは胸しぼられる重さなく道端の
一葉
(
ひとは
)
触
(
さや
)
れる音か
4
オオカゼガマチガイナシニチカヅクとまじない文様浮かぶ天気図
4
彼
方
(
あなた
)
には龍の雲ありしたたかに雨落とす影白々と立ち
6
何となくそこが海だというだけで 肋骨が開く心持ちする
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