しま かよ
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みぢかうた 31文字
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ひと巡り東の空からやつてくるおはやうございますの一年
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冬薔薇は静々面しずしずおもて上げるのみ一日一夜ひとひひとよを雑作なく過ごす
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頭上あたまうえ仰げば寒い白椿首を縮めてふるえておりて
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父と子がカイト飛ばして声を張る冷えた強風つよかぜこれも良きかな
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一言で直ちにこころポンと跳ね花咲くなんの骨折りもなく
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主人あるじぬ庭べのなぞか赤深く際立きわだてる葉々寂しさ立ちて
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だいだいの絵の具搾りてそのままに見せびらかしの彩り秋は
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夜歩く知らない街は喧騒に膜がかかりて限りが見えず
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ここだけの秘密すこんと消えて行く秋の限定チョコ舌の上
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知らずとも踏みて気付けば歌うたふ口となりけり団栗どんぐりコロコ
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道すがらふと列並び待ち並び並び並びて食べるコロッケ
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木塀よりのぞく柿ありさながらに昭和の磯野いその邸よと興じ
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はれて豊か山吹色の伸び伸びと今年の幸のほがらかなりて
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休日が役割終えて穂薄ほすすきも熟れ白綿毛好ききに舞う
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たとふればとろめく絹の手触りか金木犀のかほりするりと
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今はまだ背景でゐる稲の穂のすこやかに待つ静かなる午後
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小太鼓のみて閉じる傘越しの空に龍神雨を吸い込む
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継ぐ人の無き家清く飾られて裾先すそさきくぎ掛かる如く呼ぶ
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巨大なるクマバチまん羽音はおとして窓うなるただただ恐ろしく
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名残なごりとは胸しぼられる重さなく道端の一葉ひとはさやれる音か
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オオカゼガマチガイナシニチカヅクとまじない文様浮かぶ天気図
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あなたには龍の雲ありしたたかに雨落とす影白々と立ち
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何となくそこが海だというだけで 肋骨が開く心持ちする
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高機能紫外線加熱調理器具 ターンテーブルの上にいます
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ひとと待ち合わせる朝の 浮き上がる今日の世界は 肩よりも上
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わだかまる胸のかたまりタップして「すべて12個のタブを閉じる」
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