干寝区礼男  フォロー 15 フォロワー 15 投稿数 156

言葉の驚異、それを短歌でなすのなら、短歌を超えた、超短歌といえる

月光は天の川なる漿なれば生まれたてのさかに吐き出す 

欲望や恨み彩る新聞も今はカブトや窓拭きとなる 

何千の巨大な鮫がグルグルと上空泳ぐ街にすむ神 

階段が群青色の宇宙ならじっとしている秋を仕留める 

みぎひだり雨に揺れつつ秋桜コスモスは閉じた瞳に香りを残す 

ありふれた自然なものと愛情を煙雨の様に浴びて育てよ 

権力の重力に囚われている魂を解き放つのが真の対策 

暗闇に生温かくもほどけゆく夜明けの前のトイレの命 

目に見えない膜がいくつも遮るを破いて進むような毎日 

お前なんて空気の様に何でもない少年少女は走り出す 

神様さぁ何であなたは人間に風邪を与えたかなり迷惑 

辛過ぎてスカした顔で斜め見る笑おうどうもできない事さ 

完璧なトマト料理と完璧な卵料理は傘にもなるよ 

赤い月爪で引き裂く母つまり太古の夕陽叫ぶ密林 

真夜中の昼にカナカナ白骨化した指先で首締めにくる 

猿人が初めて歩いた夏の日に蝉はやっぱりミンミン鳴いた 

からっぽで息ができない面白い靴を履くのがせめての抵抗  

霧雨が海になるまで溢れてる他の誰かの記憶の中で 

父親と母親という始まりに過ぎないけれど墓参りしよう 

なぜだろう君の体温伝わるとこの世の全てのキラキラ止まらない 

ィヤッホーイ明ければ夏の梅雨だから仕事と踊ろうメンタルメンタル 

カミソリの上で舞ってる多幸感それがすべての始まりである 

今君に優しく触れた雨だれは君に会うため生まれたのだよ 

雨の降る世界を窓から覗くときなぜこの世界に生まれたと思う 

月神の声が氷となり胸を満たしてるのにまぶた熱くて 

民主主義よい政治なら国民の誉れとなるが今のこれは恥 

歴史書にこの国民のこの時代記されるだろ衆愚政治と 

世界にはただの愚かな男だがみなの選んだ代表でもある 

先生はユニコーン狩りの時にだけ憐れをかけるハンマー持って 

からまった手足がおしえてくれましたこの思いこそ真夏なのだと